『傲慢な金持ちの天才』とか、『頭脳派の曲者』というイメージは上位2作品の影響だろうが、ピタリハマっている。『エンドゲーム』でのストレンジとのアイコンタクトは、鳥肌ものだった。逆に、『チャーリー』の時期のようなおぼっちゃま感が出ている作品は、無理があるように見える。単純に、髭が似合うということだろうか。それでも、『愛がほほえむ時』、『オンリーユー』、『ワンモアタイム』などのコメディ調ヒューマンドラマは見事に面白いので、幅広く活躍できるだろう。
『毛皮のエロス』は、これが何を題材にしているかを理解していない人が多いだろう。キューブリック作品を評価してこれを評価できないのは、目に節穴が空いている。