このレシピのみ、MOVIE RECIPEの概要を知ってもらうために無料で閲覧できます。他の約100レシピも大体こういう内容だとお考え下さい。
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説明文はWikipediaと自分の感想を軸にしています。リンク先の記事は感想文ですが、そうした一切の無料ページは『自分の為にまとめたもの』であり、人に見せるように磨き上げていませんので飾り程度とお考え下さい。
まずは冒険もの王道作品。知らない人もいるかもしれないので、大前提としてこの冒険映画をご紹介。
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『ハムナプトラ』はインディ・ジョーンズがしなかった冒険をし、差別化に成功したと言っていいだろう。冒険する場所は基本的にフロンティア(未開拓地)だからおのずとそうなる。
『ナショナルトレジャー』はニコラスケイジの最高傑作と言う人も多いはずだ。ただの冒険やコメディとは一味違い、 『謎解き』とういエンターテインメントを取り入れ、視聴者をくぎ付けにさせた。
そして、そのすべてのアドベンチャームービーを超越して天下を獲ったのが『パイレーツ・オブ・カリビアン』だ。インディ・ジョーンズ同様、あの気分を高揚させるBGMは、世界中の人々の胸を躍らせた。
アンジェリーナ・ジョリーの代表作と言える名作。ゲームを映画化したものだが、ララ・クロフトと言えば彼女しかいないというほどの印象を世界に焼き付けた。だが私はそのあとに続いているアリシア・ヴィキャンデルの『ファーストミッション』もゲームが見事に再現されていて好きだった。次作の『Tomb Raider: Obsidian』も引き続き彼女が主演ということで嬉しい限りだ。
映画の主演もそうですが、リスクが伴うアドベンチャーに憧れるのは男性が多い。その理由は原始時代からの慣習と、男女にある能力の差異、そしてそれぞれが負っていた責務が関係しているのでしょうか。男は狩りに出て、女は家で子を育てた。私の知り合いの女性も圧倒的に保守的な人が多い。それも人生に絶対必要な能力です。ただし、男女に関する時代は変わりつつありますけどね。
その意味で、『トゥームレイダー』のような作品は好きでしたね。女性に頑張ってほしいですから。ゲームになると、タンクトップの女性一人で装備を固めた屈強な兵士たちと戦う緊張感が増して、尚のこと楽しい。
『黄金郷』と呼ばれたエルドラド。かつて、それを本気で追い求めた人々がいた。
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1560年、キトからアンデスの山に向かっていたスペインの探検隊はゴンサロ・ピサロによる指揮のもと、伝説の都市エル・ドラドを発見しようとしていた。ピサロは、ペルーの高地で消息を絶っていて、益々その神秘性に野心家たちは夢を抱いた。この映画は、その逸話を基に製作された実話ベースの物語である。
実は、このエルドラドを夢見て生涯を冒険に費やした人物がいる。パーシー・ハリソン・フォーセット、イギリスの軍人である彼は、あの『インディ・ジョーンズ』のモデルになった男だ。彼のモデルは複数人いるというが、そのうちの一人は紛れもなく彼。この2つの映画は『幻の黄金郷・エルドラドに夢見た冒険家たち』というテーマで共通するのである。
そして、そのパーシー・ハリソン・フォーセットこそ、この映画の主人公である。この映画ではその説明が一切ないので評価が★3で留まっているが、もしこのレシピを通して彼の後ろに『インディ・ジョーンズ』を観た人なら、そんな評価をつけることはないだろう。旅の仲間に『アンチャーテッド』のトム・ホランドがいるのがまたすごい。意味は『地図にない場所』だ。この意味が分かるだろうか。
ゲームはやっているので、映画もすぐに見てここに追加しよう。
『アギーレ』はエンターテインメントとしては弱い。とても地味な絵が続きます。一方、『インディ・ジョーンズ』は言わずもがな。かつては映画エンターテインメントの最高峰にあった作品と言えます。しかし、今回のレシピを意識して前者を観ると、その地味な作品の階層の奥に、後者のような心躍る豊かな夢が広がって見える。途中流れる独特の笛の音色が、物語の哀愁を演出しています。
海に出る者は皆冒険家である。冒険家というのは命を顧みず夢を追い求める者、あるいは自らが掲げる大義の為に命を燃やす者たちだ。
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『マスター・アンド・コマンダー』はフィクションだが、作中でラッキー・ジャックこと名艦長ジャック・オーブリーが『ネルソン』とう名前を何度も口にする。ジャックはネルソンを尊敬し、あるいは認められるべく存在だという。当時、その名を知らない軍人はいない。彼は海の覇者に相応しい人物だ。
世界の三大記念艦は、イギリス海軍「ヴィクトリー」、アメリカ海軍「コンスティチューション」、大日本帝国海軍「三笠」が挙げられる。『日本海大海戦』は、日露戦争開戦から、乃木希典による旅順攻略、日本海海戦における東郷平八郎率いる連合艦隊がバルチック艦隊を撃破するまでを描く。その東郷平八郎が乗っていた船こそが、『三笠』である。そしてヴィクトリーの艦長が、先ほどマスター・アンド・コマンダーで挙げたネルソン提督その人である。
世界第3位の規模を誇った旧日本海軍の『連合艦隊』が、1940年の日独伊三国同盟調印により第二次世界大戦=太平洋戦争(大東亜戦争)開戦に至り、約5年後の戦艦大和撃沈によって、その終焉を迎えるに至るまでの軌跡を描く『連合艦隊』。戦艦大和は、史上最大にして唯一46センチ砲を搭載した超弩級戦艦である。海の覇者となるべく世界最大の戦艦は、一体どのような最期を迎えたのか。
重い内容が続いたのでここで一息。『パイレーツ・オブ・カリビアン』のブラックパール号も海を制覇した船だということを忘れてはならない。この船の最大の特徴はカリブ海で一番といわれる高速で、インターセプター号にも軽く追いつく。その他にも『ワンピース』にも登場する『黒ひげ(エドワード・ティーチ)』や、実在した数々の海賊の猛者たちにも注目だ。
違う意味でここに載せたい『海の覇者』と『冒険者たち』がこれ。想像すればわかるように、船旅前の心境は皆、冒険者である。船が沈没したり飛行機が墜落する可能性はゼロではないし、旅先で何が起こるか分からない。この映画は『アバター』が登場するまで圧倒的世界一位の売り上げを誇った。その意味で『覇者』の称号にふさわしい。
船に乗って大海原に出た人なら分かると思いますが、人間は大自然の中ではあまりにも無力。私も小笠原諸島に行った時、夜になってもまだ辿り着かず、デッキに出て海を見た時、ある種の恐怖感を覚えました。(こんなスピードなのにまだ海・・)しかしそれでも人は海に出る。それはもしかしたらこの人生自体が、何もない圧倒的な大海原に似ているからなのかもしれません。我々はその海で、たった一度しかできない、大航海をするのです。
『私たち一人一人が航海しているこの人生の広漠とした大洋の中で、理性は羅針盤、情熱は疾風。』-アレキサンダー・ポープ
『はじめてのおつかい』を考えれば分かるように、子供にとっては一人で買い物するだけで大冒険だ。少年も少女も、10代のうちにぜひ観ておきたい冒険映画がある。
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平均12歳の少年たちが、少し遠い場所へ行くためにただ線路を歩き続ける。ただそれだけなのに、なぜか共感せざるを得られない。私もその年齢の時は無意味に森の中を探検したし、本当の危険は怖いけど、ちょっと危ない冒険は大好きだった。10代の時に、ぜひあの名曲とこの映画の哀愁を体に染み込ませておきたい。必ず『何か』を得るだろう。
もはや時代が離れすぎてしまっていて、このレシピでこの映画を観る10代がいるなら、それは『おじいちゃん世代』の話を観ることになる。だが、それはそれでいい。どんな人間にも子供時代はある。『スタンドバイミー』と併せて観ておきたい名作だ。音楽はゲームBGMにもなり、ゲームBGMだと思っている人も多いほどである。
これは実際には、大人が観ても教訓を得られる映画だ。大人になって自然と忘れてしまう『大切なもの』を思い出させてくれる。またそれは同時に、子供が観れば『何を大切にして生きていけばいいか』を悟る教訓にもつながる。13歳の少年に、何かが起こる。それは映画でしかありえない、とても不思議な経験だった。
まず今回レシピに入れたのは『王道純粋映画』。やはり10代という心の基礎を作る時代には、そういうものを積み重ねたい。ジブリ作品を観てほしいのと同じです。もちろんディズニーでもいいですね。『アンパンマン』でも『ドラえもん』でもいい。共通点は、『規範意識』を染みつかせることができるということ。つまり、『困った人を見た時、手を差し伸べるべきか、見て見ぬふりをするべきか』という一人で下す判断力を磨くことです。この3つの映画は特にそのメッセージ性が強いわけではありませんが、なんだかよくわからない『何か大事なもの』を得られる。それを大事にしてもらいたいんです。
少女にだって冒険心はある。冒険がすべて男性のものだと思ったら大間違いだ!しかも少女の冒険は名作ばかり。
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不思議の国での冒険から13年後の19歳となったアリス。つまり最初の冒険は6歳の頃だった。不思議なことに、6歳だろうが19歳だろうが、この不思議な世界にひとたび迷い込んでしまったらなすがまま。ここはいったい何なんだろう。自分はいったいこの世界で何をすべきなのだろう。アリスになったつもりでいろいろなことを想像しながら映画を楽しみたい。
秘密の王国に迷い込んだ少女という意味では、アリスと全く同じ状況。主人公クララは聡明で手先が器用で、豊かな想像力と行動力を持つ。アリスとは少し違った積極性でこの不思議な体験を進んでいく。『名作で安全』という意味でも、観ておきたい映画だ。
感想ページは作っていないが、これも少女の冒険映画だ。やはりファンタジーとなる。カトリックからの『無神論を推奨する映画だ』と苦情を入れられて続編がなくなってしまったが、実にその結果が残念という感想を持つ。ファンタジー好きでもない、少女でもない私がそう思うのだから、それだけのポテンシャルを持つのだ。
少女にも冒険心はあると言ったが、やはりヤンチャなのは男。実際に少女が旅をしたらあまりにも危険だから、女性はもっぱら『想像の旅』がメインとなる。少女の想像力、妄想力というのはそれがそのまま作品になるほど豊です。『ピーターラビット』で有名な『ミス・ポター』のような映画を観てもわかるように、それがそのまま仕事となり、世界中の人々を楽しませる結果につながることもあるということを忘れてはいけませんよね。
ファンタジー冒険ものは少女だけではない!やはり少年冒険ものもある。こうして並べてみるとある共通点があることがわかる。
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感想ページは作っていないが、それは子供向けだからということもある。だが子供向けということは往々にして、『子供が主人公』ということであり、子供が十分満足できる内容が詰まっているということでもある。『トイレの花子さん』ですら子供時代は面白かった。子供が主役だからだ。
ルイスと同じで『孤児』という共通点がある。だがだからこそ内向的になり、その内向性が不思議な世界観を作り上げる。岡本太郎は言った。『持って生まれた性格は、たとえ不便でも、かけがえのないその人のアイデンティティなんだから、内向性なら自分は内向性なんだと、平気でいればいい。』一人で家で映画やアニメを観て留守番をする子供は多いが、そういう体験もすべて意味のあるものにできるということを、何となく理解したい。
クリスマスイブの夜、サンタクロースを信じられなくなった少年のもとに大きな蒸気機関車が突如現れる。自我を持ち始めて自分の人生の環境を考え始めるのは自然なことだが、興味深いことにその現象があるのは『人間だけ』である。つまりサンタもクリスマスも、人間が作り出した概念だ。そう考えると、中々意味深な物語に見えてくる。
1984年の西ドイツの映画というマイナー映画なのに、音楽だけはメジャー級の知名度がある不思議な映画だ。知名度だけではない。なぜか心に響いて、しかも一生掴んで離さない。この歌を歌っている人に邪悪な人はいない。純粋な物語を旅したい。この主人公もシングルファーザーでいじめられっ子。そんな孤独な思いで悩む少年に、少しばかりの勇気を与えてくれる映画だ。
アニメ映画についてはこの後載せるが、やはりテレビや映画というものは子供たちが楽しむためにある。だからBPOが番組内容を健全にしようとしてうるさく言うわけです。このあたりの作品は王道。保守的な人も、ただ優しい子に育ってほしいという人も、どんな人にも万人に受け入れられる作品となっています。
アニメを馬鹿にする人は、アニメが世界に急にぽんっと誕生したと思い込む想像力のない人だ。日本は世界に誇るアニメ大国。映画興行収入TOP10はアニメ作品がずらり。世界の子供はアニメで育つ。
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ワンピース作者、尾田栄一郎はこう言っている。『僕は世の中にある物語で、「風の谷のナウシカ」と「天空の城ラピュタ」は2時間モノの作品では誰にも超えられないと思ってるんです。それぐらいパーフェクトなお話なんですよ。あれを作っちゃったら、もう自分でも超える意味がなくなると思う。』
ジブリ作品はどれかが必ず自分に深く刺さる。だがこないだ『アニメージュとジブリ展』に行った時お土産コーナーで女性客が言っていたのが、『わ、ぽにょか・・ちょっと外れだよな』という言葉。やはりこの作品以降は少し毛色が違うかもしれない。長らく日本一で世界に轟いた、ジブリの最盛期を観たい。
尾田栄一郎が憧れた鳥山明の『ドラゴンボール』も、最初は冒険ものだった。だが、バトルのニーズがあまりにも多くて仕方なく方向転換し、『Dr.スランプ』のようなのほほんとした雰囲気は消え去った。その意味で、ワンピースはその冒険ものを25年以上続けて第一線を走り続ける異例の作品。長く楽しめるという意味でも最高の娯楽だ。
ベルギーの漫画家が描いた主人公の少年記者のタンタンと相棒で白い犬のスノーウィが世界中を旅行し、事件に巻き込まれる物語。『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』は大監督スティーヴン・スピルバーグと『ロードオブザリング』のピーター・ジャクソンが共同で監督した作品となっていて見ごたえがある。
前述したように、アニメ・漫画を『子供向けのもの』と見下す人が多く、かくいう私も10代の後半はそう考えていました。だがよく考えればそれを作り出しているのは人間であり、しかも命を懸けてその作品作りを行っていることに気が付く。宮崎駿は『風立ちぬ』の2秒のシーンに、実に1年半以上も時間をかけたというが、そんな作品を見下してしまう人の方が浅薄なのです。わかりやすく楽しませ、かつ暗に人生を教えてくれる。それがアニメですよね。
『自分探し』にも似た旅をする人は多い。例えばスティーブ・ジョブズもインドへ旅に出ている。往々にして『新たな観点』を手に入れる為に役に立つのが『旅』だ。意識・無意識関係なく、人は『腑に落ちる人生の答え』を探して旅に出る。
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何かを求めるように、一人旅でタイにやってきたリチャードだが、新しい事をしようとしても、結局、同じ事の繰り返しで行き詰まる。そんな彼がタイの秘密の孤島で『謎の集会』が行われていることを知る。『タイタニック』で一世を風靡したディカプリオが、次に何に出るか、100本以上のオファーを蹴ってまで、出演を決めた異色作。
CMも挿入歌も妙に壮大で期待してしまうのだが、実際には特に何かをするわけではない。だがそれは映画慣れした人間の感想で、彼のような空想癖がある人間が実際に世界を旅するということは、大冒険に等しい。彼の勇気ある行動から何かを学ぶ人も多い。
2人の実在の学者の手記を基にしたドラマ映画で、20世紀初頭のアマゾンを訪れた学者と原住民の奇妙なロードトリップを描いている。上記『エルドラド探し』に近い冒険だが、今回の場合はエルドラドというより、『謎の植物』を探し求めている。静かだが、極めて狂気に溢れている。この旅は想像を超えてくるだろう。
空海は、その時日本に蔓延していた仏教を信じ、その教えに則って多くの人を助けたいと考えるが、まずその前に自分が知っている教えが本当に正しいのかどうか、疑わしかった。そこで、まず唐に渡って本物の仏教を学ぶことを決意する。同じころ、最澄も遣唐使として唐に渡って学んだが、仏教の神髄を習得したのは、空海の方だった。
チェ・ゲバラの若き日の南米旅行記『チェ・ゲバラ モーターサイクル南米旅行日記』をもとに、名優ロバート・レッドフォードによって映画化。インカ、アステカ、マチュピチュ、伝統的な歴史を自分の目で見て冒険しながら、同時にアメリカ大陸が抱えている闇に触れていく。その思想の揺れ動きはまるで『ブッダ』のそれに似ていた。チェ・ゲバラとは一体どういう人物だったのか。
アイガー初登頂で知られるオーストリアの登山家ハインリヒ・ハラーの自伝の映画化。彼がチベットで過ごした7年間、彼と若きダライ・ラマ14世との交流を描く。彼は意図して『チベットへの旅』を目指したわけじゃないが、人生に問題を抱えていた一人の男だった。そんな彼は少年ダライ・ラマとの出会いで何を得るのか。
しかしその『無謀』と言われる挑戦をしてはじめて、人生を生きている実感を得られる人は大勢いる。だが、その虜になってそのまま帰らぬ人になったケースもたくさんある。はたして、彼らは無事に生きてこられたのか。そして、その旅で何を得たのか。
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1977年、ロビン・デヴィッドソンという24歳の女性が一匹の犬と4頭のラクダを連れて、アリススプリングスからインド洋に向かってオーストラリアの砂漠地帯を踏破。その距離は2500㎞以上の気の遠くなるものだった。他に例のない偉業を成し遂げた彼女を衝き動かしたものはなんだったのか。
普通の人は『富士山』の前で絶句する。だが、その先を行くとそこに立ちふさがるのはあの世界最大の山『エベレスト』だ。しかし、この世界にはまだまだ上がある。インドのヒマラヤ山脈のメルー峰。その中で、『シャークス・フィン(サメのヒレ)』での登頂をすることは、エベレストを制覇したような猛者中の猛者でも最大級の困難を極める。
言わずと知れた、世界初の有人宇宙飛行に成功したガガーリン。この後、アメリカのアームストロングが世界初『月に到達した人物』として歴史に名を残したが、宇宙空間に出て、生きて帰ってこられるかが分からない、再び地球人として暮らせる保証もない、そんな条件での挑戦をした彼は、まぎれもなく人類史上歴史に残る挑戦者である。
パプアニューギニアの巨大な地下洞窟において、海へとつながる水路を見つけたい探検隊。そこに折り悪く台風が襲来し、洞窟は水没。探検家の親子を中心に脱出を試みるも、舞台は地下洞窟であり、増水した水が迫り来る…。ジェームズ・キャメロンの仕事仲間であるアンドリュー・ワイトの実体験に基づいたストーリーとなっているからすごい。これを見ると海中が怖くなってしまうだろう。
私も日本の世界遺産を一年ですべて見て回ったり、富士登山をしたり、フルマラソンに応募したり(落選続き・・)と、高い目標を見つけて挑戦するタイプです。しかし、ある程度こなすと気づいてきます。(これは、一生続くぞ・・)と。一つ終われば、次の目標が見えてくる。『アドベンチャーレース』のような超過酷なレースや『サハラ砂漠のフルマラソン』のようなものもあります。ふと気づいたんです。虜になってしまった人は、引き際も重要だと。しかし、人生一度は何かに挑むべきですよね。
後に人間史に力強く名を遺す偉人たちも、人生を賭けた冒険をしていた。
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『じゅうたん(カーペット)』と聞いて彼女のどんな逸話を思い出すか。それを考えただけで、彼女の人生は冒険そのものだった。その対極が、『家の中でじっとして人生の余暇時間を過ごす』生活だ。もちろん彼女は前者であり波乱に満ちた人生を送った。彼女の人生は一体どんなものだったのか。映画史上TOP3に入るほどのお金がかかった(374億円)壮大なスペクタルムービーは必見である。
紀元前4世紀のマケドニア王アレクサンドロス3世(アレクサンダー大王)の生涯を描く伝記映画。彼は当時世界最強と言われたペルシア帝国を滅亡させると、東西融合政策の方針のもと、その軍隊を東へと進め、まさに移動する帝国となる。この壮大な旅は当時異例のものだった。
そのアレキサンダー大王の2倍の領土を持ち、征服ではなく解放を目的として南米大陸を動き回った、ラテンアメリカの英雄シモン・ボリバルという男の伝記映画がこれだ。彼こそは『大コロンビア、ボリビア、ベネズエラ第二共和国、ベネズエラ第三共和国』の初代大統領であり、ペルーの8代大統領である。
いきなり視点を変えますが、実は人間が皆『足るを知る者は富む』という真理を悟っていれば、上記2つの野心的な冒険も、シモン・ボリバルの解放の旅も存在しません。人間ははじめ少数で生きていて、その後部族となり、部族が拡大化し、国家になり、更にそれを拡大化させようと帝国づくりが始まる。果たして、人間の『探求心・好奇心』というものは善なのか。それとも『悪』なのか。その答えを知るのは、『最後の木が枯れてから』になるのかもしれません。
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