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タイトルに名前が含まれている映画をピックアップ。
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あ行
か行
さ行
た行
な行
は行
ま行
や行
ら行
わ行
英数字
あ行
読み書きできない男が、夫を亡くした一人の女性と出会い、互いに『足りないもの』を埋め合っていく過程が描かれる。そして人間というものは本来、このような形で夫婦となるのではないかという発想が、頭をよぎることになる。
1966年版はロンドンが舞台だが、こちらはニューヨークが舞台。両方とも観てもいいかもしれない。世界の独身プレイボーイを見られるからだ。「完璧な人生」を捜し求めていたアルフィーはジュリーという恋人がいるにもかかわらず、次から次に様々な女性と一夜限りの関係を楽しんでいた。
映画のポスターにもまさに『幸せになる』とあるように、独身女性が共感できるポイントがいくつもあるフランスの名作映画。フランスも世界規格の映画が作れるということを世に知らしめた歴史的な作品。最初は違う人用に脚本が書かれたが、オドレイ・トトゥの美貌があっての成功だと言える。
1622~1643年頃。『スペイン歩兵連隊最強の剣士』。日本で宮本武蔵が活躍する頃、アラトリステというスペイン歩兵連隊の最強の剣士がいた。フィクションではあるが、当時世界を席巻したスペイン帝国の盛衰を想像できる。
1914年、第一次世界大戦がはじまると、オスマン帝国はドイツ率いる『三国同盟』と同盟を組む。するとイギリスは、オスマン帝国を解体させようと画策するようになる。この主人公であるイギリス情報将校T・E・ロレンスというのは、第一次世界大戦中にアラブ人がオスマン帝国へ反乱を起こしたときに派遣された人物。
1937年公開の『スタア誕生』(A Star Is Born)の1954年版、1976年版につぐ3度目のリメイクで、クーパーの他にレディー・ガガ、サム・エリオット、アンドリュー・ダイス・クレイ、デイヴ・シャペルらが出演する。
1860年頃。『アンナとシャム王』の元になったアナ・リオノウンズの手記『英国婦人家庭教師とシャム宮廷』を原作に映画化された作品。タイは以前、『シャム』と言った。だが、理不尽なしきたりはあった。ここに家庭教師に来たアンナは壮絶な経験をすることになる。
20世紀を代表するフランスのファッションデザイナー、イヴ・サン=ローランの生涯を、同性の恋人で後援者でもあるピエール・ベルジェとの関係を通して描いている。
1937年。2020年現在の英国女王エリザベス2世の叔父にあたる存在、イギリス国王エドワード8世とアメリカ人既婚女性ウォリス・シンプソンとのロマンス、いわゆる「王冠をかけた恋」を題材にしている。歌手のマドンナが監督をしたということもあり、角度が芸術的である。
大戦中は陸軍の女子少年兵であり、単独で一個分隊に匹敵する戦闘力を持っていた主人公。「ライデンシャフトリヒの戦闘人形」の渾名で恐れられていたが大戦時の戦傷で両腕を失う。大戦後、後見人の一人となったクラウディアが経営するC.H郵便社にて、自動手記人形として代筆業をしている。
ウォルト・ディズニーのドキュメンタリー映画。ビジネスの面から考えても、人生哲学の面から考えても、アメリカの歴史を考える際においても、非常に教訓高い資料である。
ジャック・ライアンの映画作品5作目。9.11のテロの直後に大量の米国債を売って、市場の暴落とアメリカ経済の崩壊を計画しているモスクワの企業があることをかぎつける。そこでCIAとしてそこに乗り込み、身分を偽り、そのテロ行為を阻止しようという極秘ミッションがスタートする。
パブロ・エスコバル。それは、コロンビアの国会議員であり、慈善事業にも熱心な実業家、世界7位の大富豪。そして彼の本当の顔はは世界一の麻薬王。これは、『南米のゴッド・ファーザー』と言われ、コロンビア最大の麻薬組織を創設した麻薬王の姪と恋に落ちてしまった男の、危険すぎるひと時を切り取った映画である。
1880年代のアメリカで、電力の供給方法を巡って直流送電派のトーマス・エジソンと交流送電派のジョージ・ウェスティングハウスが繰り広げていた電流戦争の様子を描いている。エジソンは蓄音器、白熱電球等の多くの商品を生み出し、リュミエール兄弟と並んで「映画の父」とも言われている。
1560年頃。女王としても世界一有名だが、女性としても世界一有名ではないだろうか。それがエリザベス女王その人である。だが、彼女が英国の女王となるまで、そしてなってからもそれは、平たんな道ではなかった。
か行
『ティファニーで朝食を』で有名の作家のトルーマン・カポーティを描いたもので、彼が代表作『冷血』を取材し書き上げるまでを中心に描いた伝記映画でもある。幼馴染で『アラバマ物語』の女性作家ハーパー・リーも登場する。
イギリス領インド帝国を舞台に非暴力・非協力運動を展開したインド独立運動の指導者マハトマ・ガンディーの生涯を描いた伝記映画。インドの初代首相ジャワハルラール・ネルーの姿も描かれる。
スティーヴン・キングが1974年に発表した最初の長編小説。念動能力(テレキネシス)を持つ少女が、母親からの虐待と、クラスメイトのいじめによって精神不安定に陥り、その能力によって殺戮を起こし、町を破壊する物語。
放射線の研究で、1903年のノーベル物理学賞、1911年のノーベル化学賞を受賞し、パリ大学初の女性教授職に就任したマリ・キュリーの伝記映画。作品で見て分かるように、彼女の研究は極めて地道な作業で、先が見えないトンネルを何十年間も歩き続けなければならないような、無謀に等しいものだった。
452年。『アーサー王とサクソン人の戦い』。『アーサー王伝説』はあくまでも伝説の域に過ぎないが、この映画を観ると別に彼らのような人が存在していたと考えてもそうおかしくはないと感じる。400年代の『イギリスができる前』の西洋の様子が想像できるのも貴重。
1642年、ピューリタン革命を起こしたクロムウェルだが、この男がこの話の端緒となるかもしれない。アイルランドはクロムウェルの征服により、以後イングランドの植民地的性格が強い土地となる。
高倉健の死後に作られたドキュメンタリー映画。『ブラックレイン』で共演したマイケルダグラスは、『カークダグラスのように自分を存在させ、フランクシナトラのように人生で2つの顔を持っていて、イーストウッドやマックイーンの佇まいと似ていて、ジャックニコルソンのように決して影の努力を言わない。』と彼を絶賛している。
同時代。『ロミオとジュリエット』の初演を背景とし、若かりし日のウィリアム・シェイクスピアと彼を信奉する上流階級の娘ヴァイオラとの恋愛を描く悲喜劇の恋愛映画。作中にはシェイクスピアを始め、エリザベス1世やクリストファー・マーロウなど、エリザベス朝を彩る歴史上の人物が多数登場する。
1950年代から1980年代にかけて世界的に人気を博したアメリカ人ピアニストのリベラーチェの最後の10年間を描いた伝記映画。彼もまたドラッグに溺れていた。
さ行
全能の神ゼウスと人間との間に生まれた英雄ヘラクレス。強靭な肉体と無類の怪力を誇るヘラクレスは、各地に潜んでいた恐るべき魔物を倒したとされ、それらの伝説は「12の難業」と呼ばれ広く知られていた。しかし、それらの伝説は甥のイオラオスによって広められたもので、実際のヘラクレスは強い肉体と怪力こそは持っているものの、神の子などではない普通の人間であった。
体調を崩し、休職していたサンドラ。回復し、復職する予定であったが、ある金曜日、サンドラは上司から突然解雇を告げられる。 解雇を免れる方法は、同僚16人のうち過半数が自らのボーナスを放棄することに賛成すること。よって物語全体で、彼女が『色々な人に会って状況を理解してもらう』というかなりニッチな展開が行われる。
孤児として施設で育ち、教師となった女性が描かれるが、彼女は自由を求めていた。シャーロット・ブロンテ原作のこの物語で描かれる彼女は、男女平等意識という反骨精神があり、女性から告白することも厭わない。これらは当時の社会常識から大きく逸脱した行為で、財産や身分にとらわれず、自由恋愛して結婚するという点は、ヴィクトリア朝の文学において画期的だったという。
コナン・ドイルが創造した同名のキャラクターを基にしている。シャーロックホームズが闘いを事前に頭の中でシミュレーションし実行する、『ホームズ・ビジョン』を駆使する天才ぶりを発揮する等して、異次元の頭脳を見せつける。
ケネディ大統領の妻であるジャクリーン・”ジャッキー”・ケネディ・オナシスが、ファーストレディを務めていた頃と1963年のテキサス州ダラスで夫のジョン・F・ケネディが暗殺された以降のジャクリーンが描かれる。
1400年頃。フランスの英雄として扱われてきたジャンヌ・ダルクを一人の少女という視点から描いた映画。フランス・ヴァロワ朝の第5代国王で『勝利王』と呼ばれたシャルル7世とのやり取りが描かれる。
裏社会にその名を轟かせた凄腕の殺し屋ジョン・ウィック。日本のマーシャル・アーツ、殺陣、アニメ、香港映画のカンフー、マカロニ・ウェスタンらから影響を受けたアクションは、ガンとカンフーを組み合わせた“ガン・フー”という新たな銃術を表現している。映画キャラ最強の名前に、彼を挙げる人も多い。
アルパチーノが演じたこのジャック・ケヴォーキアン(Jack Kevorkian, 1928年5月26日 – 2011年6月3日)という医師は末期病患者の積極的安楽死の肯定者で、自作の自殺装置を使った自殺幇助活動にちなんで「死の医師(ドクター・デス、Dr. Death)」と呼ばれた。アルメニア移民の子として生まれた。
スウィーニー・トッド(Sweeney Todd)は、19世紀中頃の様々なイギリスの怪奇小説に登場する架空の連続殺人者であり、ロンドンのフリート街に理髪店を構える悪役の理髪師である。
iPhoneを作ったスティーブ・ジョブズの伝記映画。アシュトン・カッチャーの作品は彼の生涯全般について描いていて、マイケルファスベンダーのものは『知られざる彼の一面』を描いている。
紀元前73年頃。『スパルタなんと最大で12万人もの部隊を引き連れるまでに成長した、元奴隷のスパルタクス。もちろんその中には女、子供、老人もいるだろうが、奴隷が当たり前の時代にそこから成り上がってここまで成長する人間は歴史上彼だけである。名作として完成されていると言われるが、私は現代版でリメイクしてほしい。
紀元前530年頃の人物で、中央アジアのカスピ海東岸に勢力を有していたマッサゲタイ族の女王、トミュリス。歴史的に極めて重要な人物で、あのペルシャ帝国のキュロス大王を討ち取ったのだからすごい。カザフスタンの映画だが、映画小国ならではの『謎の誇大演出』などもほとんどなく、映画としてのクオリティが高い。
た行
元アマチュアレスリング選手マハヴィル・シン・フォーガットと彼の娘であるフォーガット姉妹の半生を描いている。彼女たちのレスリングの様子を見れば、どれだけ真剣かがよく分かる。真剣というのは、斬れる。竹刀ではない。その真剣勝負を人生をかけて行う人間は皆、戦士である。
高校生のチャーリー・バートレットが、男子トイレで不良たち相手にカウンセリングをして金儲けをする。そのうちドラッグの売買にも手を染め始めるが、本人にその気がなくても、学校のような集合体では様々な角度から、様々なリスクが降りかかってくるものだ。
ある青年が、自分は1,502人の女を虜にした伝説の人物ドン・ファンであり、最愛の女に振られたために飛び降りようとしたと語る。バカげた話であり人格障害と判断されてしまうが、なぜか妙に説得力がある。
な行
アメリのオドレイ・トトゥが演じるから、それと同系統の繊細さをこの映画から感じ取れる。この場合、大切な存在を亡くして閉鎖的になってしまったのだ。例えば一つの観点として、彼女の前に二人の異なった性質の男性が現れるのだが、彼女にふさわしい男性は、どちらなのだろうか。
は行
「セイモ(SAMO)」と名乗り、天才画家として活動していた27歳で亡くなったアーティスト、ジャン=ミシェル・バスキアの伝記映画。親交があったアンディ・ウォーホルなども登場する映画で、アートについて考えさせられる内容となっている。
大手航空会社でパイロットとして働いていたが、隙を見つけて密輸を始める。そのうちCIAを巻き込む大事件へと発展してく。『潜入者』にも登場するこの時代の麻薬界の重要人物だ。
18世紀のヨーロッパを舞台にしたキューブリックの本格歴史映画。七年戦争(1754年または1756年 – 1763年)についても描かれるアイルランドを舞台にした物語であり、黒澤明はこの映画の優れた時代考察について感動し、キューブリックにファンレターを出している。
1945年。当時、誰もがその名を聞いたら凍り付いた一人の男がいた。ナチスの総統、ヒトラーである。彼は一体何をしたかったのか。そして、どう死んだのか。
『エリザベス』の続編と言ってもいい。ちょうどあの映画が終わった後に何があったかを切り取った映画で、歴史映画に造詣が深い人にはたまらない作品だ。事実、批評家の評価も高いという。あのエリザベス女王がなぜメアリよりも有名になったのか。そこには、やはりこうしたいくつかのからくりが存在したのだ。そして、メアリ・スチュワートの息子ジェームズ1世はエリザベス女王の跡を継ぎ、その後のチャールズ1世の時に、クロムウェルが登場するのである。
1977年に放送されたイギリスの司会者デービッド・フロストによるリチャード・ニクソン元アメリカ合衆国大統領のインタビュー番組を描いた作品。大統領辞任後のニクソンと、有名番組の司会者であるフロストの緊張感ある対談。この人物は、FBI創始者のフーヴァーもお手上げした人物。すると、『ディープスロート<フーヴァー<ニクソン<フロスト』と言っても差し支えない話になってくる。
卒倒を切っ掛けに高校時代に帰り、己が人生を見つめ直してゆくさまを描くドラマ。彼女は離婚を覚悟していた。この経験で『忘れていた視点』を取り戻せるかどうかが問われる。
衝撃的な現場を目撃した主人公の女性。強いストレスによって現実乖離を起こし、自分をドラマ『愛のすべて』に登場する看護師だと考えるようになる。そしてその妄想がドラマを複雑にしていく。
孤児院で暮らす少年が、ある日楽器に触れて奇跡的な旋律を奏でるようになる。すると、その音楽の美しい音色がまるで見えない道を開拓していくように、生き別れになった親へとつながっていくことになる。
ま行
レオナルド・ダ・ヴィンチの名作『最後の晩餐』で、イエスの右隣にいる人物が女性っぽく見え、これがマグダラのマリアでないかと噂された。この人物は、591年にグレゴリウス1世が『娼婦』だったと主張し、以来長い間誤解され続けてきた。だが、2016年に最新の結論が出たのだ。
1950年~。彼女はマケドニアのクリスチャンだ。そして、彼女が身を捧げたのはヒンズー教徒とイスラム教徒が9割を占めるインドだ。当然、排斥され、差別された。では、なぜ彼女はガンジー、ネルー(インド初代首相)の次にインドで国葬されたのだろうか。すべてのクリスチャンが目を通すべき真実である。
米国のソプラノ歌手フローレンス・フォスター・ジェンキンス。彼女は自分を名高いソプラノ歌手フリーダ・ヘンペルやルイーザ・テトラツィーニに比肩しうると考え、自分の演奏中にしばしば聴衆が笑い出すのを、ライバルが職業的な競争心からやらせているのだと思い込んだ。『音痴』である彼女は滑稽にしか見えない。だが、本当にそうだろうか。
1858年頃。インド大反乱の女性指導者ラクシュミー・バーイーを描いている。この場合は上記作品と違って『謎の誇大演出』があるので、見づらい。歴史的にはかなり重要で、専門書にも名前が書いてあることが多い人物だけにもったいない。
ロサンゼルスで生まれ育ったマリリンモンローは、幼少期のほとんどを里親家庭や孤児院で過ごしたという。ネグレクトや性的虐待を受け、36歳という若さで謎の死を遂げた映画界の伝説は、わずか10年足らずの活動で、実に2000億円程度の興行収入を作り出した。
天井が低くて立つことのできない7階と8階の間=7と1/2階にある “LesterCorp” という会社で働くことになる展開がある。そしてある時、そのオフィスの壁に穴を発見する。その壁は、世にも奇妙な体験へ繋がる奇想天外な扉だった。
マリーアントワネットの映画はいくつもあるが、どれを観ても内容はほぼ同じである。この映画では、彼女を『朗読係』という側近からの目線で見てどう映るかという視点が描かれるが、そうしていくつもの視点から見ることが、真実に近づくために必要な要素である。
アインシュタイン、マリリン・モンロー、ジョー・ディマジオ、赤狩りのマッカーシー等とおぼしき人物たちがホテルの一室に集って繰り広げるドラマ。バカバカしいコメディに見えて、大体が実話ベースになっているため侮れない映画となっている。
1840年代。ドイツの思想家カール・マルクスとフリードリヒ・エンゲルスの若年期を描いている。ヨーロッパでは産業革命により資本家の元、労働者たちは過酷な生活を強いられていた。その現実を受け、彼らは『共産主義』という思想を提唱。これがのちの『冷戦』等に繋がる。結果、彼は現実世界に最も影響を与えた哲学者となった。
エキストラの生徒役で映画出演の経験をしている人物に、デンゼルワシントンの息子であるジョン・デヴィッド・ワシントンが出演している。Twitterでデンゼルファンの人が『息子役で出ている』とコメントしてきたので今調べたが、そうじゃなくて『エキストラの生徒』だった。
『フランケンシュタイン』を18歳で生み出した19世紀初頭の女性作家メアリー・シェリーの波乱の人生を描いているが、バイロンやウィリアム・ゴドウィン等、重要な人物が数人出てくる。
や行
ら行
1809年頃。エイブラハム・リンカーンが誕生。その後1861年に、リンカーンはアメリカ合衆国大統領に就任する。そして彼は『奴隷解放宣言』をし、人種差別と徹底的に戦う。だが、その戦いはあまりにも代償が大きかった。しかし、大きな代償を払いながらも、彼は最後まで戦い続けたのだ。人類の平和のために。
マウント・カーメル病院に入院していた嗜眠性脳炎の20名に、1960年代に開発されたパーキンソン病向けの新薬L-ドーパを投与した過程を描いた実話物語。記憶も意識もない植物状態のように見える患者の皆が、奇跡的にわずかな時間だけ意識を取り戻す。
ボードレール家の三人姉弟ヴァイオレット、クラウス、サニー。ある日3人で砂浜で遊んでいるところに、自宅が全焼し、両親が亡くなったとの知らせを受ける。財産を引き継ぐ為、銀行より法的な身元引受人のオラフ伯爵と引き合わされるが、オラフは遺産目当てに彼ら3人を暗殺しようと企てる。
精神病院に40年以上入院していたローズは赤ん坊を殺した容疑で告発されたが、彼女はそれをずっと否定し続けていた。精神病院が取り壊されることになったため、ローズの再鑑定を依頼されたグリーン医師は彼女を転院させるべきか否か決断できないでいた。
弁護士のローマンは人権派の弁護士として法の下に弱者を救う信念を持ち、仕事の合間を縫って司法取引改革のための集団訴訟の準備を続けていた。サヴァン症候群である彼には抜群の記憶力と弁護士として優れた才覚があったものの、真面目で融通が利かない性格のため法廷に立たず、裏方である法律アドバイザーとして働いていた。
難病副腎白質ジストロフィーに悩むひとり息子ロレンツォを助けるため、解決策を必死に探すオドーネ夫妻の実話に基づく物語。ひとり息子であるロレンツォの難病を治すことの出来る医師がいないと知り、オドーネ夫妻は医学的知識がないにもかかわらず、自力で治療法を探すことを決意する。
わ行
ダニエルブレイクというおじさんが、『おせっかいおじさん』のような立ち回りで、身の回りのあれこれに口を出していく。周りの反応的にも、演出的にも、彼がそういうおじさんのように見えていく。だが、我々は最後、彼に対して違う感想を抱いている。
英数字
彼はマルコムXと非常に仲が良い人間だったから、彼の名を取って『カシアスX』として活動。このアメリカの重要な歴史を考えても、モハメド・アリという人物をピックアップすることは非常に価値のあることである。『ベトコンはオレを差別しないしオレがベトコンを殺しに行く理由は何もない』。そう言って彼は、ベトナム戦争渦中にあって、兵役を拒絶した。
ベッソンの女暗殺者シリーズ。カトレアが一番強いように見えるのは、ニキータは嫌々やっていて、アナもそこまで暗殺術に特化していないからだ。しかし、この映画はまるで一枚の絵を観ているようだった。
ごく普通の女性ルーシーは、訪れた台北のホテルでマフィアの闇取引に巻き込まれ、下腹部にCPH4という新種の麻薬が入った袋を埋め込まれてしまう。この麻薬は、通常10%までしか活用できない人間の脳の潜在能力を極限まで高めることができる恐ろしいものだった。
FBI長官のエドガー・フーヴァーの生涯に基づき、彼のキャリアに焦点を合わせ、さらにクローゼット・ホモセクシュアルであったと言われる彼の私生活にも触れられている。ニクソンとフーバー長官は親密な関係を築いた。
ミャンマーにおける非暴力民主化運動の指導者アウンサンスーチーの半生を描いたドラマ映画。これ自身が否定されたというよりは、彼女自身がミャンマー国軍のクーデターによって発足した現政府に犯罪者として扱われている。
名前だけで膨大な量がありますね。名前をタイトルにつけることで得られる印象は、『その人を掘り下げる』ということ。その人はどういう人だったのかということを考えるということですね。『エリン・ブロコビッチというすごいことをやった女性がいたんだ』とか、『リンカーンという男はね』とか、そういう風に人の記憶にも記録にもその名を焼き付かせるべきだという流れがあるように見えます。ですから、私などとは相性がいいですね。
私は映画をただの娯楽として見ていた時期もありますが、今ではもちろん娯楽要素もありつつ、人間の勉強として観ているところがありますから。だって、せっかく自分の有限の時間を割いて向き合うのに、ただの娯楽で終わったらもったいないですからね。しっかり自分の人生に繁栄させないと損です。とりわけ、私のようにたくさん映画を観るとなるとそうなりますからね。