MOVIE RECIPE
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『MOVIE RECIPE』-映画がより楽しくなる魔法のレシピ-
- レシピ数:4
- 紹介映画:44
当記事は半分まで無料で閲覧可能です。また、下記『MOVIE RECIPE1:冒険者たち』が全て無料で閲覧できるようになっていますので、参考までに。
1.『記念日』
まずは様々な記念日をテーマにした映画。
今回配合するレシピはこちらです!
- 『バレンタインデー』
- 『マザーズ・デイ』
- 『ファーザーズ・デイ』
- 『ラブ・アクチュアリー』
- 『ニューイヤーズ・イブ』
それぞれ複雑な事情を抱えた人々が母の日を迎えるさまを描いた作品で、『プリティウーマン』等のプリティシリーズで有名なゲイリー・マーシャル監督の遺作となった。テイラースウィフトなど多様な人々が出演している。
クリスマスを題材にしたロマンティック・コメディ映画。『ホームアローン』よりもこちらの方が、ここに該当しそうな気配がある。ただあれは『クリスマスに観たい映画』No.1ではある。
前述したゲイリー・マーシャル監督の映画で、彼は『バレンタインデー』も含めて記念日映画を多く作っている。今回の場合は『ニューイヤー(新年)』の前日なわけだから、大晦日を舞台にしている。
運営者
国によって記念日は違うので、大体このあたりが世界共通になりますかね。アメリカの独立記念日は、イギリスから独立してアメリカ合衆国を作った1776年7月4日なので、7月4日に制定されています。ですので、『7月4日に生まれて』といったようなタイトルの映画があるのは、この日が独立記念日として当然のように存在している、というアメリカ人の考え方に沿っているからですね。その他の国でこの記念日を知らない人は、この日に意味があるようには見えないので、タイトルの重みが変わってくるわけです。
2.『曜日』
曜日に関する映画をピックアップ。
今回配合するレシピはこちらです!
- 『ウルフ・オブ・ウォールストリート(ブラックマンデー)』
- 『スーパー・チューズデー 〜正義を売った日〜』
- 『水曜日のエミリア』
- 『俺たちに明日はない』
- 『13日の金曜日』
- 『サタデー・ナイト・フィーバー』
- 『エニイ・ギブン・サンデー』
月曜日。ジョーダン・ベルフォートの回想録『ウォール街狂乱日記 – 「狼」と呼ばれた私のヤバすぎる人生』(The Wolf of Wall Street)を原作としている。金持ちになる野望を抱きウォール街の投資銀行・LFロスチャイルドに入社。そこで成功する秘訣と教えを受け、半年かけて株式仲介人の資格を取り、意気揚々と出社した日に「ブラックマンデー」に襲われ、会社は倒産するくだりがある。
火曜日。2004年の民主党大統領予備選挙に立候補したハワード・ディーンの選挙スタッフだったボー・ウィリモンが同選挙に着想を得て、2008年に書いた戯曲『Farragut North』を原作としている。スーパー・チューズデー (Super Tuesday) とは、アメリカ合衆国大統領選挙の予備選挙・党員集会が集中する3月第2火曜日を指す。一日で大量の代議員を獲得することができる日であるため、立候補者は自党の大統領候補としての指名を確保するためにはこの日を上手く乗り切らなければならない。
木曜日。この映画に直接木曜日は関係しないが、世界恐慌時代の代表的な実話映画となる。この不況の原因である『ウォール街大暴落』は、1929年に発生した株価大暴落であり、そのうち「ブラックサーズデー」と言われる日にニューヨーク証券取引所の株価が崩落した。
金曜日。廃墟となったサマーキャンプを再開しようとした10代のキャンプカウンセラーたちが、何者かに次々と殺害されていくという物語。このタイトルの背景にある意味は「イエス・キリストが磔刑につけられたのが13日の金曜日であり、クリスチャンは忌むべき日である」と考えられているが、忌み数の13と関係があるという説もある。
土曜日。土曜日の夜(サタデーナイト)にディスコで踊り明かすことを生きがいとした若者の物語。『フットルース』や『フラッシュダンス』など、多くの名作を生む端緒となる大ヒット作品となった。
日曜日。オリヴァー・ストーン監督のアメフト映画。コーチの引き抜き、フランチャイズ移転問題、オーナーとヘッドコーチの対立、負傷の為、スタートポジションを奪われるエースQBと一躍時の人間となって傲慢な素振りを見せるセカンドQBとの確執等々、NFLファンならば、モデルにされている人物や事件などが容易に推測出来てしまうので配慮したものとされる。プレーオフ進出を決める大一番の日曜日が一つのポイント。
運営者
週(しゅう)とは、7日を1周期とする時間の単位であり、7日のそれぞれは曜日と呼ばれ、旧約聖書の『創世記』に神が6日間で天地創造の業を行い7日目に安息したとあることに由来することから設定されているこの世の決まり事です。また、天球上を移動する太陽、月、火星、水星、木星、金星、土星の7つの天体、いわゆる七曜が由来であるとも、太陰暦の1か月を4等分したことに由来するともいわれていますが、どのみち『過去に決まったこと』が今も続いているわけですね。太陽が沈んで、また昇るという繰り返しを考えても、惑星に変化が起きない以上は未来永劫変わらない事実はいくつもあるので固着していますが、もし『ブルーマンデー』や『サザエさん症候群』に陥っている人がいる場合は注意が必要です。本来この世に、落ち込む曜日など存在しないのですから。