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護送とは、付き添って護り送ること等を意味するが、この場合は逮捕・捕獲されている。つまり、勾留されている被告人や受刑者などをある場所から他の場所へ拘束したまま送致することのそれを指す。
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藁の楯
「この男を殺して下さい。名前・清丸国秀。お礼として10億円お支払いします。」という衝撃的な広告が全国の主要な新聞に一斉に掲載された。警視庁SPの銘苅はこの広告を知った当初は侮っていたが、そんな銘苅に清丸を護送する任務が言いつけられた。
クリントイーストウッド演じる追跡屋は、独特の方法で犯罪者を検挙する。保釈金支払いを請け負う会社の依頼で、保釈金を踏み倒して逃亡する被告を捕らえて検事局に引き渡すという仕事で生計を立てていた。ピンクのキャデラックが物語の一つの鍵となる。
その他にも『逃亡者』や『コンエアー』などもここに該当しますね。護送されている間に逮捕者の仲間や、生きていては困る敵対者などに護送車が襲撃されるケースは多く見られる展開です。日本ではあまりありませんよね。印象的には、『道が広く、銃がある』という違いが関係しているように見えます。特に東京の道は狭いですから、警察署で勾留した加害者を東京地方検察庁がある霞が関に連れていくまでの護送車は、東京の入り組んだ街を通ります。基本、渋滞している朝に出発しますから、逃走することは困難を極めます。また、銃があるとその時点で警察と対等の攻撃力を持ちますからね。気持ちが大きくなって、犯行に及びやすくなるのでしょう。
男が旅をするというケースは女のそれより多い。女性の旅よりはリスクが低いからということもあるだろう。
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教師の男が主人公。彼はバツイチで小説家志望。ワイン通の彼は親友の結婚前、2人でカリフォルニア州サンタバーバラ郡のワイナリー巡りに出かける。独身最後のひと時を極上のワインとゴルフで楽しもうという彼の思惑をよそに、親友は女をひっかけることしか頭にない。
ノンフィクション作家であるビル・ブライソンの紀行本『ビル・ブライソンの究極のアウトドア体験 北米アパラチア自然歩道を行く』を原作にしている。アメリカを代表する長距離自然歩道「アパラチアン・トレイル」の踏破に挑戦したい彼だが、もう70歳という高齢。妻からは同行者を一人付けることで納得してもらう。
自由奔放な青年と重いサヴァン症候群の兄との出会いと兄弟愛、そして人間としての変化を描いたヒューマンドラマである。また、ロードムービーとしての側面を備えた作品でもあり、彼らが二人でラスベガスなどに足を運んだりする。
『サイドウェイ』と同じ監督だから、似たような雰囲気が漂う。インチキな通知文を信じ込み、当っていない賞金を手に入れるために父子がモンタナ州からネブラスカ州リンカーンを目指すロードムービー。
人生に悲観し、ふて腐れた孤独な盲目の退役軍人が、自身もトラブルを抱え人生の選択に迫られている心優しい青年との数日間の交流を通じて、自分の人生を見つめ直し、新たな希望を見出すまでを描いたヒューマンドラマ。盲目の元軍人を演じたアル・パチーノがアカデミー主演男優賞を受賞した。
チェ・ゲバラの若き日の南米旅行記『チェ・ゲバラ モーターサイクル南米旅行日記』をもとに作られている。先輩の「放浪科学者」こと生化学者のアルベルト・グラナードと共に1台のバイク(ポデローサ(怪力)号)にまたがり、12,000キロの南米大陸縦断旅行へ出かけるチェは、ここで何を見て、革命家になったのか。
ジムキャリーともう一人のコンビで面白二人旅をする映画。続編は観ない方がいいかもしれない。この若さだから大笑いできたが、正直続編の年齢でやってしまうと『痛い』となってしまう不思議な現象が起きてしまっている。
世界恐慌を背景に、中年歌手の姿を描いたロードムービー。クリント・イーストウッドの実の息子カイル・イーストウッドが甥の役で出演している。途中、妹のエミーの家に寄ったところ、その息子ホイットは伯父レッドに憧れて歌手を志し、彼と行動を共にするようになる。
大学時代のジョブズは創造神・ユダヤ・キリスト教・イスラム教・アニミズム・太陽神・思想・坐禅・食事・ヒッピー文化に心酔し、裸足で校内を歩き、一時は風呂に入らない時期もあったという。のちに友人のダン・コトケとともにインドにたどり着いたが、すぐに赤痢にかかって苦しむことになったうえ、放浪の末に想像とあまりにもかけ離れたインドの実態に失望したようだ。この映画では旅をしたシーンだけが流れる。
私もそうですが、男というのは旅が好きなんでしょうか。3人以上集まると『旅行』になるような気がしますが、そうした旅行もよく悪友たちとしていました。スキーや温泉、海水浴などがそうですね。ただ、そのうちそういう同じことの繰り返しが時間の浪費に思うようになり、世界遺産等を観に行く旅に変更しました。ついてこれるのは半ば強制的でもある部下だけであり、悪友たちはやはり今までの娯楽要素が強い旅行から、急に切り替えることができなかった印象です。今では、あの切り替えは正しかったと判断できます。思い切って視野を広げたおかげで、自分がいた場所が『井戸』だったことに気付けました。
旅というのは計画的に始める場合もあるが、偶然かつ強制的に始まる旅もある。
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紀元140年。ローマの軍団の指揮官彼である主人公は、20年前に父親が率いていた第九軍団が消息を絶ち、軍団の象徴「ワシの黄金像」の行方が分からなくなっていたことから、一家の名誉を挽回するためにブリテンへとやって来た。途中、かつて命を救ったブリトン奴隷と二人連れで、黄金の鷲を取り戻すためにハドリアヌスの長城を超え、北へ向かった。
舞台は1954年のアルジェリア。『アルジェの戦い』としても有名なアルジェリア独立戦争が起きたとき、その渦中で生きる非戦闘員はどのように葛藤したか。映画『アルジェの戦い』と併せて鑑賞したい映画だ。
正反対の人格を有する二人の男が次第に友情を深めていく過程を描いたロードムービー。暴行傷害の罪で服役し、6年間の刑期を終えたばかりの男(ジーン・ハックマン)と、5年越しの船乗り生活から足を洗った男(アル・パチーノ)が出会うところから物語は始まる。
離れ離れになった母親に会うために旅に出ようとした少年の護衛に、近所のおじさんが抜擢された。彼は何という名前で、何者なのか。この謎の変なおじさんとの不思議な二人旅が始まる。
刑務所から脱走した二人の凶悪犯。まだ10歳にもなっていない少年を人質にとり、やがて犯人は一人に。なぜ一人になるか、どうやって少年を人質にしたかは映画で確認したい。そしてこの二人の奇妙な逃亡生活が始まる。
アーノルド・シュワルツェネッガーの映画デビュー作。ギリシャ神話の神々が暮らすオリンポスでの退屈な生活にうんざりしていたヘラクレス。彼はしつこくゼウスに地上へ行く許可を求めるので、とうとう懲らしめる意味も込めて地上へ来た。ニューヨークへ上陸した彼は、一人の男と出会い人間の生活を満喫する。
妻の出産に立ち会うため飛行機でロサンゼルスへ帰ろうとする男。だが、俳優志望の男とのトラブルに巻き込まれ飛行機の搭乗拒否リストに載ってしまう。その男のせいで移動が無駄に困難になり右往左往するが、その男がいることで、何か新しい人生の気づきもありそうな予感もある。いや、やっぱりないかも。
スタローン演じるベテラン殺し屋の男が、ワシントンDC警察の元刑事グリーリーを殺害する。だが、どこか違和感がある。何かがおかしい。彼を捕まえる為に、元相棒の警察がやってくる。彼らはもちろん立場上拒絶反応を示すが、この事件の裏にある陰謀を目標にして、目線が一致し始める。
『あなたがあのこの父親だ』という電話を受けた二人の男が、行方不明になった子供を探す旅に出かける。彼らは『自分こそが』と自負しているからして、対面したときに謎の対立をする。だが、目的は同じのため、不思議な二人旅が始まる。
たまたまた目の前にいたというだけで誘拐された女性と、刑務所から出てきたばかりの謎の男。彼は一体何のために誘拐し、そしてどこへ向かうのか。彼に変なことをする様子はないようだが、果たして。
私のように、すべて計画して時間を無駄にしたくないと考える人もいますが、反対に、『行きずりの旅』を謳歌する人もいます。行き当たりばったりが他の死因だ。それが旅の醍醐味なんだということですね。どちらも一長一短があるでしょう。どんなことでもそうですね。前者なら計画次第で濃密な旅行体験ができますが、ハプニング的な思い出はには出会えないかもしれません。後者は運次第で、内容がすっからかんになるリスクがありますが、運が良ければ何年経っても大笑いできる楽しい思い出に出逢えるかもしれません。ただ、海外の場合は気を付けた方がいいですね。国内旅行とは少し次元が違いますので。