Contents|目次
- MOVIE RECIPE
- 1.『二人のピエロ』
- 2.『レインメーカー』
- 3.『或る夜の出来事』
- 4.『昔々・・』
- 5.『様々なチョコレート』
- 6.『少年(少女)は見た』
- 7.『小さな世界』
- 8.『テレビ局の大騒動』
- 9.『少年時代の思い出』
- 10.『動物の相棒』
- 11.『ゲーム・オブ・デス』
- 12.『肉体の再構成』
- 13.『監禁とその後』
- 14.『身代わり』
- 15.『光海君のその後』
- 16.『ベン・ハーの男』
- 17.『60ミニッツ』
- 18.『3時頃の電車』
- 19.『中国人と西部開拓』
- 20.『8と2/1』
- 21.『結核女と才能男子』
- 21.『プルトニウムの使い方』
- 22.『家族の汚点を探せ』
- 23.『逃亡と追跡』
- 24.『羽を生やした男』
- 25.『イケメン2トップと地球』
- 26.『シャロンテート殺人事件』
- 27.『白鯨』
- 28.『エニグマ』
- 29.『有名税』
- 30.『イギリスの次の時代』
- 31.『チューリップバブルの教訓』
- 32.『ミイラ再生』
- 33.『超有名シーン』
- 34.『イタリアとチャリ』
- 35.『ゲットアウト』
- 36.『ジャンゴ』
- 37.『ティファニーダイヤモンド』
- 38.『赤と青のコード』
- 39.『親がいないとこうなる』
- 40.『時代を感じる映画』
- 41.『ミラクルヒット』
- 42.『ハーフ』
MOVIE RECIPE
MOVIE RECIPEトップページはこちら。
『MOVIE RECIPE』-映画がより楽しくなる魔法のレシピ-
- レシピ数:42
- 紹介映画:122
当記事は半分まで無料で閲覧可能です。また、下記『MOVIE RECIPE1:冒険者たち』が全て無料で閲覧できるようになっていますので、参考までに。
1.『二人のピエロ』
ピエロ作品はいくつもあるが、この2人のピエロに注目。
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- 『パッチ・アダムス トゥルー・ストーリー』
- 『ジョーカー』
映画界一有名なジョーカーが誕生した秘話。ここでも、彼が職業でもあるピエロとして人を励まそうとするが、うまくいかない。同僚から受け取っていた銃を小児病棟の慰問中に落としてしまい、騒ぎとなる。
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他にもジョーカーは『ブレイブワン』、あるいは『キングオブコメディ』などの映画と一緒に観ることで、見えない部分が見えるようになってきます。これらのどの作品とも共通点があるのですが、彼はそのどれとも違う反応をする。例えば、わっと驚かすドッキリのようなイベントがありますよね。多くの人はそこで『わー!』と驚いて一歩下がって、というリアクションで共通するのですが、中には走って逃げだしたり、そこが道路であれば車にぶつかって事故を起こしたり、あるいは驚かした人を殴ってしまう人もいます。
このようにして、ある現象を受けた時、それにどう『反応』するかというのは人それぞれの個性や生きてきた環境等が関係し、変化します。ジョーカーは発作的に笑ってしまう症状(トゥレット症候群)を抱えていたり、独特の個性を持っています。いくつもの要素が重なり、色々なことが他の人のようにうまくいかない。そして、ついにそれは起きてしまうのです。
2.『レインメーカー』
『レインメーカー』というキーワードでまとめられる映画がある。
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- 『LOOPER/ルーパー』
- 『レインメーカー』
- 『パワー・オブ・ワン』
- 『ロックスター』
未来の犯罪組織との契約でタイムマシンで過去である今に送り込まれた標的を射殺して死体を処理する殺し屋、通称「ルーパー」。未来の犯罪王「レインメーカー」という人物が登場する。
アパルトヘイト体制下の南アフリカを舞台に、1人の少年がボクシングを通して人種の壁を越えて成長していく姿を描いたドラマ映画。ブライス・コートネイの自伝的小説を原作としている。ここでも救世主的な意味で『レインメーカー』というニックネームをつけられる展開がある。
無名のローカル・バンドからイギリスを代表するヘヴィメタル・バンド「ジューダス・プリースト」に加入したティム・オーウェンズのサクセス・ストーリー的な半自伝映画となる。主人公の青年の高校の時のバンド名が『レインメーカー』である。
運営者
これは面白い偶然ですよね。ここに気付いてまとめているのは私だけでしょう(多分)。一つの意味である『金を雨に例え、雨が降るように大金を稼ぐ弁護士』ということですが、世界四聖の一人、孔子に関する話と似ています。
実は、彼の教えである『儒教』というのは孔子がつけた名前ではありません。対立していた『墨子』が考えた名前です。儒教の『儒』の字は、この墨子が憎しみを込めてつけたといわれているんですね。本来『雨を祈る人』というこの字は、儒教が災難を祈る人のような、祭祀で金儲けをしようとする輩であるというような、そういう非難の意味が込められていたそうです。孔子自身は偉大な哲学者であったはずですが、彼の生徒全員がそうであるということにはなりませんからね。そういうことも関係しているかもしれません。
3.『或る夜の出来事』
『或る夜の出来事』としてまとめられる映画がある。
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- 『或る夜の出来事』
- 『バンディッツ』
第7回アカデミー賞では主要5部門でノミネートされ、5部門とも受賞した(作品賞、監督賞、主演男優賞、主演女優賞、脚色賞)名作。この映画の有名なシーンで、ベッドを挟んで病院にあるようなカーテンで仕切り、ひとつ屋根の下で男女が過ごすというものがある。
運営者
これを意識しているかどうかは分かりませんが、そっくりな状況がありましたね。アメリカ映画では頻繁に他の作品のオマージュ的な展開が出てきますから、いつどんな作品と繋がるか分からない面白さがあります。
4.『昔々・・』
ワンス・アポン・ア・タイムというのは、『昔々(あるところに)』というような意味である。
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- 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』
- 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ』
- 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
- 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・メキシコ』
禁酒法時代にニューヨークのユダヤ人街ゲットーで育った二人のギャングの生涯を描いた、レオーネの遺作にして代表作。ハリー・グレイの自伝的小説に感銘を受けたセルジオ・レオーネが、小説を原作に自ら脚本を執筆した作品ということで、実話が関係しているので面白い。
清朝末期に活躍した実在の武術家である黄飛鴻(ウォン・フェイホン)を主人公にしたアクション映画シリーズ。ウォンは世界一作品化されている人物としてギネスブックにも登録されている。『酔拳』などが有名だ。
1969年にハリウッド女優シャロン・テートがカルト集団チャールズ・マンソン・ファミリーに殺害された事件を背景に、ハリウッド映画界を描いた作品。ブラピとディカプリオが共演した話題作。
『レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード』はロバート・ロドリゲス監督の『マリアッチ』三部作の『エル・マリアッチ』(1992年)、『デスペラード』(1995年)に続く第3弾。(原題: Once Upon A Time In Mexico)。
運営者
この『レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード』がここに該当することに気付ける人はかなりの映画ファンですね。誰も語らないしそこで有名な作品ではありませんから。ただよく見るとテキストが同じ『ワンス・アポン・ア・タイム』であるということが分かるわけですね。ちなみにその映画の監督のロバートロドリゲスはタランティーノとも深い関係で、同じ映画で監督を交代したりすることもあります。
5.『様々なチョコレート』
チョコレート関係の映画をまとめる。
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- 『チョコレート』
- 『チョコレートドーナツ』
- 『ショコラ』
- 『チャーリーとチョコレート工場』
- 『マイ・ブルーベリー・ナイツ』
黒人女性と白人男性の交流と人種への偏見問題も孕んだ恋愛をシビアに描いたドラマである。原題の「Monster’s Ball」(怪物の舞踏会)は、死刑の執行前に看守達が行う宴会を指す。邦題の「チョコレート」は、年配の白人男性と付き合う若い黒人女性の隠語を意味する。
「1970年代のニューヨークのブルックリンでゲイの男性が育児放棄された障害児を育てた」という実話に着想を得て製作された映画である。もし面白そうじゃないと思った人も、まずは黙って最後まで観るべき作品だ。
宗教と人間関係の複雑な絡み合い、そして大人の事情に飲み込まれている子供たち、また、愛する人を遠く思い続ける大人たちの感情が秘められた映画である。表面は甘いラブロマンスの様相を見せるが、意外に深いテーマが関係している。
恋人の心変わりで失恋したエリザベス。慰めてくれたのはカフェのオーナー、ジェレミーが焼くブルーベリーパイだった。しかし、それでも別れた彼を忘れられないエリザベスは、旅に出る。
運営者
『マイ・ブルーベリー・ナイツ』の鍵となるブルーベリーパイだけ強引ですが、中にはホワイトチョコレートを使用するパイもありますから、あれがそうだったという風に決めつけてここに掲載します。その他にも探せばあるでしょうが、私はあくまでも自分が観て人に勧められる映画だけしかまとめませんので。つまりは、これらの映画は全部面白いということです。
6.『少年(少女)は見た』
目撃者、少年(少女)。
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- 『SUPER8/スーパーエイト』
- 『刑事ジョン・ブック 目撃者』
- 『心が叫びたがってるんだ。』
制作にいるスピルバーグの名作『未知との遭遇』や『E.T.』といったSF映画に対するオマージュないしはトリビュート的な作品でもあることから、内容がこのようなテーマとなっている。少年たちが自主制作のゾンビ映画を作るため、スーパー8mmカメラを持って撮影していた。だが、ある日の撮影の際、事件は起こった。
タイトル通り殺人事件の「目撃者」となったアーミッシュの少年とその母親を守ろうとする刑事の格闘を描いたサスペンス映画である。その一方で、キリスト教の非主流派として非暴力で前近代的な生活を営むアーミッシュと刑事との文化的交流や恋愛模様を描いたヒューマンドラマとしての色合いが強いのも特徴的である。
父親がラブホテルから不倫相手と出てくるところを見てしまい、それを家庭で報告することによって家庭が崩壊してしまい、挙句の果てにはその親に責任転嫁された悲惨な運命を背負った少女の物語。彼女はそのショックで、声が出なくなってしまった。
運営者
その他、ネタバレ的な要素も含まれていますが『シックスセンス』もここに該当するかもしれません。また、『マーキュリーライジング』という映画では、サヴァン症候群の天才少年がNSAの『解読不可能な暗号』を解いてしまい命を狙われるという展開があります。更に、『未知との遭遇』で少年が連れ去られてしまうシーンを考えると、その時彼は『何かを見た』ということになります。
7.『小さな世界』
小さな小人が活躍する世界。
今回配合するレシピはこちらです!
- 『アントマン』
- 『アーサーとミニモイの不思議な国』
- 『借りぐらしのアリエッティ』
マーベルヒーロー映画で、アベンジャーズの一人でもある。ヒーローの中ではビジュアル的にも弱い印象だが、ちゃんと彼を主役にしたこの映画を観れば、彼に思い入れができる。
アーサーとミニモイの不思議な国
リュック・ベッソン監督・原作による三部作の第一作。実写と3Dアニメーションとで構成されたファンタジー映画である。屋敷の庭の地下に住んでいるという小さくて可愛らしいミニモイ族と、少年アーサーの物語。
メアリー・ノートンの著書『床下の小人たち』を原作として、翻案・脚色された作品であり、人間の屋敷で物を借りながら隠れ暮らす小人の一家や、小人の少女アリエッティと人間の少年翔の交流を描く。
運営者
ですから『ホビット』などはここに該当させません。この規模まで縮小した場合のみをまとめています。あと、『ミクロキッズ』という映画があったり、庭にある謎の洞穴のようなところに小さくなって潜っていく子供向けの映画もありましたね。『南くんの恋人』という日本ドラマもありました。
8.『テレビ局の大騒動』
テレビ局で大騒動が起きる映画をピックアップ。
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- 『マネーモンスター』
- 『スキャンダル』
- 『22年目の告白-私が殺人犯です』
- 『俺たちニュースキャスター』
人気番組「マネーモンスター」で司会を務める男が、番組内でアイビス社の株を使った資産運用の方法を紹介する。数日後、アイビス社の株が暴落して膨大な損失が生じたことが報じられ、それが原因となって大騒動が巻き起こる。
『22年目の告白-私が殺人犯です』
2012年の韓国映画『殺人の告白』をリメイクしたスリラー映画。2010年以降の日本では殺人への公訴時効が撤廃されているため、そのこともストーリーの要素として組み込まれている。時効が過ぎれば殺人犯は無罪ですよね、ということで、テレビ局に犯人が登場する衝撃的な展開がある。
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テレビというのは人の注目が集められる場所ですから、色々なことが起こります。例えばロシアのウクライナ侵攻の際にも、ニュースキャスターの後ろに生放送で映り込み、『NoWar!』と書いて反戦を訴えた女性が世界的に有名になりました。その他、似たような例では『タンクマン』として世界的に有名になっている天安門事件の際の、戦車の前に立ちはだかった謎の男も映像として残っています。彼は素性が知られていませんが、その名で偉人系の本にも掲載されているほど、世界にインパクトを与えました。
また、『ナイトクローラー』という狂人を描いた映画では、ジャーナリストに憧れた異常者が、事件をわざと仕立て上げてでも知名度を上げていく自己承認欲求に支配された展開があり、それも、背景にこうしたメディアが存在していることを考えると、『迷惑系youtuber』然り、人の承認欲求というのはある種の狂気と言えます。
9.『少年時代の思い出』
少年時代の思い出としてまとめられる映画がある。
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- 『スリーパーズ』
- 『ミスティック・リバー』
- 『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』
あるいたずらが原因で過失傷害を問われ、少年院に送られたロレンツォ(シェイクス)、マイケル、トミー、ジョンの4人の少年を待っていたのは、看守たちからの性的虐待だった。圧倒的な暴力を前になすすべもなく、少年たちは心に深い傷を負う。
これは少年と少女が登場する映画で、『それ』に出遭ってしまい、狂気的な体験をする展開がある。批評家からは、演技、演出、撮影、音楽などが高く評価され、多くの人がスティーヴン・キングの映画化作品の中で最も優れた作品の一つであると評価されている。
運営者
これらの共通点は『複数の少年たちがいて、大人になって振りかえる』というところです。ですから、前述した『ワンアメ』も少し似ているかもしれませんが、ちょっと違ってきます。また、『スタンドバイミー』や『グーニーズ』、『マイフレンドフォーエバー』等は少年時代で完結しているので違います。『IT』の場合はこれというよりは、続編の『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』と含めてここに該当する作品となります。
10.『動物の相棒』
動物のパートナーがいる映画をピックアップ。
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- 『野性の呼び声』
- 『TED』
- 『パディントン』
ジャック・ロンドン原作の「野性の呼び声」の通算6度目の映画化。アメリカのゴールドラッシュの時代に、飼い犬のバックが、さらわれてそり犬になり、様々な体験を通じて野性を目覚めさせ、自然に帰るまでを描く。
マイケル・ボンドの児童文学作品『くまのパディントン』を元にしている。ペルーに探検にやってきたあるイギリス人探検家は、そこで知性のあるクマの夫婦に遭遇する。探検家はクマたちと意気投合し、「いつかロンドンを訪ねてきなさい」と約束を交わす。そして物語が始まる。
運営者
その他、『もののけ姫』等のアニメ作品を入れればたくさんありますが、今回はアニメをなるべく排除する考え方でまとめています。また、『南極物語』も相棒になりますが、それで言うとペットが登場する類の映画が全部該当してしまいますので、なるべく『相棒感』が強い映画をまとめていきます。
11.『ゲーム・オブ・デス』
『死亡遊戯』の原題は、(Game of Death)である。
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- 『死亡遊戯』
- 『キル・ビル』
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『死亡遊戯』は、日本ではゲーム化もされているし有名な映画ですが、世界ではヒットしなかったようです。ジャッキーチェンもそうですけどね。しかしアジアでは大ヒットですから。インド映画の不思議なダンスは違和感があると思う人が多いかもしれませんが、ブルースリーやジャッキーチェンの圧倒的な演技は芸術的ですからね。今ではドニー・イェン、ジェットリー、『グリーンデスティニー』のミシェル・ヨーなど、様々なアクション俳優がいますが、彼らも同じように世界に通用する飛び抜けた能力を持っています。
12.『肉体の再構成』
肉体を再構成させることができる人など存在しない。だが、ある一線を越えるとそれができるようになる。かもしれない。
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- 『LUCY/ルーシー』
- 『ウォッチメン』
ごく普通の女性ルーシーは、訪れた台北のホテルでマフィアの闇取引に巻き込まれ、下腹部にCPH4という新種の麻薬が入った袋を埋め込まれてしまう。この麻薬は、通常10%までしか活用できない人間の脳の潜在能力を極限まで高めることができる恐ろしいものだった。
この物語でDr.マンハッタンというチートキャラがいるのだが、アベンジャーズのサノスをも瞬殺できそうな彼は、実験によってそういう超人的な能力を手に入れた。彼にかかれば肉体の再構成などは簡単なことだった。
運営者
『LUCY』でもそういうシーンがあるわけですが、例えば怪我をしてそれが自然治癒していきますよね。ですから最近の考え方では、ちょっとした傷なら消毒もせずバンドエイドもせず、するなら自然治癒を促すタイプのバンドエイドにした方が早く治るという結論が出たりしています。また、プラシーボ効果とは思い込みによる効果のことですが、ある人に拷問をした後、目隠しをする前に熱く煮えたぎった鉄の棒を見せ、目隠しをした後に『何でもない棒』を皮膚に当てると、『ぎゃあ!』と泣き叫び、実際に皮膚が火傷してしまった事例があります。
このようなことを考えると、人間の能力はまだまだ未知数で、しかもコントロール次第で思っている以上の事象を作り上げることができる。もし自分の脳を100%使えるような状況までもっていくことができるなら、このような『肉体の再構成』もできるのではないか、ということを想像させるシーンがある映画となっています。
13.『監禁とその後』
監禁されてしまった人のその後を考える映画がある。
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- 『ルーム』
- 『ブリグズビー・ベア』
2008年に発覚した、24年間に渡って自宅の地下室に閉じ込められ、父から壮絶な扱いを受けていた事件、フリッツル事件を基に描かれる。彼女は『その部屋』に、子供と一緒に住んでいた。彼女は無事にここを出られるのか。そして、出たとしてこの部屋が世界のすべてだと思っている子供の運命は、どうなってしまうのか。
運営者
例えば以前、外の世界は危ないという理由で、母親が子供たちを長年の間、軟禁していた事件がありました。確かに気持ちは分かります。アメリカなどの銃社会になると余計に、凄惨な事件が頻発しますからね。学校やスーパーで銃を乱射でもされたら、もういつどこで何が起きてもおかしくないし、子供の命を考えたらそうしたくなる気持ちも分かります。その件は結局『事件』として扱われて悪人扱いされましたが、当の子供たちは『お母さんを憎んだりはしていない』とのこと。
彼らにとっては『その世界』がすべてでしたが、その世界で母親は、ちゃんと母親としての最低限のことをしていて、そのことや、その一連の内容の中にある『一筋の愛』を子供ながらに察知し、それだけでは、ということで、恨んで憎むようなことにはならなかったようです。彼らは学校にも行っていなかったので、読み書きはできない状況でした。
14.『身代わり』
身代わりがテーマになる映画をピックアップ。
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- 『私は王である』
- 『影武者』
- 『プレステージ』
- 『仮面の男』
時代は1418年の李氏朝鮮(1392-1897年)。この時の王は世宋といった。偉大な王と言われた彼は、なぜそう呼ばれるようになったのか。もしかしたらこんなストーリーがあったのかもしれない。
運営者
また『アルカトラズからの脱出』は実話が基になっていますが、脱獄する際に自分のベッドに適当な人形を置き、身代わりとする展開があります。あの場合、看守にとって見晴らしのいい牢屋のシステムを逆に利用したわけですね。(うむ。この部屋も、今日も問題はなし、と。)ということで、何年も同じような光景が続けば、ほんの少し枕元の光景が変わっているだけでは気付けないわけです。それでも点呼や作業がありますから稼げる時間は限られていますが、規則正しく生活するルールも逆に利用すれば計画も立てやすい。あとは見てのお楽しみです。
15.『光海君のその後』
後に人間史に力強く名を遺す偉人たちも、人生を賭けた冒険をしていた。
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- 『代立軍 ウォリアーズ・オブ・ドーン』
- 『私は王である』
時の国王は14代国王宣祖(ソンジョ、せんそ、1552年12月26日 – 1608年3月17日)である。この時、ちょうど豊臣秀吉の朝鮮出兵(文禄の役=壬辰倭乱)が朝鮮を混乱させていた。その時代を描いた映画は少ないので、貴重な歴史映画である。宣祖は、息子である光海君(クァンヘグン)を世子(王位継承者)に指名して逃げてしまう。
上記の時の光海君はまだ王になるかならないかという状態で、『小僧』のような状態。だからこその純粋さがこの物語を演出していく。だが、彼が王として慣れてきた頃、もう一つの顔を持つようになってしまう。よって、10代王の燕山君(ヨンサングン)同様に暴君として廃位された王であるため、廟号・諡号・陵名(太宗等)はないのが特徴だ。
運営者
つまり両方で光海君(クァンヘグン)を描いているのですが、彼は二つの顔を持っていて、上記作品では純粋な少年、しかし下記作品では暴君の気配が漂う悪い一面が浮き彫りになっています。
16.『ベン・ハーの男』
ベン・ハーの男を追う。
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- 『ベン・ハー』
- 『エル・シド』
帝政ローマの時代に、国を失った民族であるユダヤに生まれた青年:ベン・ハーが苛酷な運命に巻き込まれ、ある時は復讐に燃え、ある時は絶望に陥りながらも、神が為す業により再生される迄の軌跡と、その遍歴において姿を顕して道を照す救世主:イエス・キリストを絡めて描く。
運営者
要は、この役柄の二者は二人ともクリスチャンということで一致するわけです。同じ歴史映画ということありますから、キリスト教徒として奮闘し、戦った男の共通点があるので、ベン・ハーが生まれ変わってエル・シドになったという、面白い観方をすることもできます。
17.『60ミニッツ』
後に人間史に力強く名を遺す偉人たちも、人生を賭けた冒険をしていた。
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- 『インサイダー』
- 『ニュースの真相』
フィリップモリスで有名な大きなたばこ会社が、『ニコチンに依存性がある』という事実を知った上で、ビジネスを展開していたという『大企業の陰謀』的な不正行為に挑むジャーナリストだが、あまりにも相手が大きかった。
メアリー・メイプスが2005年に上梓した回顧録『大統領の疑惑』を原作としている。CBSの人気番組『60 Minutes II』のプロデューサを務めるメアリー・メイプスは部下たちと共に、ジョージ・W・ブッシュ大統領が従軍中に有利な扱いを受けていたという疑惑を追っていた。
運営者
この二つの告発的な映画は、両者とも『60 Minutes』という人気番組が関係しています。両方とも好きな映画なので、それだけを切り取るとこの番組にもっと頑張ってほしいと応援したくさえなりますよね。
18.『3時頃の電車』
3時、つまり15時の電車には気をつけろ。
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- 『15時17分、パリ行き』
- 『3時10分、決断のとき』
2015年8月21日に高速鉄道タリス内で発生したタリス銃乱射事件と事件に立ち向かった3人の若者を描く。主演の3人は、実際にタリス銃乱射事件に巻き込まれた3人を本人役として起用している。
西部の悪名高い無法者と、彼を刑務所行きの汽車まで護送しようとする牧場主の物語。西部劇としては近年稀に見るヒット作となった。強盗団の頭目として西部に悪名を轟かせる無法者をラッセル・クロウ、彼をユマの刑務所行きの汽車まで護送する牧場主をクリスチャン・ベールがそれぞれ演じている。
運営者
つまり、『15時17分、パリ行き』と『15時10分、ユマ行き』の電車のお話ということになります。皆さんも15時付近の電車には気を付けましょう。もしかしたら強盗やテロなどに遭遇するかもしれませんよ。いや、それは物騒な話かもしれませんが、用心するにこしたことはありませんからね。日本人の親切心を利用した犯罪は実際にありますから。道で困った人を装って裏路地に連れていき、そこで銃をつきつけて金を盗むという事件があります。
19.『中国人と西部開拓』
西部開拓時代、中国人はその仕事を手伝っていた。よって、アメリカに中国人がいるというシーンがいくつかの映画で見られる。
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- 『3時10分、決断のとき』
- 『バック・トゥ・ザ・フューチャー3』
- 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ』
これが唯一中国人目線の映画となり、やはりそこには一種の被害者意識を持った印象が伝わってくる。『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ&アメリカ 天地風雲』では、西部開拓時代のアメリカを訪れた黄飛鴻と荒くれガンマンとの対決が観られる。
運営者
鉄道建設をはじめとする西部開拓において、大量の労働力を必要としたアメリカを目指し、大勢の中国人がアメリカに向かいました。この移民問題はアメリカで問題視されたようですが、両者の目線からそれぞれ微妙に意見が異なるようです。日本企業も『中国人を安く雇ってコストの最適化をする』という発想をしているところが多いですが、そのようにして強引な言い方をすると『奴隷化』するような風潮もあったのかもしれません。本人たちが、望んで仕事を取りにいき、望んでその給料で働いている実際もあるはずですが、俯瞰的に観ると違った意見が出てくるかもしれませんね。
20.『8と2/1』
名作『8と2/1』には続きがある。
今回配合するレシピはこちらです!
- 『8と2/1』
- 『NINE』
8と2/1
まずはこの作品。玄人から熱烈な支持がある名作となる。
運営者
ただ、実のところ私はこの『8 1/2』の良さが分かりませんので、やはり『NINE』の方も価値はあまりわかりませんでしたね。玄人からすごい支持を得ているので、キャストは極めて豪華と言えるものなのですが、これが映画素人と玄人の違いでしょうね。私はたくさん映画を観ている映画マニアに見えて、ただの素人ですから。撮影方法がどうとか、そういうことは一切無知なのでして。『市民ケーン』とかね。
21.『結核女と才能男子』
『結核女と才能男子』というテーマでまとめられる映画がある。
今回配合するレシピはこちらです!
- 『風立ちぬ』
- 『ムーラン・ルージュ』
運営者
こういう風に、わずかなことなのですが、2つでも揃ってしまうとついメモしてしまうんですよね。そしてこうした『Movie pack』のような小ネタ系のまとめレシピが完成したわけです。
21.『プルトニウムの使い方』
プルトニウムとは放射性元素の一つで、天然には存在しない人工の放射性元素。核物質の中でも毒性が強い。原子力発電の燃料であるウランが燃焼した際に生成されるのがプルトニウムである。
今回配合するレシピはこちらです!
- 『トータル・フィアーズ』
- 『バック・トゥ・ザ・フューチャー』
- 『TENET/テネット』
冒頭で、デロリアンと呼ばれるタイムマシンの肝である次元転移装置の燃料であるプルトニウムを調達するためにドクが騙したリビアの過激派の襲撃に遭い、凶弾に倒れてしまうシーンがある。
「プルトニウム241」というキーワードがたびたび登場する。このプルトニウムの正体は未来人が作り出した時間を逆行させる装置「アルゴリズム」の1つで、9つに分解され未来から過去に保管された残りのアルゴリズムの存在を知ることになる。
運営者
どちらにせよプルトニウムというのは、エネルギーとして使えばデロリアンとか原子力発電のようなものすごいエネルギー装置のようなものにもなるし、悪用すれば核爆弾のようなものすごい悪い存在にもなる物質ということですね。天然には存在しない人工の放射性元素というところがポイントですね。人間が作り上げてしまったもので人間が自滅するような未来が来てしまえば、人間は絶滅に値する愚かな生き物だったと、未来の生物にまとめられるのかもしれません。
ちなみに『ゴジラ』は「核の落とし子」「人間が生み出した恐怖の象徴」として描かれました。核兵器という人間が生み出したものによって現れた怪獣が、人間の手で葬られるという人間の身勝手さを表現した作品となり、世界中の人々をあらゆる意味で震撼させました。
22.『家族の汚点を探せ』
とある家族を調べる流れがある映画がある。
今回配合するレシピはこちらです!
- 『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』
- 『ドラゴンタトゥーの女』
裕福な犯罪小説家ハーラン・スロンビーがマサチューセッツ州の邸宅での85歳の誕生パーティーに家族を招待する。翌朝、ハーランの家政婦フランがハーランが喉を切られて死んでいるのを発見する。警察はハーランの死因を自殺と認定するが、正体不明の者が私立探偵ブノワ・ブランを雇い捜査を依頼する。
記者ミカエルは大物実業家の武器密売をスクープし、名誉毀損で訴えられ裁判で敗訴し全財産を失う。失意のミカエルに、別の大物実業家から電話がかかってくる。一族の謎を解明して欲しいとの依頼で、見返りに裁判判決を逆転させるような証拠を渡すという。謎とは、40年前に行方不明になった16歳の少女のことであり、一族の誰かに殺されたという。
運営者
両方ともミステリー要素を楽しむところがあるので詳細は書けませんが、『家族を調べてくれ』という状況はあまりないので珍しいですよね。ただ、やはり富豪とか資産家、皇族等の問題になってくると、そういうことも出てくる機会が多くなります。いくら家族であっても、お金が原因でその絆は簡単に切れますからね。ですから法的には家族に対しては『扶養』の義務はあっても、『借金の肩代わり』をする義務はありません。