MOVIE RECIPEトップページはこちら。
当記事は半分まで無料で閲覧可能です。また、下記『MOVIE RECIPE1:冒険者たち』が全て無料で閲覧できるようになっていますので、参考までに。
愛というものが大前提で嫌いな人もいるかもしれない。だからまずは、その尊さに触れたい。
今回配合するレシピはこちらです!
この映画は奥が深い。登場人物たちの恋物語は、アメリカ同時多発テロ事件の犠牲者が最後に遺したのは、憎しみではなく愛のメッセージだったことが語られたから始まるのだ。
『ラブ・アクチュアリー』と同じ監督だけあって、『愛』についてよく考えている。ただ恋愛相手にキュンキュンするだけの映画とは少し違って、もっと愛を大事にしたくなる映画だ。
この物語は、『愛をあきらめた男』が『愛の大切さ』に気付く映画だ。名作『素晴らしき哉、人生!』をモデルにしているだけあって、ファンタジーなのに中々深遠な部分に触れることに成功している。
その他、『ドラえもん』では『絆』、『アンパンマン』では『勇気』、『サザエさん』では『常識』など、他の作品でも学ぶことがたくさんありますが、こと『愛』ということになると、意外とそれを主軸にしている作品はそう多くありません。それが更に映画となると、もっとですね。ただ、ほんの少し軸をずらせば数えきれないほどあります。やはり、愛はそれほど重要な要素だからですね。
そのずらした視点でもう一度見てみる。根幹にあるということは、どういうことか。
今回配合するレシピはこちらです!
どういうことかというと、この壮大なドラマに面食らってしまい、ジャックが取った行動や、ローズが長年取り続けた行動に、計り知れない愛があることが分かりづらいからだ。子供を抱きしめてあげるのは、わかりやすい愛だ。だが、こういう愛し方もある。
この作品を私は『30年以上クリスチャンをやっている人』に『説いた』が、まずの段階で、ジャン・バルジャンが司教が大切にしていた銀食器を盗んでしまうが、翌朝、彼を捕らえた憲兵に対して司教は「食器は私が与えた」と彼を放免させた上に、残りの2本の銀の燭台も彼に差し出す。『愛』や『クリスチャン』を語るなら、まずこういう行動が取れるかどうか、自問するべきである。
この作品も、日本人にはツボ的な内容となっている。『粋(いき)』という概念があるからだ。熊徹の粋な生き様は、多くの視聴者の『空いた穴』をふさいだことだろう。
主人公となる女性のモード・ルイスとはカナダのフォークアートの画家である。失礼な言い方だが美男美女の話でもなければ、派手でもない。だが、この映画であなたはきっと愛の偉大さを思い知る。
亡くなった妻は、色々と隠していたことがあった。それは、意図して隠していたのか。妻は自分に何を伝えたいのか。妻にとって自分はどんな存在だったのか。死後に遺された手紙をたよりに、夫婦の愛を探す旅に出る。高倉健の遺作となった名作である。
映画を観るまでは、この変なタイトルやブラピの妙にお坊ちゃまぶった格好が苦手で、勝手な想像をしてしまっていた。だが、やはり映画というものは観てみなければわからない。そのすべてに意味があったのだ。
『愛が根幹にある』と言えばこれだろう。恋愛を成就させようという男が、恋愛を模索するが、知らぬ間に愛に辿り着くからだ。さて、それはいったいどういう意味か。その目でこの名作の最後を観てみよう。
何しろ、恋愛映画ではない。家族を愛する物語でもない。むしろその真逆の殺し屋の話だ。殺しなど愛の対極に等しい。では、なぜこの作品がここに該当するのだろうか。
孤児院で育ち、父のように慕う医師の元で働くが、好奇心が抑えられず衝突する。本当の父親ではないし。そうしたかすかな疑いも手伝って、彼は家を出る。そして、様々なドラマやトラブルが起こる。医師は本当に薄情な男なのか。それとも。
3D作品のクオリティを世に知らしめた立役者ということで、映画館を沸かせたこの作品。私も思わず、目の前に青い雪が降っているかのように見え、『すげー・・』と呟いたのを覚えている。だが、この話をよく考えなければならない。『彼と同じ行動』を、あなたは取れるか。
男はあまり、ポスターのように熱い口づけを交わす男女の姿を見ても動じない。だからこのような作品は自分に響かないと思ってしまう男性も多いだろう。だが、『最後』まで観てみよう。
複雑な家庭環境があって、本当の母がいたり、継母がいたり、子供がいて、それがどっちになついていたり、いなかったりという状況の中、一体、愛がどこにあるのか分からなくなってくる。だが、この家族の行く末を、黙って見守ってみようではないか。
『これは愛していなければできない』と痛烈に感じるシーンがあります。まず、『ポワゾン』という映画で『恋は奪うもの、愛は与えるもの』というセリフがあり、それは的を射ていることに気が付く。そしてその視点でいくつもの映画や、現実の人の姿を見てみる。すると、『そこに愛はあるのかい?』というかつて日本に流行したこの言葉の意味すら、深淵であることに気が付くのです。愛が奥が深いということですね。
この言葉をよく考えたうえで、これらの映画を観てみよう。
今回配合するレシピはこちらです!
この作品で『愛が根幹にある』とも『愛が好きになる』ともまた少しニュアンスが違うということが分かっただろうか。まだ観ていない人は、ぜひ。
クリス・プラットはこの作品の前に『ジュラシック・ワールド』があるが、まだギリギリ一流かどうかは判断できない位置にいた。そんな中、彼はこの作品で見事に映画通の私を唸らせた。
実は、『ドラキュラ ZERO』や『バタフライエフェクト』、そしてこの作品がこのレシピの大看板となっている。個人的にとても好きな愛のカタチなのだ。
幼い頃に占い盤で出てきた名前と水晶占い師にも告げられた「運命の人」。それを頑なに信じる女性が、『本当の運命の人』と出会えるかどうかが、この映画のポイントとなる。
洋画でもないし、重苦しく、堅苦しい雰囲気が漂うかもしれない。私の母は、この作品の鑑賞をきっと挫折しただろう。感想がおぼつかなかった。そういう人には『彼(彼女)』の気持ちは理解できない。絶対に。
『あなたを愛してる』。この言葉はいろいろな意味でとても重いですよね。たとえば、一歩間違えれば『リベンジ』なんたらという物騒な話に転がってしまいます。しかしそれも前述したように、愛が『与えるもの』だと理解していればあり得ないこと。愛はとても、深いのです。