Contents|目次

『創りたいんだ!』(MOVIE RECIPE)

『創りたいんだ!』
歌に絵画に、映画に本。様々なクリエイティブを創りたい衝動に衝き動かされる人がクリエーターやアーティストとしてこの世界で活躍しています。私は模写しかできませんが文章も書くしその衝動がよくわかるつもりです。やっている間、時間を忘れるのですから。

MEMO
運営者の映画経験と共にレシピ内の情報が変更されます。主に『追加』ですが、一度ご購入された方はそのまま追加された情報も含めて、このページの情報を永久にご覧になれます。

 

MOVIE RECIPE

MOVIE RECIPEトップページはこちら。

『MOVIE RECIPE』-映画がより楽しくなる魔法のレシピ-

 

このレシピの詳細
  • レシピ数:7
  • 紹介映画:60

 

当記事は半分まで無料で閲覧可能です。また、下記『MOVIE RECIPE1:冒険者たち』が全て無料で閲覧できるようになっていますので、参考までに。

 

 

1.『曲を完成させろ』

まずは曲。『歌いたい』とはまた別で分けられる。

今回配合するレシピはこちらです!

 

  1. 『セッション』
  2. 『スクール・オブ・ロック』
  3. 『耳をすませば』
  4. 『ボーイ・ソプラノ ただひとつの歌声』
  5. 『ピッチ・パーフェクト』
  6. 『ラブソングができるまで』
  7. 『オーケストラ!』

 

 

「偉大な」ジャズドラマーになることに憧れ、アメリカ最高峰の音楽学校に通い、地獄の訓練に挑む青年。この鬼教官がすごい。おそらく、軽はずみに考えているなら、その50倍濃厚な内容だと思った方がいい。

 

動画配信サイトで見る:

 

 

 

 

 

ひょんなことから子供たちの音楽教師を務めることになった偽物の教師かつ、エセロックスター。彼の行為は軽く違法だが、彼が子供たちに教えることはスペシャルな内容だった。そして、ゲラゲラと笑ってしまう主演俳優の最高傑作。

 

動画配信サイトで見る:

 

 

 

 

 

中学校のイベントのために、1971年のジョン・デンバー「故郷へかえりたい」(Take Me Home, Country Roads)つまり「カントリー・ロード」を和訳してもらうことを頼まれる主人公。その話が一つの軸となり、運命の人と出逢っていく物語。

 

 

 

家庭環境の乱れから、自身も乱れた正確になってしまった少年。だが、彼の歌声に光るものを感じて指導者が合唱団に参加させる。彼はそこで歌を歌うわけだ。だが、『それでどうする?』というところが、作品の裏テーマとなっている。声変わりを迎える男は、この声を一生出せるわけではないのだ。

 

動画配信サイトで見る:

 

 

 

 

大学の女性アカペラグループに参加を勧められる主人公の女性。最初は乗り気じゃないが、個性的な仲間にもまれながら、そのうち全国大会に出場するモチベーションが高まってくる。

 

動画配信サイトで見る:

 

 

 

 

1980年代に一世を風靡したバンドのメンバーが主人公であり、彼がその活動の特徴的に、常に作曲と隣り合わせにある。その中で、歌詞をつける才能ある一人のお手伝いさんに出逢い、物語が始まっていく。

 

動画配信サイトで見る:

 

 

 

 

パリの劇場がキャンセルした楽団の代わりとなるオーケストラを探しているという情報を得る指揮者の男。音楽界復帰のチャンス追放されていたかつての楽団員たちを集め、『ボリショイ交響楽団』になりすましてパリにへ行くことを計画する。

 

動画配信サイトで見る:

 

 

 

運営者のIQから一言。

運営者

バッハは言っています。『音楽は世界語であり、翻訳の必要がない。そこにおいては、魂が魂に話し掛けている。』音楽は言語の違いによる人為的な壁を取り除いてくれますから素晴らしいですよね。民族の中には、まるで何かの楽器の音か、大自然の中で聞こえる動物の鳴き声かのような『言語』で会話をする人たちもいますが、彼らはそれで意思疎通をしている。『人間が選ぶべき本当の言語』に、我々は辿り着いているでしょうか。

 

 

2.『歌いたいんだ』

歌手としてだとか、歌が好きで、歌を歌いたい希望が強い人が登場する映画をピックアップ。

今回配合するレシピはこちらです!

 

  1. 『エディット・ピアフ〜愛の讃歌〜』
  2. 『耳に残るは君の歌声』
  3. 『はじまりのうた』
  4. 『イエスタデイ』
  5. 『スーパーノヴァ 孤独な少女』
  6. 『ティーン・スピリット』
  7. 『ミッドナイト・サン 〜タイヨウのうた〜』
  8. 『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』
  9. 『ロック・スター』
  10. 『竜とそばかすの姫』
  11. 『BECK』

 

 

売春宿で育った彼女だが、一応の母はいて、映画では一緒に路上での歌手活動をしているところが描かれる。実際の彼女の生い立ちは謎に包まれているという。伝説では、などというレベルの話ならあるが、だが一応ここで描かれる様子にある種の蓋然性があるようだ。

 

動画配信サイトで見る:

 

 

 

 

戦争のさなか、ロシアから来たユダヤ人として訳ありの女性が、逃げるようにイギリスにやってくる。彼女は言語が分からないため孤立するが、自身の歌声を通して様々な出会いを体験していく。

 

動画配信サイトで見る:

 

 

 

 

シンガーソングライターの女性がライブで歌を歌っていると、偶然その場に居合わせた落ち目の音楽プロデューサーの目に留まる。物語の運びがロマンティックで、多くの女性ファンを獲得している。

 

動画配信サイトで見る:

 

 

 

 

アルバイトをしつつシンガーソングライターとして活動しているが、鳴かず飛ばずで全く売れず夢を諦めかけていた主人公の男。そんなある日、世界規模で12秒間の停電が発生。その出来事が、彼の人生を大きく変える事件となる。

 

動画配信サイトで見る:

 

 

 

 

 

母親が薬物乱用者で、男性関係もかなり乱れた状態にある、という家庭環境で生活する主人公の娘。彼女はまだ10代であり、その破綻した環境を適切に処理して自分と切り離し、冷静に対処できるだけの自我は独立していなかった。ゆえに彼女も乱れていくが、唯一大事にしていた『歌』という希望の光を頼りに、人生の命綱を手繰り寄せていく。

 

動画配信サイトで見る:

 

 

 

 

 

上記作品と内容が似ているから、併せて観ることで同じ環境にある人の、何かの応援になるかもしれない。彼女の場合も、歌手としてスターになることで閉鎖的な家庭環境から脱出することを願っていた。

 

動画配信サイトで見る:

 

 

 

 

2006年の日本映画『タイヨウのうた』のハリウッド・リメイク。17歳の主人公の女性は、色素性乾皮症を患っており、『太陽アレルギー』のようなもので、常に死と隣り合わせの状況にあった。だが彼女は自分を支えてくれる家族、親友の暖かい絆に支えられ、毎日を楽しく生きていた。そして、何よりも「音楽」という大切な宝物を持ち、歌う事に生きがいを感じていた。

 

動画配信サイトで見る:

 

 

 

 

アメリカのソプラノ歌手フローレンス・フォスター・ジェンキンスの実話物語。彼女は自分が相当な歌手だと思い込んでいるのだが、実はある秘密があった。

 

動画配信サイトで見る:

 

 

 

 

イギリスを代表するヘヴィメタル・バンド「ジューダス・プリースト」に加入したティム・オーウェンズのサクセス・ストーリーが軸にある。マーク・ウォールバーグがこれを歌っているのだとしたら相当な才能だと思ったのだが、歌声は差し替えていたようだ。

 

動画配信サイトで見る:

 

 

 

『竜とそばかすの姫』

 

50億人以上が集うインターネット仮想世界〈U〉と出会った女子高生を主人公とした物語。「ベル」というアバターで〈U〉に参加し、その歌声でたちまち世界に注目される存在になっていく一方で、竜の姿をした忌み嫌われる謎の存在と出会い、変わっていくさまが描かれる。

 

 

 

キャッチコピーは「奇跡の出会いによって生まれたバンド、ベック。青春のすべてが、ここにある。」。

 

 

運営者のIQから一言。

運営者

バッハの流れで言うと、これが『歌』になってくると翻訳歌詞が必要になってきますから世界共通言語ではなくなりますが、youtubeなどで世界中が覗けるようになり、例えば日本の歌への反応を見れるようになった今、再発見などを楽しむことができます。例えば、『尾崎紀世彦さんのような素晴らしい歌手は、最近見ないね』などという若いアメリカ人の発言。また違うシーンでは、アフリカ人が『日本にしかない演歌を大切にするといいよ。あるいは、「上を向いて歩こう」とかさ。あの曲は、俺たちも知ってるんだ。』と言っていることがありました。乱暴な言い方をすると我々にとっては『古臭い』ことから『ダサい』印象になっていても、世界規模で考えるとまた違った目が向けられるようです。

 

 

3.『奏でたいんだ』

ほとんどがピアノだが、楽器を奏でたい想いが強い登場人物が登場する。

今回配合するレシピはこちらです!

 

  1. 旅立ちの時』
  2. ピアノ・レッスン』
  3. バグダッド・カフェ』
  4. 戦場のピアニスト』
  5. フランス組曲』
  6. 『奇跡のシンフォニー』

 

 

1960年代の反戦運動でテロリストとしてFBIに指名手配された犯人を親に持つ少年。ある引っ越し場所で、音楽教師にピアノの才能を認められ、音楽大学の入学を勧められる。すべてを捨てて音楽に専念するか、愛する家族とともに引越しの人生を共にするか、彼にとって人生の選択となる。

 

動画配信サイトで見る:

 

 

 

 

19世紀のニュージーランドを舞台に、ピアノの音色を言葉代わりにする女性と、原住民マオリ族に同化した一人の男性との激しい愛を描いた恋愛映画。彼女がなぜ声を出せないのかということについては、内容で確認したい。

 

動画配信サイトで見る:

 

 

 

 

 

アメリカの砂漠地帯にあるダイナー兼ガソリンスタンド兼モーテル「バグダッド・カフェ」に集う人々を描く、小さな物語。ダイナーでは常に、ピアノを演奏している青年がいる。

 

 

 

ユダヤ系ポーランド人のピアニスト、ウワディスワフ・シュピルマンの体験記を脚色して映像化している。彼はピアニストであるからして、ピアノのない生活は苦痛。だが、戦争とユダヤ人迫害の現実が彼をとことん追い詰め、ピアノの演奏から遠ざける。だがある日、戦場からピアノの旋律が聴こえた。この音は。

 

動画配信サイトで見る:

 

 

 

 

アウシュビッツで命を落とした作家、イレーヌ・ネミロフスキーの未完となっていた小説を基にしたヒューマンドラマ。ナチス・ドイツ占領下のフランスを舞台に、音楽を通じて心を通わせるフランス人女性とドイツ人将校の姿が描かれる。

 

 

 

孤児院で親を待つ少年が、ある日何かに導かれるようにそこを出る。知識がない彼は楽器を独特の方法で奏でるが、ビギナーズラックのそれを超えた天才ぶりを発揮し、その群を抜いた音楽が、群の中から彼を持ち上げる。その持ち上げられた高い位置は、何かを探している人にとっては嬉しい位置だった。

 

動画配信サイトで見る:

 

 

 

運営者のIQから一言。

運営者

『奇跡のシンフォニー』以外ピアノというのが面白いですね。『パガニーニ』や『ベートーヴェン』、『アマデウス』等は外しています。彼らの場合はもう『奏でたい』の領域を超えたところにいる天才プレイヤーであり、偉人として数えていますからね。別枠でまとめていますのでご確認ください。

 

 

4.『書きたいんだ』

文章を書くことについて、強い想いがあった人々の映画をピックアップ。

今回配合するレシピはこちらです!

 

  1. 『ミス・ポター』
  2. 『舟を編む
  3. 『博士と狂人』
  4. 『孔子の教え』
  5. 『敦煌』
  6. 『パウロ 愛と赦しの物語』

 

 

児童文学作家であり画家でもあったビアトリクス・ポターの伝記映画。ビアトリクスの人生と、ピーターラビットといった彼女の本のキャラクターのアニメが同時に登場する。ゆえにこれは『絵本』でありこの後のレシピ『描きたい』にも該当することになる。

 

動画配信サイトで見る:

 

 

 

 

新しく刊行する辞書の編纂メンバーとして辞書編集部に迎えられ、個性豊かな編纂者たちが辞書の世界に没頭していく姿を描いた作品。「辞書は言葉の海を渡る舟、編集者はその海を渡る舟を編んでいく」という意味が込められている。

 

動画配信サイトで見る:

 

 

 

 

世界最大の英語辞典「オックスフォード英語辞典」誕生に隠された真実の物語を描く。この有名な辞書の作成には二人の鬼才が関わったのだが、この二人のやり取りがまた、並のそれではなかった。

 

動画配信サイトで見る:

 

 

 

 

儒教の始祖孔子。だが彼が『儒教』と名付けたわけではなく、死後に他人がつけたものだった。この映画を観れば彼が宗教家というよりは、道徳家だったことがわかる。彼が遺した世界的聖書『論語』は、どのようにして作られたのか。

 

 

 

1900年に敦煌文書が発見された敦煌石窟(とんこうせっくつ)が舞台となる。戦乱の中で大混乱に陥る敦煌。専門家は敦煌の文化遺産を戦乱から守ることを決意し、命を懸けて貴重な書籍や経典を敦煌郊外の石窟寺院に運び出していく。ゆえにこれは『書きたい』というよりは『遺したい』となる。

 

動画配信サイトで見る:

 

 

 

 

紀元67年、ローマ皇帝ネロによるキリスト教徒迫害が行われているローマ。マメルティヌスの牢獄に捕えられて処刑を待つパウロの姿とその生涯を、監獄の看守マウリティウス、医者のルカの目を通して描く。『新約聖書』の著者の1人である使徒パウロの生涯を描いた作品。

 

 

運営者のIQから一言。

運営者

世界四聖の孔子、ソクラテス、ブッダ、キリストの中で、ソクラテスは書物を遺していませんので弟子の位置にあるプラトンのものしかありません。また、ブッダにおいては『私の教えは宗教ではない』としていて、大勢が誤解している人とは異なる人格者だったため、書物を残したりすることもNGとしていました。偶像崇拝もだめですね。仏像などはもはや、『違うもの』なのです。しかし、孔子の『論語』、キリストの『聖書』というのは有名ですね。更に付け加えるならイスラム教の開祖ムハンマドの『クルアーン』というものがあるので、『ザ・メッセージ』という映画もここに該当するかもしれません。