『Top secret』
『極秘』という意味です。小さい紙に書かれた謎のメモから、国家レベルの機密情報まで、謎に迫る映画はいくつもあります。中には『絶対に検索してはいけない』情報も。危険すぎて、映画内では全容を描いていないんです。
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MOVIE RECIPE
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『MOVIE RECIPE』-映画がより楽しくなる魔法のレシピ-
当記事は半分まで無料で閲覧可能です。また、下記『MOVIE RECIPE1:冒険者たち』が全て無料で閲覧できるようになっていますので、参考までに。
1.『孤島の秘密』
孤島というのはそれだけでどこか怪しげ。今回はその中でも『孤島の秘密』というまとめ方で映画をピックアップ。
今回配合するレシピはこちらです!
- 『ザ・ビーチ』
- 『光をくれた人』
- 『シャッターアイランド』
- 『トゥルーマン・ショー』
何かを探し求めてタイに一人旅にやってきた青年。だがそれでも、自分自身が変わらないことから何も日常に変化は起きない。そんな時、『ある孤島』の話を聞きつける。そこに行けば何かが変わると信じて青年は島に辿り着く。だが、そこにいたのは謎の集団だった。
詳しくは書けないが、彼女は『母親』だった。母親に、なりたかった。
ある連邦捜査官の二人が謎の孤島にやってくる。そこはある種の精神病院だ。この島でレイチェル・ソランドという女性が、「4の法則。67番目は誰?」(The law of 4. Who is 67?)という謎のメッセージを残して行方不明となった。だが、どこかおかしい。上陸してすぐに、妙な違和感が全体を包む。
生まれてから1度も島から出たことがない男がいる。子供の頃、父と一緒にヨットに乗って海へ出ていた時に父の警告を無視して船を進め、父を亡くしたことで水恐怖症を患ってしまったことが原因だった。彼の人生は何かがおかしい。『彼だけ』が妙な違和感を感じている。
ただの孤島だけだと、収監所である『アルカトラズからの脱出』や『パピヨン』等の映画もここに該当しますが、今回は『孤島の秘密』なので、このような映画がピックアップされます。また、『キャストアウェイ』や、連続ドラマですが『LOST』なども該当しそうですね。また、『硫黄島からの手紙』も孤島、離島という考え方になります。また、小笠原諸島もそうで、例えば『アンブロークン』というアンジェリーナジョリーの映画で問題になった話の裏に、『小笠原事件』というものがあります。これはあえてここには書きませんが、そのことを考えるとその島も、『孤島の秘密』を抱えている島ということになるかもしれません。
2.『謎の音声』
オカルト的な話ではなく、奇妙な音声が入っている映画がある。
今回配合するレシピはこちらです!
- 『夜になるまえに』
- 『新宿スワン』
- 『ローグ・アサシン』
キューバ出身の作家・詩人、レイナルド・アレナスの自伝。スペイン語が関係しているのか、ジョニー・デップの声の部分だけ違和感を感じる。私は基本翻訳を観ないのでそのままの音声を聞いているが、あれは彼の地声だったのか。
新宿スワン
沢尻エリカが演じる女性が、流れる背景の中で何かしゃべるのだが、そのセリフがどうもおぼつかない様子で違和感を感じる。この映画の4年後の2019年、警視庁に、合成麻薬MDMAを含む粉末(カプセル入り)を所持した麻薬取締法違反の容疑で逮捕された。関連性がある確証はない。
日本人ヤクザと日本語で話せる設定の女性との会話で、妙な違和感を感じるシーンがある。
恐らく『新宿スワン』以外は、外国語を喋るシーンということなので、もしかしたら誰か違う人の声があてられたのかもしれません。そういう違和感を感じます。ただその映画の場合は、例えば薬物を使用して撮ったとか、使用した状態をよく再現できるからリアルだったとか、そういうことがあったのかもしれません。想像の域を出ませんが。 ただ、アメリカンニューシネマが流行した60~70年代のハリウッド映画である『イージーライダー』なんかは、実際にマリファナを使用して撮影に臨んでいたようですし、そういうことは珍しくはありません。彼女は海外の血が流れていますし、実際に海外が好きでよく旅行していましたし、世界で見れば日本の方が少し厳しいですからね。ロバートダウニーJr.もジョニー・デップもドラッグ中毒に等しい人でしたし、ホイットニーヒューストンやリヴァーフェニックスもコカインのオーバードーズで死亡しています。
3.『謎のメモ』
謎のメモがカギを握る映画をピックアップ。
今回配合するレシピはこちらです!
- 『シャッターアイランド』
- 『マシニスト』
- 『メメント』
- 『ハングマン』
- 『ドニー・ダーコ』
- 『ノウイング』
前述したように、この島でレイチェル・ソランドという女性が、「4の法則。67番目は誰?」(The law of 4. Who is 67?)という謎のメッセージを残して行方不明となった。
重度の不眠症で痩せ衰えた男が周囲で起きた奇妙な事件を何者かの陰謀と疑うようになっていく姿を描いている。彼は実に、一年もの間、睡眠をとっていないというのだ。冷蔵庫に増えていく謎のメモも妙だ。幻覚のようなものも見る。彼の身にいったい何が起きているのか。
気づいたら過去の記憶がない。だが、体には無数のタトゥーが彫ってある。異常な数のタトゥーだ。そしてよく見たらこれは『メッセージ』だった。過去の自分が記憶を失う未来の自分に残したメッセージなのだ。ただ、なぜこういう状況になっているのか分からない。一体何があったのか。
連続殺人事件の現場にある謎のメモを頼りに事件の真相に迫る。奇しくも、『マシニスト』で見たような内容のメモである。
普通の高校生であるドニーダーコ。ある晩、奇妙な声に導かれてゴルフ場へと向かうと、そこにはフランクという名の銀色のウサギがおり、「世界の終わりまであと28日と6時間と42分12秒しかない」とドニーに告げる。そして気づいた時には腕に謎のメモがあった。
タイムカプセルが掘り起こされた。この小学校に通う少年ケイレブは、不可解な数字で埋め尽くされた一枚の紙を持ち帰ってきた。彼の父親で宇宙物理学教授のジョンは、そこに記された数字の羅列が過去50年とこれから先に起きる未来の出来事を予言したものだと気づく。
謎のメモも映画にしやすい要素ですよね。ですから『名探偵コナン』のような探偵系の物語には必ずと言っていいほどダイイングメッセージのような、そういう謎のメモが残されていて、そこから事件を推理していく展開があります。 また、アメリカで最も有名な未解決事件『ゾディアック事件』を描いた映画『ゾディアック』もここに該当するかもしれません。1969年8月1日、犯人によって書かれた3通の手紙が届けられました。手紙の内容は、殺人の犯人は自分であると書かれていました。それぞれの手紙には、408の記号で書かれた暗号文の3分の1が記載されていました。犯人は暗号文には自身の正体が記されていると主張しました。犯人は各新聞社に暗号文を新聞の1面に掲載することを要求し、そうしなければ週末の夜に12人殺すと脅迫しました。
4.『謎の錠剤』
謎の錠剤が登場する映画をピックアップ。
今回配合するレシピはこちらです!
- 『リミットレス』
- 『ボーン・レガシー』
- 『LUCY/ルーシー』
- 『マトリックス』
リミットレス
ニューヨークの中国人街に住む作家の男は、自堕落な生活を送っていた。ある日、彼はバーで元妻の弟から「
NZT-48」というスマートドラッグを手に入れる。彼は普段20%しか使われていない脳の能力を100%活用させるというその薬を飲むと、一晩で本を書き上げてしまうことができた。一体この薬の正体とは。
時間軸は、前作ボーン・スプレマシー、ボーン・アルティメイタムに前後する。アーロン・クロスはアウトカム計画の「参加者」であり、アラスカにて日々過酷な訓練をしており、その訓練課程において薬の服用、血液採取、問診を義務付けられている。
謎の緑の錠剤、青の錠剤の正体とは。
ごく普通の女性ルーシーは、訪れた台北のホテルでマフィアの闇取引に巻き込まれ、下腹部に
CPH4という新種の麻薬が入った袋を埋め込まれてしまう。この麻薬は、通常10%までしか活用できない人間の脳の潜在能力を極限まで高めることができる恐ろしいものだった。
主人公のネオが、謎の人物に渡された
赤いカプセルを飲み、心停止した瞬間、自分が培養槽のようなカプセルの中に閉じ込められ、身動きもできない状態であることに気づくというシーンがある。
錠剤型の麻薬で言うとMDMAという前述したドラッグが最も有名です。あとは、粉末状だったり、液体だったりするわけですが、往々にして名前は覚せい剤、ヘロイン、コカイン等と有名な名前なので『謎』とはなりません。また、麻薬に限らず新しい薬はすべて『謎』となります。 『ダラスバイヤーズクラブ』で描かれる実話の話ですが、癌の治療薬の『AZT』は、当時臨床試験が開始されたばかりでした。AZTよりも安全性が高く有効な未承認治療薬『ペプチドT』を入手した主人公は、服用により体調が向上するのを実感します。帰国後、彼は薬を密輸して国内の患者に売れば大きな利益になると考え、毎月400ドルの会費の支払いと引き換えに無料で薬を受け取れる会員制のエイズ薬購入団体「ダラス・バイヤーズクラブ」を立ち上げるという話です。
5.『謎の人物』
詳細不明の謎の人物が登場する映画がある。
今回配合するレシピはこちらです!
- 『ユージュアル・サスペクツ』
- 『ビューティフル・マインド』
- 『アトランティスのこころ』
ユージュアル・サスペクツ
冒頭で、左手に拳銃を持つ謎の男が船上で複数の人物を殺し、船は爆発・炎上して、銃殺体を含む多数の遺体が見つかる。『カイザー・ソゼ』という謎の人物の名前が、常に物語全体をかき回す。
これも同様である。ホプキンス演じる男もそうだし、彼の前に現れる謎の集団もそうだ。
謎の人物がいると映画が盛り上がりますね。その意味で、『大いなる遺産』のデニーロの役柄もそうですし、『アポカリプト』で最後に島に渡ってくる謎の集団、『青い珊瑚礁』の島にいる謎の民族、『ザ・ビーチ』でディカプリオが辿り着いた島にいた謎の集団等、そういう人たちも面白い登場人物です。
6.『森の秘密』
この森には秘密がある。そんな映画をピックアップ。
今回配合するレシピはこちらです!
- 『追憶の森』
- 『閉ざされた森』
- 『グリーン・インフェルノ』
- 『ヴィレッジ』
- 『アポカリプト』
- 『彷徨える河』
- 『ヘンゼル & グレーテル』
- 『チャイルド44 森に消えた子供たち』
富士山の麓にある青木ヶ原樹海(自殺者が多いとされる森)で自殺するために日本にやってきたアメリカ人アーサー。樹海にやってきたアーサーはナカムラと名乗る男と出会う。中村もまた樹海で自殺しようとしていたのである。だが、彼らはここで不思議な体験をすることになる。
パナマの米軍クレイトン基地から特別訓練に出たレンジャー部隊7名が嵐の密林地帯で消息を絶つ。一体何があったのか。
1980年のイタリア映画『食人族』をモチーフにしており、タイトルは、同作に出てくるジャングル地帯の名前から採られたものである。
謎の森がある。そこに住む人々がいる。森の外には出てはいけないと言われて育った子供たちがいる。森の中には怪物がいて、彼らに襲われてしまうからだ。だが、冷静に考えれば、おかしい。
スペイン人侵略直前のユカタン半島を舞台に、生贄にされそうになった捕虜の脱走と生き残りを掛けた逃走を描く。
実在の学者リチャード・エヴァンズ・シュルテスとテオドール・コッホ=グリュンベルグの手記を基にしたドラマ映画で、20世紀初頭のアマゾンを訪れた学者と原住民の奇妙なロードトリップを描く。彼が途中で遭遇したのは、『衝撃的』な文化を持つ集団だった。
ヘンゼル & グレーテル
グリム兄弟の童話『ヘンゼルとグレーテル』の後日談。あの事件から15年後。成長し、魔女狩りを専門とする賞金稼ぎとなったヘンゼルとグレーテル兄妹を描く。
ウクライナの猟奇的殺人者アンドレイ・チカチーロをモデルに、1950年代のソビエト連邦を舞台にした国家保安庁職員の行動を描いている。
森というのも謎に包まれていますね。特に未開の地が多かった時代からすると、その探検はリスクも大きいですが、それ以上にワクワクしてたまらなかったのではないでしょうか。ゲームなどではそういう体験ができますよね。ゲームは地球と違って我々にとっての『新世界』が広がっていますから、全く見たことがない光景を見ることができます。映画では『アバター』などで見られる惑星などがそうですよね。『トゥームレイダー』や『アンチャーテッド』等のアドベンチャーゲームは遺跡やジャングルがたくさん出てきて冒険好きにはたまらないゲームとなっています。 テレビはどんどんサイズが大きくなり、高画質に。そして、それに合わせてPS5等のゲーム機もどんどんクオリティが高くなる一方ですから、これから先、ゲームの世界も映画同様の価値を持つ時代が来るでしょう。そうなったら、日本は強いですよ。映画はアメリカ一強ですが、ゲームは日本が最前線にいますからね。 また映画でも『アギーレ』や『ロストシティZ』といった作品は、同じ『エルドラド(黄金郷)』を目指して冒険する内容となっていますが、コロンブスやアメリゴ・ヴェスプッチ(アメリカ大陸の語源)、コンキスタドールといった1500年頃の人々がアメリカ大陸を『新大陸』として『再発見』したときも、ワクワクするところがあったことでしょう。悪い面もたくさんありますけどね。逆に言うと、そこにはマヤやアステカの『生贄の文明』なんかもありましたから。怖く、恐ろしいのはお互い様という一面もありました。
7.『エクストラクト』
「エクストラクト」とは『インセプション』に登場する専門用語であり、タイトルの対義語。夢の中に入って情報を抜きとることを意味する。インセプションがその反対だから、逆に植えつけることを意味する。
今回配合するレシピはこちらです!
- 『インセプション』
- 『サウンド・オブ・サイレンス』
- 『SAFE/セイフ』
- 『天空の城ラピュタ』
まずはこれを観る必要がある。ここで、『エクストラクト(抜き取り)』と『インセプション(植え付け)』の概念を想像する。
サウンド・オブ・サイレンス
この映画では、5人組の銀行強盗団が銀行を襲い、貸金庫から運び込まれたばかりの赤いダイヤを強奪する。そして『記憶している“6桁の番号“を聞き出せ』という脅迫をある男が突きつけられるところから物語が複雑化する。
SAFE/セイフ
中国人の少女が、妻を殺したロシアン・マフィアたちに追われる現場に遭遇、彼女を助け出した主人公にマフィアや汚職警官たちが襲いかかってくる。実はその少女は一度見た数字は忘れない特殊能力の持ち主で、それをマフィアに利用されてある暗証番号を覚えさせられていたのだった。
「リーテ・ラトバリタ・ウルス・アリアロス・バル・ネトリール」
つまり、『暗号を聞き出せ』という共通点がこれらの映画にあるわけです。逆に、『マーキュリー・ライジング』という映画では、NSAの開発チームが作り出した暗号システム「マーキュリー」を偶然解いてしまった、サヴァン症候群の少年が組織に襲われるという展開があります。NSAとはアメリカ国家安全保障局(アメリカこっかあんぜんほしょうきょく、National Security Agency)であり、アメリカ国防総省の情報機関です。有名なところで言うと、『スノーデン』のモデルになったエドワード・スノーデンは、CIAとNSAの出身ですが、それまで陰謀論やフィクションで語られてきたNSAによる国際的監視網(PRISM)の実在を告発したことで知られています。
8.『この謎が解けるか』
謎と言えばミステリー。ミステリー要素が高い映画をピックアップ。
今回配合するレシピはこちらです!
- 『シャッターアイランド』
- 『シークレット・ウィンドウ』
- 『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』
- 『オリエント急行殺人事件』
- 『アサイラム 監禁病棟と顔のない患者たち』
- 『フロムヘル』
- 『名探偵コナン』
- 『TENET テネット』
前述したように、この島でレイチェル・ソランドという女性が、「4の法則。67番目は誰?」(The law of 4. Who is 67?)という謎のメッセージを残して行方不明となった。
ここでは最低限の情報にとどめておく。スティーヴン・キングの中篇小説『秘密の窓、秘密の庭』(『Four Past Midnight』に所収)を原作としている。
裕福な犯罪小説家ハーラン・スロンビーがマサチューセッツ州の邸宅での85歳の誕生パーティーに家族を招待する。翌朝、ハーランの家政婦フランがハーランが喉を切られて死んでいるのを発見する。警察はハーランの死因を自殺と認定するが、正体不明の者が私立探偵ブノワ・ブランを雇い捜査を依頼する。
1934年にアガサ・クリスティが発表した小説で、知名度の高い『オリエント急行の殺人』を原作としている。エルサレムで事件を解決した私立探偵のエルキュール・ポアロが乗車していたオリエント急行の車内で殺人事件が発生する。
エドガー・アラン・ポーが1845年に発表した短編小説「タール博士とフェザー教授の療法」を原作としている。世界初の推理小説作家である稀代の作家が作り上げたミステリーを思う存分楽しみたい。
19世紀末に起きた「切り裂きジャック」事件を題材としており、事件の核心を除けば内容は史実に基づいている。 2006年、BBCヒストリー誌の投票では、史上最悪のイギリス人に切り裂きジャックが選ばれた。
映画版はミステリー要素よりはエンタメ要素が強くなっているが、やはり全体的には推理を楽しむ展開が多い作品となっている。日本の探偵ものの最前線にある作品となる。
コロナ禍にあって低迷した映画界の救世主となったノーラン作品。デンゼルワシントンの息子ジョン・デヴィッド・ワシントンとロバートパティンソンという次世代を担うキャストを使ったところもいい。色々と論争が巻き起こったが、映画界が盛り上がったのが事実だ。
一流作家スティーブンキングの『シークレット・ウィンドウ』、コナン・ドイルの『シャーロックホームズ』、アガサクリスティーの『オリエント急行殺人事件』、エドガー・アラン・ポーの『アサイラム 監禁病棟と顔のない患者たち』と、世界の名高い推理作家たちの作品が並びます。ロバートダウニーJr.のシャーロックホームズは、ミステリー要素よりもエンタメ性が高い映画なので外しましたが、コナンの本来の人物である工藤新一が世界で最も尊敬する男が彼ですからね。そして彼は、『江戸川コナン』ですから。ここにあるすべての推理作家の名前がこの作品に要素として盛り込まれています。 『TENET テネット』は謎解き要素だらけの映画で、まるでパズルか何かを解くかのような形で鑑賞者が様々な見解を出し合い盛り上がりました。ただ、それに囚われすぎて『プロット』に目が行かず、木を見て森を見ずの人が多かった印象ですね。特に最初の時期は、ほとんどゼロでした。それだけ見る要素がたくさんあって、見ごたえがあるということです。
9.『謎の会社』
謎の会社が登場する映画をピックアップ。
今回配合するレシピはこちらです!
- 『エターナル・サンシャイン』
- 『マルコヴィッチの穴』
- 『ゲーム』
- 『ブレイブ』
主人公のカップルがとある謎の会社を通し、『謎の手術』をする展開がある。それがこの恋物語の不思議なエッセンスとなっている。
天井が低くて立つことのできない7階と8階の間=7と1/2階にある “LesterCorp” という会社で働くことになる展開がある。そしてある時、そのオフィスの壁に穴を発見する。その壁は、世にも奇妙な体験へ繋がる奇想天外な扉だった。
サンフランシスコの投資銀行経営者ニコラス・ヴァン・オートン(マイケル・ダグラス)が、48歳の誕生日に弟のコンラッド(ショーン・ペン)から”CRS(Consumer Recreation Services)”という会社が提供する“ゲーム”の招待状を受け取るところから物語が始まる。想像以上に面白い映画だ。
経済的理由で家族を養っていくことができなくなった男が、謎の会社を発見して『とある高収入の仕事』に辿り着く。だが、その会社が彼に提案する仕事内容は、想像を絶するものだった。
会社というのも謎が多いですからね。例えば私も起業している身ですが、何をしているか分からないという人もいるでしょう。株式会社として公開しなければ、住所等も公開する必要がないなどのルールがありますから、自由な私は色々と公開しない選択肢を選ぶ方です。その結果、他人は不透明性について疑問を持つしかないということになってしまうのです。 例えば、最近亡くなったエリザベス2世ですが、彼女は不動産王の一面も持っていました。2017年11月6日、エリザベス2世英女王の個人資産のうち約15億円がタックス・ヘイヴン(租税回避地)で運用されていたことが明らかになりました。規制当局に処罰されたり、税金滞納で破産申請したりしたバミューダ諸島やケイマン諸島の企業が含まれていました。・・と言われても、普通の人はどういうことか分かりませんよね。まさに『謎の会社』です。『ペーパーカンパニー』などと言われる形だけの会社もありますからね。『会社の使い道』というものがたくさんあることが分かります。youtubeもそうですが、参入障壁が低いこともあり、不思議な会社が存在することは事実なのです。