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プロボクサーのミッキー・ウォードとディッキー・エクランドを描いた伝記・スポーツ映画だが、ミッキーの異父兄ディッキー・エクランドの生活が破綻していて、彼の足を引っ張る。クリスチャンベールの怪演が光る。
中学校教師が麻薬常習者であることを生徒の1人に知られた後に友情が芽生える模様が描かれる。元々19分の短編映画だったこともあり短めの印象があるが、逆に原作があることがうなづける中々しっかりした内容である。
アル・カポネをモデルにしたギャング映画の製作を思い立ちハワード・ヒューズが『暗黒街』という映画を作る。それをリメイクし、オリバーストーンがアルパチーノ主演で作り直す。キューバから反カストロ主義者として追放された流れがあり、アメリカで一発逆転を狙いドラッグディーラーをやるが、そのうち自分も麻薬に汚染されていく。
1955年から1980年にかけてのニューヨーク・マフィア界で生きた、ヘンリー・ヒルという実在の男を題材とした作品である。マフィアに憧れて育ち、マフィアとなって生きた人間の話だから、ドラッグも常に身の回りにあった。やはり楽して見栄を守るためには金が必要で、近道は犯罪。彼自身も麻薬に汚染されていった。
フランク・”レフティ”・ローゼンタールという天才賭博師を通じて、まだマフィアの支配下にあった1970年代から80年代のラスベガスを描いている。この作品で転落するのは彼の妻である。シャロンストーンが金と欲望にまみれためちゃくちゃな悪女を見事に怪演している。
ジャーナリストであるハンター・S・トンプソンの同名小説を原作にしている。彼は『ラムダイアリー』でも登場するが、この映画は『その後の彼』となり、どちらもジョニー・デップが演じている。ドラッグが常に身の回りにあったような人だから、この時にはもうめちゃくちゃな状態になっている。
アンハサウェイ演じる女性が、10年間、薬物治療のリハビリ施設の入退院を繰り返していたが、姉のレイチェルの結婚式のために実家に帰ってくる。一体なぜ彼女は依存してしまったのか。
アメリカとメキシコの両国で、麻薬密輸とそれをなくすために戦う者たちの姿を、実際に起こった事件や実在の人物をモデルに取り入れて描いた作品。生活の中に完全に麻薬があり、それを使用することが当然のこととして浸透しきっている人々が映し出される。刹那では幸せそうだ。だが、少しでも時間が経てば、そこにあるのは虚無である。
ロード・オブ・ウォー
複数の武器商人への取材を元に作られた、ノンフィクションに基づくフィクション映画である。武器を売って財を成す人間が描かれるが、自分なりに秩序を持って動いているつもりでも、気づいたら麻薬に汚染されていた。
1970年代に伝説のドラッグ・ディーラーとなったジョージ・ユングの半生を、家族や恋人との愛と葛藤を織り込み描いていて、Blowはコカインの俗語である。パブロ・エスコバルという麻薬カルテルの大物が関与している。
麻薬をやると、飲酒や喫煙と同じように、脳に『神経』が出来てしまい、枯渇すると『足りない』という不足感を感じてしまいます。ちょうどお腹がすくのと同じですね。ただ、それと違ってそれらの物質は『人間の体に不要なもの』。ですから、摂取しなくても死なないし、むしろそれらは過剰摂取によって命に影響を及ぼします。ただ、大麻が合法のところがあったり、オーストラリアでは2023年にマジックマッシュルームの成分とMDMAを医療目的で合法化へする動きがあったり、状況によっては『モルヒネ』が使用されたりして、『ある状況』ではその使用が正当化されることがあります。その事実も、乱用者を減らさない現実に繋がっているでしょう。人間は転落してから気付くのです。
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マイルス・デイヴィスと肩を並べる実力があったジャズトランぺッターの、チェット・ベイカーの半生が描かれる。だが彼の人生はヘロインと共にあった。愛する人との人間関係の中で、その負の連鎖を断ち切れるかどうかがこの映画内で問われる。
20世紀を代表するフランスのファッションデザイナー、イヴ・サン=ローランの生涯を、同性の恋人で後援者でもあるピエール・ベルジェとの関係を通して描いている。彼の周りにもまた、ドラッグがあった。
『オズの魔法使』で一世風靡したジュディガーランドだが、当時13歳のジュディは肥満気味だったため、企業が契約に「スリムでいること」を含め強制的なダイエットを命じた。体質的に太りやすかった彼女は当時のハリウッドのスタジオでダイエット薬として使用されていた覚醒剤(アンフェタミン)を常用するようになる。その影響が、晩年になっても存在していた。
イギリスのロックバンド・クイーンのボーカルだったフレディ・マーキュリーに焦点を当て、1970年のクイーン結成から1985年のライヴエイド出演までを描いた伝記映画。彼もまた気付けばドラッグ中毒になっていた。ドラッグや酒池肉林の世界が当たり前のように蔓延していたのだ。
カントリー・ミュージシャンのジョニー・キャッシュの伝記映画で、特に彼の2人目の妻となった歌手のジューン・カーターとの関係を描いている。リース・ウィザースプーンはアカデミー主演女優賞を受賞してホアキンは何もないが、彼の薬に溺れた人間を演じた怪演は目を見張るものがあった。
盲目というハンディを背負いながら、ブルースやゴスペルを融合して「ソウルミュージック」を創った人物の一人として評価されたレイ・チャールズの伝記映画。彼は盲目のためドラッグに興味はなかったが、周りのミュージシャンの誘惑に負けてしまい、中毒になってしまった。
画家フランシス・ベイコンの生涯を、モデルであり恋人でもあったジョージ・ダイアーとの関係を通して描く。同性愛もアーティストとよく関係があるが、彼らもまた麻薬漬けになっていた。音楽はフランシス・ベイコンのファンであった坂本龍一が担当。
若き日のマイルス・デイヴィスを自分のバンドに起用したこともある伝説のジャズサックス奏者チャーリー・パーカーの音楽と生涯を描いた伝記作品である。だがやはり彼もまた、麻薬に溺れて疲弊していった。
セックス・ピストルズのベーシストであったシド・ヴィシャスと彼の恋人であったナンシー・スパンゲンの短くも過激な愛を描きあげたラブストーリー。この『過激』の中にドラッグやSEXなどが蔓延していて、秩序のない快楽を追及する彼らの様子が描かれる。よく彼は伝説化されるが、俯瞰で見ると『薬で転落した人』そのものである。
27歳で亡くなったアーティスト、ジャン=ミシェル・バスキアの伝記映画。アンディ・ウォーホルなどの著名なアーティストと親交を深めてその天才ぶりを発揮していたが、ヘロインのオーバードーズによって短い一生を終えた。
1950年代から1980年代にかけて世界的に人気を博したアメリカ人ピアニストのリベラーチェの最後の10年間を描いた伝記映画。彼もまたドラッグに溺れていた。
黒人のレコード・レーベル、モータウンの伝説的な黒人女性グループスプリームスのメンバー、ダイアナ・ロス、メアリー・ウィルソン、フローレンス・バラードがモデル。ビヨンセ演じるダイアナ・ロスらというよりは、マネージャーの男が麻薬で転落する。
1950年代後半から1960年代前半にかけて、それまでタブーとされていた政治、宗教、人種差別、同性愛、中絶、セックス、麻薬、広告批判、貧困などアメリカ社会の抱える矛盾をテーマに過激なトークショーを行ない人気を博した毒舌漫談家レニー・ブルースの生涯を描いた。40歳で急性モルヒネ中毒で死去した。
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大手航空会社でパイロットとして働いていたが、隙を見つけて密輸を始める。そのうちCIAを巻き込む大事件へと発展してく。『潜入者』にも登場するこの時代の麻薬界の重要人物だ。
80歳代でシナロア・カルテルの麻薬の運び屋となった第二次世界大戦の退役軍人であるレオ・シャープの実話に基づいている。この年で運び屋になるということはどういうことなのか、方々での扱いはどうなるのか、すべてが斬新で、最後には哀愁がある。
これは麻薬の運び屋にはこだわらない。だが高額な報酬と引き換えに、どんな品物も時間厳守で目的地に運ぶことを生業としている。そして彼は自分の仕事に対して「契約厳守」「(依頼者の)名前は聞かない」「依頼品を開けない」の3つのルールを課し、同時に運び屋としての信用を得ている。時に、麻薬以上に危険なものを扱う時もあるだろう。
ジョン・トラヴォルタが製作総指揮と主演を務めた実録クライムアクションで、1960年代、パワーボート界のゴッドファーザーと呼ばれた実在の人物ドン・アロノウの波瀾万丈の人生を描いている。
実在したポルノ男優であるジョン・ホームズをモデルにしており、1970年代末から1980年代にかけてのポルノ業界の光と影にスポットライトを当てた作品。名声を手にし、贅沢な生活を楽しむが、次第にコカインやメタンフェタミンといった麻薬に手を出すようになる。ホームズは1981年のワンダーランド殺人事件に関与したことでも有名で、その事件は麻薬の売買が軸となっていた。