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『大自然』(MOVIE RECIPE)

『大自然』
『自然』という言葉を調べると、その対象は『人が関わっていないもの』というイメージが頭をよぎります。宮崎駿は言いました。『地球のことを考えたら、本当は人間なんていない方がいいんだ』。しかし我々はその地球を生きていくしかない。『人間が自然になる』日は訪れるのでしょうか。

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運営者の映画経験と共にレシピ内の情報が変更されます。主に『追加』ですが、一度ご購入された方はそのまま追加された情報も含めて、このページの情報を永久にご覧になれます。

 

MOVIE RECIPE

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『MOVIE RECIPE』-映画がより楽しくなる魔法のレシピ-

 

このレシピの詳細
  • レシピ数:7
  • 紹介映画:58

 

当記事は半分まで無料で閲覧可能です。また、下記『MOVIE RECIPE1:冒険者たち』が全て無料で閲覧できるようになっていますので、参考までに。

 

 

1.『環境汚染』

人為的な環境汚染について考えさせられる映画がある。

今回配合するレシピはこちらです!

 

  1. 『ペリカン文書』
  2. 『シビル・アクション』
  3. 『サハラ 死の砂漠を脱出せよ』
  4. 『クラウド・アトラス』
  5. 『風の谷のナウシカ』
  6. 『エリン・ブロコビッチ』
  7. 『プロミスト・ランド』
  8. 『レディ・プレイヤー1』
  9. 『華氏119』
  10. 『THE 11 hour』

 

 

『実業家で大統領の支援者でもある人物が、石油採掘のために環境保護地区の開発を推し進め、反対する環境団体と裁判になっていた。環境団体は絶滅寸前のルイジアナ・ブラウン・ペリカンの存在を持ち出して争うが、裁判は地元の利益が優先された。』このあたりを押さえて映画で観てみたい。

 

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1980年代にマサチューセッツ州ウーバンで起きた環境汚染に対する損害賠償訴訟に関わった弁護士ジャン・シュリクマンの活動をまとめたジョナサン・ハー原作のノンフィクションを映画化。ロバート・レッドフォードが静かな情熱を燃やす人間を描く。

 

 

 

ナイジェリアで謎の疫病が流行している。その原因が発覚したとき、これがここに該当する理由が分かる。全体的には砂漠の冒険映画で、爽快感があって面白い。

 

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謎解き要素もある映画なので詳しく書けないが、これがここに該当することを意識しながら観てみたい。

 

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「火の七日間」という最終戦争によって、巨大産業文明が崩壊してから千年後の地球。荒廃し砂漠化した大地は錆とセラミック片に覆われ、「腐海」という有毒の瘴気 を発する菌類の森が徐々に拡大していた。瘴気と腐海に棲む昆虫に似た巨大な蟲 達に脅かされ、わずかに生き延びた人類は衰退の一途を辿っていた。

 

 

 

詳しく書けないが、彼女がとある巨大な企業の不正に立ち向かう物語であり、これは実話である。

 

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天然ガスの採掘権など、エネルギー関連でビジネスをしようとする企業が軸になっていて、利益が巨大なだけに暗躍する存在もいる状態。環境には法律がたくさんあるが、それを破って違法行為をしているような気配もあり、どうやら状況は穏やかではない。

 

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設定的にこれは2045年。環境汚染や気候変動、政治の機能不全により世界は荒廃していた。その為スラム街で暮らさざるを得ない状況に陥った地球上の人類の多くは、「オアシス」と言うVR世界に現実逃避し入り浸っていた。

 

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2018年にマイケル・ムーア監督が発表したドナルド・トランプ大統領を題材としたドキュメンタリー映画。撮影当時の大統領であるバラク・オバマも、フリントで発生した汚染水問題でのいい加減なパフォーマンスや軽口などで痛烈に批判されている。

 

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『THE11hour』の意味とは、『ギリギリ』。12時になる手前を意味し、ストップウォッチのようなイメージで時計を見て、そこでもうゲームオーバーだよという考え方となる。我々の地球はもうギリギリ。あと少しで、崩壊してしまうのだという啓蒙作品である。

 

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運営者のIQから一言。

運営者

私は以前ごみのポイ捨てを平気で行っていましたが、その理由は完璧主義な性格と、未熟な知性、そして確かな現実の3つが関係していました。『どうせ俺がこれを捨てても捨てなくても、地球規模で考えたらもっと大きな汚染が蔓延している。ここだけきれいでも、海外のスラム街って、ゴミ山で暮らしてるよ?それに比べれば自分のこのポイ捨てなど、地球にとって特にダメージはない』という考え方があったんですね。これはもちろん井の中の蛙大海を知らずということで、未熟の一言。しかし、『ポイ捨てはダメだが、あながち一辺倒には切り捨てられない考え方』でもあるのが、これらの映画を観てわかってきます。

 

 

2.『大自然の脅威』

大自然の圧倒的な存在感を思い知らされる映画がある。

今回配合するレシピはこちらです!

 

  1. 『127時間』
  2. 『ロスト・シティZ 失われた黄金都市』
  3. 『サンクタム』
  4. 『白鯨との闘い』
  5. 『エベレスト 3D』
  6. 『MERU/メルー』
  7. 『FUKUSHIMA50』
  8. 『日本列島 いきものたちの物語』
  9. 『八甲田山』
  10. 『レヴェナント: 蘇えりし者』
  11. 『クリフハンガー』
  12. 『ポンペイ』
  13. 『キャスト・アウェイ』

 

 

登山家のアーロン・リー・ラルストンの自伝『奇跡の6日間』を原作としているが、まあこうした大自然の中に入れば人間は何と無力なことかと思い知らされる。

 

 

 

幻の黄金都市エルドラドを夢見て生涯を冒険に費やした人物がいる。パーシー・ハリソン・フォーセット、イギリスの軍人である彼は、あの『インディ・ジョーンズ』のモデルになった男だ。彼の映画がなぜここに該当するのかは、映画で観てみたい。

 

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ジェームズ・キャメロンの仕事仲間であるアンドリュー・ワイトの実体験に基づいたストーリー。パプアニューギニアの巨大な地下洞窟において、海へとつながる水路を見つけたい探検隊。そこに折り悪く台風が襲来し、洞窟は水没。探検家の親子を中心に脱出を試みるも、舞台は地下洞窟であり、増水した水が迫り来る。もしかしたらこの映画で何らかの恐怖症にかかってしまう人もいるだろう。

 

 

 

世界的な名著であるメルヴィルの『白鯨』のモデルとなった出来事。捕鯨船が遭難してしまうのだが、『そこで起きた出来事』といい、人間の無力さを思い知る。その意味で、ニコラスケイジの『パシフィック・ウォー』なども同じことが言える。

 

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1996年にエベレストで実際に起きた大量遭難事故の2度目の映画化。エベレストの圧倒的な大自然を、まざまざと見せつけられる。

 

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そのエベレスト登頂よりもシビアな登山と言われるのがこれ。インドのヒマラヤ山脈のメルー峰にある「シャークス・フィン(サメのヒレ)」ルートの初めての登頂を記録しているドキュメンタリー映画である。

 

 

 

この時代を生きる日本人には説明不要だろう。2011年3月11日にあった、東日本大震災である。

 

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動物のドキュメンタリー映画だが、ヤクザルが雌を我が物にするために、他の雄猿と流血ものの大喧嘩をしたり、冬を超えられずに死んでしまう動物たちが描かれたりと、大自然の壮大な理(ことわり)を思い知る。

 

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1902年(明治35年)に青森の連隊が雪中行軍の演習中に遭難し、210名中199名が死亡した事件(八甲田雪中行軍遭難事件)を題材に、極限状態での組織と人間のあり方を問いかけた作品である。「天は我々を見放した」は当時の流行語になった。要は、日露戦争を想定して寒い地域での訓練をしていたのだが、想像以上にその道は険しかったということだ。

 

 

 

アメリカの西部開拓時代を生きた実在の罠猟師ヒュー・グラスの半生と、彼が体験した過酷なサバイバルの旅を描いている。八甲田山もそうだし、ナポレオンのロシア遠征失敗もそうだが、寒い地域で人が生きるということは、あまりにも過酷だということをこの映画で思い知らされる。

 

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アメリカのロッキー山脈で働く山岳救助隊員が描かれる。だが、その過酷な大自然の環境では一歩間違えれば大惨事につながる。この映画でもそのことについて、思い知らされる。

 

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イタリア・ナポリ近郊、ヴェスヴィオ山のふもとにあった古代都市ポンペイ。西暦79年のヴェスヴィオの大噴火で発生した火砕流によって地中に埋もれたことで知られているが、火山の噴火で丸ごと埋もれてしまった都市があったというのは不思議であり、無責任だがロマンも感じる。この映画でもそれを感じることができる。

 

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ひょんなことから無人島で暮らすことを強いられた男。『バレーボールの友人』などの描写から、人間の無力さを思い知ることができる。いつも見かける海辺の光景だからどうにでもなりそうなのに、どうにもならない。人間は大自然の前では無力である。

 

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運営者のIQから一言。

運営者

しかしその大自然の中で原始時代は生きていましたからね。ただ、旧石器〜縄文時代(2500年前以前)には、日本人の平均寿命は13〜15歳だったと考えられています。環境に左右され生活が安定していなかったこと、狩猟での事故死、病気や栄養不足による乳幼児の死亡率が非常に高かったために、平均の寿命が短くなったのだとか。やはり、無知ということもあって、例えば毒だと分からずにそれを口にしたりだとか、そういう死に方も多かったわけですね。そう考えると、その時から比べれば人間ははるかにこの大自然との付き合い方が分かってきたとも言えるかもしれません。

 

 

3.『自然と生きる』

しかし、本当に人間は『大自然との付き合い方が分かってきた』のか。

今回配合するレシピはこちらです!

 

  1. もののけ姫』
  2. 風の谷のナウシカ』
  3. 『レヴェナント: 蘇えりし者』
  4. はじまりへの旅』
  5. 『マイ・ビューティフル・ガーデン』
  6. ターザン』
  7. 青い珊瑚礁』

 

 

もののけ姫であるサンや山犬は、人間を恨んでいる。猩々たちもそうだ。乙事主とて同じこと。動物や自然が、人間と対立している。人間は森を切り拓き、木を切り、山を燃やす。環境を汚染させる物質を垂れ流し、『祟り』とも言える結果を生んでいる。自然と人間は、共生できるのか。

 

 

 

有機水銀分解菌。この発見がこの物語の根幹にある。イタイイタイ病、四日市ぜんそくの原因である環境汚染の『後始末』をしていたのは、この生命体だった。これが『腐海』のモデルとなった。地球のリーダーぶって偉そうにしている人間が、植物や菌に助けられている。なんと無様で愚かなことか。まず我々はこの映画の根幹を覗き、そういうテーマを突きつけられる。

 

 

 

前述したように、アメリカの西部開拓時代を生きた実在の罠猟師ヒュー・グラスの半生と、彼が体験した過酷なサバイバルの旅を描いている。このサバイバルの方法が、勉強になるレベルで過酷であり、シビアであり、現実的であり、究極的である。

 

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資本主義とアメリカ人の生き方に幻滅した夫婦が、子供たちと森でサバイバルをして暮らす。彼らは哲学者であるからして知的だが、ヘンリー・デビッド・ソローとの違いは、万引きをするところである。このあたりの矛盾がいかにも人間的で、人間が『自然に』生きてしまうとそれはそれで何かの障壁となる不自由さなどを思い知る、奥の深い物語である。

 

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生後間もなく公園の木陰に捨てられていた過去があるため、秩序を好み、予測できない自然、特に植物を恐れる女性が描かれる。彼女の周りは秩序があるが、例えばアパートの裏庭は荒れ放題。この『問題因子』が近隣トラブルに発展するが、そのおかげで逆に、彼女が『大海の秩序』を知る。つまり彼女がいたのは『井戸』だったのだ。

 

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ジャングルで動物たちに育てられたターザンが人間の女性と結婚した後の話が描かれる。人間が住むべき場所はどこなのか、考えることができる。

 

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続編の『ブルーラグーン』も同じことだが、この2つは同じように見えて展開が違うので、2つ併せて観たい。この映画は深く、色々なことを考えさせられる。そもそも人間に文明は必要なのかとか、愛する家族以外に関りが必要なのかとか。

 

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運営者のIQから一言。

運営者

人間は自然とともに生きていますが、前述したように、あくまでも『自然の中に動植物や人間がいる』のが真理なので、自然の揺らぎ次第でその一生が突如終わることがあります。例えば、地球規模の氷河期が来た場合、どうすることもできませんよね。コロナ問題だけでパンデミック状態になったわけですから、それ以上の力が働いた場合、人間も含めた一切の地球の生命体は終わりを迎えます。しかし人間は自分勝手ですから『地球の馬鹿野郎!』などと憎しみの感情を抱く。