MOVIE RECIPEトップページはこちら。
当記事は半分まで無料で閲覧可能です。また、下記『MOVIE RECIPE1:冒険者たち』が全て無料で閲覧できるようになっていますので、参考までに。
まずはダンスが作中で出てくる映画。ダンスメインの映画を探せばもっとあるだろうが、私の場合は『名作を観ていて自然に出逢ったもの』である。
今回配合するレシピはこちらです!
80年代のHOPHOPブームの影響を強く受けている。ダンスシーンは冒頭にあるだけだが、何だか格好いい。作品自体が、1999年、アメリカ国立フィルム保存委員会に「文化的・歴史的・芸術的にきわめて高い価値を持つ」ことが認められ、アメリカ国立フィルム登録簿に永久登録される実力を持っている。
勝新太郎の代表作である時代劇『座頭市シリーズ』を北野武がリブート。だが市が金髪だったり、タップダンスが『不自然』に始まったりと、奇天烈な内容。ただこれは批判ではない。私もこれは好きな作品だ。奇天烈すぎて着地すら奇天烈になると駄作になるが、これはそうならなかった。
これは完全にダンスがメインの映画だ。時代が古く、芸人のネタにされることも多く、かつ音楽などもパロディに使われることが多いから見下しがちだが、いざ観てみると、若さや夢や、躍動感があふれる最高の映画の一つだということがわかる。
鉄鋼業で栄えたイングランドのシェフィールドを舞台に、鉄工所を解雇され失業中の金欠中年男6人が一攫千金を狙ってストリッパーを目指す。ふざけた内容に見えるし、キャストもそう目立つトッププレイヤーはいないが、なぜだか最後には哀愁がある。そういう映画である。
後述するジャンルではなくこれをここに持ってくるのは、『CM』が格好良かったからである。CMではこことは違う音楽が使われていて、それがクールだった。実際のシーンはもっとアメリカのカントリーみたいな感じの曲なので、後でもここに入る。
怪盗ナイト・フォックス演じるフランソワ・トゥルアー(ヴァンサン・カッセル)が、赤外線だらけの厳重な警備システムをカポエラのようなダンスで潜り抜けるシーンがあり、音楽がついているのでそれがとても印象的である。
『Singin’ in the Rain』の曲と、この映画自体は知っていたのだが、どうせ古い映画だとして、しばらく放置していた。だが、いざ観てみるととんでもない。これは映画史に残る至高のミュージカル映画である。
全体的にミュージカル映画だから踊りは常に出てくる。『雨に唄えば』の時代と違って何から何までレベルアップしているが、同じカメラでずっと同じ場所を映す過去の時代の方が、もしかしたら難易度は高いかもしれない。その『つまらない画をダンスだけで面白くする』ことが求められるからだ。
日本版が『Shall we ダンス?』でリチャード・ギアのリメイクの方が『Shall We Dance?』。どちらも内容に違いはない。社交ダンスを通し、家族の愛情を確かめる映画だ。
1977年の映画。音楽と映画を融合した本作は1960年代ディスコブームの再燃を到来させ、劇中に挿入されたビー・ジーズ(BEE GEES)のディスコ・サウンドによるフィーバー現象は、現在のダンス・ミュージックへつながる。ジョン・トラボルタの出世作である。
これもミュージカル映画で、サウンドトラック・アルバムもヒットし、『サタデー・ナイト・フィーバー』に次いで、1978年のアメリカ合衆国で2番目に売れたアルバムとなった。私はあまりミュージカルを好んで観ないが、サタデーは歴史的だし、これは見ごたえがあった。
その他、『ウエスト・サイド・ストーリー』などミュージカル映画は基本的にダンスと共にありますが、私自体があまりそっちの方を好んで観ませんので、探せばもっと数はあるかもしれません。ただ、そんな私に『面白い!』と思わせる映画がありますので、ここではそういうものを紹介しています。基本的にMOVIE RECIPEではそういう作品のみを紹介するようにしています。