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女をなめるなよ!という強いメッセージを感じる映画たち。
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至極の名作。最初はどこにでも単なる二人の一般女性だったのだが、この一見して一時的な好奇心にも似た逃避行によって、二人はある種、『誰にも口出しできない境地』に達することになる。
この女性は最初、いかにも女性という感じで男の言いなりになってしまうのだが、そこで終わらないのが彼女だ。自分を痛い目に遭わせた人間に、壮絶な復讐を仕掛けたり、もう一人の主人公の男と一緒に、重要なミッションをこなしていく。
まさしく『女をなめるな』というこの映画。マゴロビクインは初登場の時ほど存在感がないが、このテーマでまとめることで付加価値が出る。
こうしたリメイク的な話はチープに失敗しがちだが、これはそうはならなかった。『Here we go!』というセリフとともにゴーストに対峙するシーンは私には、(女をなめるなよ!)と、聞こえた。
コミック『キック・アス』を原作とした、2010年のスーパーヒーロー映画。クロエ・グレース・モレッツ演じるヒット・ガールは、圧倒的な存在感。彼女の『最大のヒット作』になっていることが、彼女にとって嬉しくもあり、足枷でもあるだろう。
女性は強いられていた時代があるので、それを覆しかけている今まさに、エネルギーがほとばしっているように見えます。しかしあまりやりすぎると逆転現象が起き、男女の溝がまた開いてしまうので、バランスが必要ですね。まあ男は自分勝手な生き物なので、彼女たちくらい暴れても問題ないでしょう。
女性がチームを組むと男が介入できないように見えるが、意外と男がこれを客観視しても不自然な距離を感じない。男女と言えど同じ人間なのだということがわかる。
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とは言っても彼女たちのように、男の手を絶対に借りない気概を見せる女たちもいる。だがあまりやりすぎるとチープになる。ハーレイクインは正直、『スーサイド』のようにあくまでも、『男の中で身勝手にふるまうから』こそ、輝いていた。
女チームと言えばこれだ。元々これは1976年から1981年にかけてアメリカのABCネットワークで放映された1時間枠のテレビドラマだった。
史上最強の犯罪ドリームチーム「オーシャンズ」を率いたカリスマ的リーダー、ダニー・オーシャンの妹が、今度は女チームを率いて兄の後を継ぐ。女だけになっても男連中に何も劣らない魅力的な強盗エンタメを魅せてくれる。
“スプリング・ブレイク”(春休み)を楽しむ4人の女子大学生たちが描かれるが、やはり若いということもあって無計画で刹那的な行動が多く、観ていてハラハラする。
当時は、これを家に置いておけばインテリアになる、とでも言うかのように部屋の見えるところに飾るほど、女性たちの間でカリスマ性を発揮していた作品。
高校生あるあるのような展開しか起きないが、意外とそれでも結構衝撃的なシーンがある。同級生レジーナをクイーンとする人気グループ”Plastics”に気に入られる。しかも意外と、実話ベースである。
アメリカ合衆国で実際に起きた事件を原作にしていて、女性を主軸とした窃盗グループの様子が描かれる。本人たちはあまり『窃盗グループ』という認識を持っていない。軽はずみにやっている。
これらの映画を男が観ても特に距離は感じませんが、現実世界で『女子会』があっても、私は距離しか感じません。男脳が強いほど極端な性格になり、女性はどうでもいい話をしてストレスを解消したり、コミュニケーションを取っていると、女性の心理学者が言っていました。
戦う女性のメンタル編。強いハートを持って人生と格闘した女たちの物語。
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鉄の女と言われたイギリスの政治家マーガレットサッチャーが描かれるが、彼女の時代も女性差別のど真ん中だった。34歳で下院議員に初当選するが、当時のイギリス議会には女性はほとんどおらず、異色の存在として白い目を向けられる。果たして彼女なそんなアウェイ中のアウェイの中、どう生きたのだろうか。
ハリウッド・スターからモナコ公妃となったグレース・ケリーが、存亡の危機に立たされた公国を救うために見せた「一世一代の大芝居」を描く。絶頂の時期ににあってこの人生の大胆な舵の切り方は、参考になる人がたくさんいるだろう。
『アンナとシャム王』の元になったアナ・リオノウンズの手記『英国婦人家庭教師とシャム宮廷』を原作に映画化された作品。タイは以前、『シャム』と言った。だが、理不尽なしきたりはあった。ここに家庭教師に来たアンナは壮絶な経験をすることになる。
ヘレン・ケラーの家庭教師アン・サリヴァン。ヘレン・ケラーは彼女のおかげで、目、耳、声の三重の身体障害を克服した。「奇跡の人」とはヘレンのことと日本では誤解されがちだが、実際にはアンのことを指した言葉である。すべての教育者は、彼女と同じことができるかどうか、自問するべきである。
だが、彼女たちと全く同じ境遇にあった女性たちがいた。知名度はないが、本当に同じ状況がゆえ、同列に扱わなければいけないと悟ることになる。
チリ・クーデターの際の実話を基にした作品で、ピノチェト軍事独裁政権下でナチスの残党パウル・シェーファーと結びついた拷問施設「コロニア・ディグニダ」の実態が描かれる。ここに、愛する人が収監されたと知った女性が、彼を救うために一世一代の大勝負を仕掛ける。
1988年に行なわれた世界初のセクシャルハラスメント訴訟を基に、立ち上がる女性の活躍を描く。シャーリーズ・セロンが「同性愛者同士の結婚が法的に認められるまで、結婚はしない」と発言し、その覚悟を決めていることからも、彼女のこの手の作品は見ごたえが十分だ。
アメリカ西海岸を拠点とする大手企業PG&Eに対し、環境汚染に対して責任を追及するエリン・ブロコビッチの半生を描く。彼女はこれで『ある世界記録』を出した。
1910年代のイギリスで婦人参政権を求めて闘った女性たちの姿を描いた作品。主演のキャリー・マリガンではなく、特にこのエミリー・ワイルディング・デイヴィソンという女性の取った行動が衝撃的である。これは実話である。
女性はメンタルが弱いように見えます。病んでしまうことも女性の方が多い印象がある。しかし例えば、出産の痛みには耐えられるし、『男はいつまでも未練がましい』などという場面もあり、女性の方が強いように見えるシーンもあります。まあ、差はないということですね!しかしここに登場する彼女たちの真似をするのは、困難を極めますよ。
戦う女性。フィジカル編。肉体を使って戦闘する女性たちで、次のジャンルとは切り離してまとめた。
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この名作SFでも、サラ・コナーという女性が大活躍する。
更に、『ターミネーター: ニュー・フェイト』ではマッケンジー・デイヴィスが演じる女性キャラが、少し群を抜いたアクションを魅せている。
元アマチュアレスリング選手マハヴィル・シン・フォーガットと彼の娘であるフォーガット姉妹の半生を描いている。すごいのは、この映画で壮絶なアクションが見られるのに、作中では出てこないが、吉田沙保里を神のように尊敬しているということだ。霊長類最強の女の実力は折り紙つきである。
その他、『アイ、トーニャ』など女性が活躍する映画はまだまだありますので、またこのレシピはどんどん強化していきます。やはりフィジカル面になってくると、女性はハンデを背負っていますね。逆に言うと、アフリカ人はフィジカルポテンシャルが優れているというデータが出ています。更に、それぞれの体質の個性もありますしね。ただ一つだけ言えるのは、超一流のアスリートは、幼少期から基礎を積んでいる共通点があるということです。
これが上のジャンルとは別枠の項目だ。戦う女性の中でも、『戦士』の名がふさわしい女たちが描かれる。
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神の啓示を受けたとしてフランス軍に従軍し、イングランドとの百年戦争で重要な戦いに参戦して勝利を収め、のちのフランス王シャルル7世の戴冠に貢献したフランスの重要人物。この映画では彼女が積極的に戦争に参加するシーンが見られる。
紀元前530年頃の人物で、中央アジアのカスピ海東岸に勢力を有していたマッサゲタイ族の女王である。アケメネス朝ペルシアの王キュロス2世率いるペルシア軍を破り、キュロスを殺害したとされる、まさに伝説の女性だ。
『インドのジャンヌダルク』とも言われ、歴史の本にも名を残すインド大反乱の女性指導者ラクシュミー・バーイーを描いているので、歴史的にとても貴重な作品だ。だが、無意味な過剰演出によってせっかくの輝かしい実態に、胡散臭さが付け加えられてしまっている。それがなければ最高だ。
『女戦士』とここで書かないほうがいいでしょうが、私はゲームでそれが選択できると必ずその人を操作キャラにしてしまいます。格好いいですね。孤高の戦士として描かれることが多いのですが、私はそういう女性が好きなのかもしれません。