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ゲーテは言った。『若い友人たちにいくらすすめても足りないと思うのは、自己省察を学ぶことです。』釈迦がブッダになったのは、内観をしたからだった。
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兄弟姉妹の子供がいる家庭ならよくわかることだが、その間柄で嫉妬したり競い合ったり、奪い合ったり対立することはよくある。ある時、自分よりもかわいがられているように見えた兄は、まだ幼い妹に手をあげてしまう。そんな彼の身に、不思議な現象が起きた。
彼には婚約者がいるが、正直うまくいっていない。ある夜の12時、酒に酔ったままパリの街をうろついていると、アンティークカーが止まり、車中の1920年代風ルネサンス期の格好をした男女が現れる。すると、次々と彼の前に死んだはずの・・。
1995年に公開された『ジュマンジ』の続編で、前作から20年後を舞台にゲームの中に閉じ込められた高校生たちの冒険を描く。 『アリス』にも方向が似たこの不思議な体験で、彼らは人生の経験値を得る。
父から一族の男にはタイムトラベルの能力があると告げられる。自分の過去にしか行くことはできない。彼はまだ若いから目先の問題解決に使うが、そのうち彼はその能力を、有意義なことに使おうと決意する。
男は経済的に不便ない豊かな暮らしをしていたが、人生に採点するとなると100点はつけられないことをどこかで自覚していた。ある日、自邸の中で侵入した、小太りの少年を見つけるが、お互いに初めて会った気がしない。彼は一体。
若く美しい女性アデラインは、交通事故と落雷による偶然が重なり、不老の体となってしまう。タイトルにある通り、100年という時間も生きることができるが、だからこそ見えてくる喜びと虚無があった。
戦傷で下半身不随になっていた身体を治す治療代を得るために、惑星におけるアバター計画に関与する。どちらにせよもう自分にはそれくらいしかできない。そういう悲壮感も漂っていた。だが、彼はアバターとなって再び動き回り、新たな視点を手に入れる。
富士山の麓にある青木ヶ原樹海(自殺者が多いとされる森)で自殺するために日本にやってきたアメリカ人。だが、彼はそこで不思議な体験をし、そして結果的に自分の人生を見つめ直すことになる。
カオス理論の一つ、バタフライ効果をテーマに製作された。「蝶がはばたく程度の非常に小さな撹乱でも遠くの場所の気象に影響を与えるか?」彼はこの不思議な体験で、ある種の悟りの境地を得る。
アイガー初登頂で知られるオーストリアの登山家ハインリヒ・ハラーの自伝の映画で、彼がチベットで過ごした7年間、彼と若きダライ・ラマ14世との交流を描いている。多くの人にとってチベットもダライ・ラマも、神秘的な対象でしかない。彼は何を学ぶか。
自他共に認める一流の弁護士で、どんなに無理な依頼でも、彼は得意の“嘘”で無罪を勝ち取ってしまう口が達者な凄腕の男がいた。だが、その才能をいいことに、嘘をついて切り抜ける姿勢によって家族関係は破綻。唯一子供だけはなついているようで、その子供の純粋な祈りが、彼の身に奇妙な現象を巻き起こす。
銀行員のカールはいつもいつもプライベートでも仕事でも答えは「NO」と言い、友人との付き合いや様々な勧誘・職場の個人融資の審査などあらゆることを断る生活を送っていた。ひょんなことから『YES』と言わなければならなくなるが、それが様々な奇跡の現象を巻き起こす端緒になっていく。
千尋は住み慣れた環境から突然引っ越すことになり、陰鬱気味だった。そんな中、家族で立ち寄ったとある場所で、不思議な少年に出逢う。だが、彼は血相を変えてこう言うのだ。『ここへ来てはいけない!すぐ戻れ!』。千尋はこの不思議な体験で、何を想うか。
サツキとメイは、トトロという熊のような狸のような不思議な生き物と出逢う。だがどうやら大人にはその姿が見えないようだ。だからどうした。お化けならそこで話が終わってしまう。だが、間違いなく彼らの存在は二人の人生に、大きく関わった。
ある日宇宙を研究する女性が断続的に発信し続けられる有意な電波信号を受信する。そしてそれがカルト宗教家、政治と科学と宗教を巻き込んだ展開に繋がっていく。
知識がない人はこれを単なるオカルト的な現実離れした話と解釈するかもしれないが、これはかなり深い話である。『そういう視点』で、このレシピを通して、じっくりと観てみよう。
『不思議』というのは『普通では考えも想像もできないこと。説明のつかないこと』を意味する。よって、彼女にとってこの英語圏での生活は、非常に刺激的であり不思議。だが、だからこそ彼女に新しい視野を与えてくれる。
人気カメラマンの超が付くプレイボーイ。確かに女にはモテるが、誠実さの欠片もない男がいる。悔い改めないということは、うまくいってしまっているということだ。こういう男が自分の人生を改めるとしたら、こういう不思議な経験が必要なのか。
一方は弁護士で人生は上手くいっていて、一方は作家志望という迷走中の男性。この二人には共通点があるが、状況がかなり珍しい。二人は、あることをしなければならない状況に追い込まれるが・・。
『くまのプーさん』を原作としている。あの日から数十年が経った。休日出勤の帰り道、自宅前の公園のベンチに腰掛けるとそこにはプーの姿があったのだ。彼はなぜプーと出逢ったのか。
卒倒を切っ掛けに高校時代に帰り、己が人生を見つめ直してゆくさまを描くドラマ。彼女は離婚を覚悟していた。この経験で『忘れていた視点』を取り戻せるかどうかが問われる。
仕事一筋の男は、不器用だった。不器用ということは、一途ということだ。責任感もあって、おろそかにできない誠実さがある。だがそれゆえに手の届かないところも出てくる。そんな彼は深い闇にも似た過去を背負うが、そこへ一人の明るい少女が現れる。
『不思議な体験で気づくこと』というのは、こうして見てみると見えてきますが『普段固着された視野以外の、新たな視野を持つ』ということがカギになります。私は無宗教ですが勉強した身としてブッダの話で言うと、彼は『外』に答えを求めましたが一向に答えは見つかりませんでした。しかしあるとき『内』に目を向けたのです。
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9.11のテロで父を亡くした子供。心の中んぽっかりと穴が空いてしまった。果たして彼は、人生に希望を見出せるのか。そして、母親の存在は?
飛行機が太平洋で墜落し、無人島に辿り着いた彼が帰還するまでの4年間の姿を描く。まず、彼がどうなるのかも書けないので、このレシピを通した視点で映画を観てみたい。
この映画は、特に3Dや4Dで観た人はその圧倒的な宇宙体験によってぼやけてしまうかもしれないが、彼女はどういう家庭環境にあるか、それを冷静に再考したい。すると、なぜこのレシピに入ってくるのか、そして、なぜあそこで音楽が鳴ったのかが見えてくる。
この手の勇気を与えてくれる映画はたくさんありますから、ここにどんどん追加できそうですね。また別で『わたしは”人生”を生きている』という類似レシピがあります。併せてご覧いただくことでよりこのテーマを掘り下げて考えることができます。
『まだ生きている』とは別枠にしなければならない。絶妙にニュアンスが違うからだ。
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「世界を見よう、危険でも立ち向かおう。それが人生の目的だから」というスローガンを掲げる伝統的フォトグラフ雑誌『LIFE』編集部の男。だが彼の場合はその対極に生きていた。ではこの男は、もう一生このままなのか。
ここにこの映画が来るのがカギなのだが、主人公はアメリカ一強盗が多い、強盗を親から子へと家業のように引き継がれてゆくこの街から抜け出そうとしているのがポイントだ。そして仲間や、最後の彼の行方なども総合的に考えると、ある種の哀愁が沸き上がってくる。
『人間、志を立てるのに遅すぎるということはない。』イギリスの政治家ボールドウィンの言葉で、亡き三浦春馬さんも好きだと言っていた名言です。今回私の一言は、あえてここまでにしておきましょう。