ポスター画像出典:『ヤフー映画』
内向的な少年で、親指をしゃぶる癖が未だに治らない。そういう癖のある人に対して使う言葉が『サムサッカー』である。ポスターだけを見ると異質な光景だが、これはこのポスターだけでは全くその映画の内容を想像できない。ある程度はできても、それ以上はできない。実際に親指をしゃぶるシーンは少なく、『それ以外の重要な問題』に全員で目を向けていくのだ。この映画は家庭内に問題がない人は理解できない。
何かしらの不和を抱える人には、深く深く突き刺さる映画なのだ。『普通の人々』、『英国王のスピーチ』を『本当に理解した人』が観るべき映画だ。キアヌリーブスが『キーマン』。だが、本当のキーマンは、たった一人しかいない。