ポスター画像出典:『Amazon』
こんな面白い砂漠冒険映画がなぜ知名度が低いかというと、「馬鹿げた脚本による底の浅い冒険映画」と酷評されていたり、原作者が「製作側が自分の了承なしに大幅に脚本に手を加えた」とし、制作会社を提訴する動きを見せていたりして、どうやら事情を深く知る専門家たちの気持ちをないがしろにしたある種の裏切り行為が行われていたようだ。
ただ事情を全く知らない私はこの映画に数少ない『注目映画』としてのジャンル分けをしていたので、内容自体は『インディジョーンズ』や『ハムナプトラ』らと同じようにワクワクが詰まった面白いエンターテインメントとなっている。
それが原作の実力なのか、それを無視して大衆受けに脚色したせいなのかは知らないが、マシュー・マコノヒーとペネロペ・クルスのセクシーな美男美女コンビがいるだけでも絵になる作品である。