ポスター画像出典:『ヤフー映画』
リチャードギアは、1978年のこの作品で本格的にハリウッド映画に出演し始めると言っていい。75年がデビューだが、その前の2本は微妙だ。『ミスター・グッドバーを探して』にはダイアンキートンが出るからいいが、主役級はここからである。
そして80年に『アメリカンジゴロ』があり、82年についに『愛と青春の旅立ち』で大きな爪痕を残す。その意味で、この映画はまだまだ色々と未熟な作品だ。90分という時間もあるが、やけに長く感じるしどんな映画だかわかりづらい。映画を真剣に観ているはずの私が内容をうろ覚えなのだから、そういう着地になるだろう。売り上げの規模も3億円程度と小規模でとどまっている。
ちなみにほぼ同じ年代に公開された『スターウォーズ』は700億円を超えているから、その辺りでも規模の小ささを感じるはずだ。