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『愛に迷った時』 レビュー(感想)と考察

『愛に迷った時』

ポスター画像出典:『ヤフー映画

 

 
 
まさにタイトルにある通り、結婚生活を続けている幸せなはずの夫婦が、どちらかの浮気によって破綻しかけ、愛を見失う話だ。結婚の時、病める時も健やかなる時も互いを愛しあう誓いをしたはずなのに、どちらかが破った。これでは約束と違うということで、多くの人はそこで愛を見失ってしまう。

 

だが、実は人間は『愛』の実態をよく理解していない。世界に普遍的に共通する言葉だが、ボールペンやタオルのように、『これがタオル』とかいう断言ができず、目に見えない。

 

『1+1』の答えなら『2』と断言して、そこに確信を持つことができる。だが、目に見えず、答えが不明瞭なものには確信を持てない。そして、そのゆるぎないはずの『愛の約束』が破られた時、人の心はさまよってしまう。

さて、『愛』とは一体何なのか。この映画を通してそれが見えてくるだろうか。