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『ミーン・ガールズ』 レビュー(感想)と考察

『ミーンガールズ』

ポスター画像出典:『Amazon

 

 

100分程度だし、役者たちはまだ若くティーンを描いた映画だから『女優の役者経験の一つ』になるようなB級がかった作品と思いきや、実は売り上げが130億円以上あるという。アメリカ映画にはこういうこところがある。

 

日本ではその位置にいくためには相当な話題性がなければならない。『ハリーポッター』とか『話題の漫画がついに』とか、それくらいエネルギーが集まっていなければその売り上げにはいかないが、アメリカはこういう『わちゃわちゃ日常ドタバタコメディ』のような映画が受けるのである。

 

規模を比較すると、日本の5倍程度がアメリカ映画の規模だ。興行収入の1位が『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』でおよそ2000億円。日本1位は『鬼滅の刃』の400億円だから、ちょうど5倍だ。そう考えるとこの映画は5分の1にすると30億円程度だが、それでも日本では大ヒットと言える売り上げを上げている。

 

確かに、途中でレイチェルマクアダムスが衝撃的な展開になるのでそこは面白いと感じたところだ。だが後は基本、よくあるティーン映画である。だが逆にそれが共感を獲得できたのかもしれない。

 

また、この映画は保護者指導教員であるロザリンド・ワイズマンのノンフィクション『女の子って、どうして傷つけあうの?』(原題: Queen Bees and Wannabes)が原作となっているので、ある程度実話がベースとなっているところも貴重なのかもしれない。

 

 

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