この映画は完全に賛否が分かれる。私は『否定』派だ。越えてはいけない一線を越えてしまっているので、それを映像化してしまったことで、マイナスとなってしまう。例えば、ホロコーストを映像化していいと思うだろうか。映像化してはいけないことがあるのだ。
だが、そういうものを込みで楽しみたいという人にはいいかもしれない。中には『私、旧約聖書の世界観好きなんだよねー!』とかいう意味不明なことを言っている鑑賞者がいたが、クリスチャンの両親を持ち、それを強要された私からすれば、その浅薄な発言に、ただただ距離を感じるだけである。おっと、ここまでにしておこう。