ポスター画像出典:『Amazon』
1970年11月に起きたサザン航空932便墜落事故で選手とコーチの大半を失ったマーシャル大学アメフト部の復活の実話に基づいている。日本では劇場未公開で、2008年6月11日に『マシュー・マコノヒー マーシャルの奇跡』のタイトルでDVDが発売されていてわざわざタイトルに『マシューマコノヒー』とつけられていることからも、『そうでもしないと注目を集められない』という事実があるからだ。
だが、それは事実に対する侮辱でもある。映画で成功させることを考える興行的にはどんな手も使った方がいいだろうが、飛行機が墜落し、選手やコーチなど合わせて75名が亡くなった事実を、しっかりと受け止めたい。私はアメフトは一切見ないが、実話であり、それだけの命が失われ、その後に遺された人々の人生を見る以上、真剣に観た。