Categories: レビュー

『ベティ・サイズモア』 レビュー(感想)と考察

『ベティ・サイズモア』

ポスター画像出典:『ヤフー映画

 

妄想癖のある女性の話で、男からしたら正直何だかよく分からないという人が多いはずだ。それは主演のレネーゼルウィガーの『ブリジット・ジョーンズの日記』が、圧倒的に女性ファンが多い事実からも証明されている。だが、何だか妙に引き込まれる感覚がある。事実、彼女はこの映画でゴールデングローブ賞 主演女優賞 (ミュージカル・コメディ部門)を受章していたりして、評価が高いのだ。

 

こういう確固たる基礎が彼女を『ジュディ 虹の彼方に』に導いた。彼女はその作品で第92回アカデミー賞において、主演女優賞を受賞したのだ。ブリジットでもノミネートされているが、『コールド マウンテン』然り、確かな一歩の積み重ねにより、女優としての確固たる地位を築いた。特別美人というわけでもない女優が、見事にその実力を世界に知らしめた。そういう彼女の布石の一つ一つを見ているようで、ある種の感慨を覚える。

 

 

IQ

Share
Published by
IQ

Recent Posts