Categories: レビュー

『ベオウルフ/呪われし勇者』 レビュー(感想)と考察

『ベオウルフ/呪われし勇者』

ポスター画像出典:『Amazon

 

 

この内容自体はB級としか言いようがないぞんざいなものだが、この『ベオウルフ』という話自体は人間にとってとても貴重なものである。だから、これをもっと面白く展開させることが人間の責務だろう。

 

だが、監督が『BTTF』のロバートゼメキスなのだから、あまり責めようがない。映画史における最高の映画、NO.1に選ばれることも多々あり、私もそう思っていて、私を映画好きにさせてくれたその映画の監督の作品とあれば、あまり悪口は言えない。

 

が、この作品自体はボツである。ただし、やはり『ホビットの冒険』や『指輪物語』への影響が常に指摘されているくらい、ファンタジーの世界にとっては重要。何しろ、それらの作品こそが『史上初のファンタジー作品』と言われているからだ。

 

それを作ったのがJ・R・R・トールキン。そしてトールキンこそが、このベオウルフの研究者の重要な一人だった。キャストは一流なのにB級レベルで終わるという残念な着地だが、言ったように演出次第では人類史上極めて重要なファンタジー映画になるだろう。

 

IQ

Share
Published by
IQ

Recent Posts