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『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命』 レビュー(感想)と考察

『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命』

ポスター画像出典:『ヤフー映画

 

途中で主人公が入れ替わるという斬新な作品で、名作になる雰囲気を醸し出している。評論家の評価もかなり高い。だが、あと一歩何かが足りずに『名作』にはなりきれていない。しかし面白い映画であることは間違いない。

 

ライアンゴズリングが醸し出す意味ありげな雰囲気。レイリオッタの悪徳刑事ぶり、ブラッドレイクーパーの凡人ぶり。そのどれもが彼らの十八番であり、それが絶妙に絡み合って、作品が織り成されている。ブラッドレイクーパーの凡人とは、『ハングオーバー』のそれだ。彼らは全員が凡人の設定だから、凡人として、類まれなケースに振り回されるのが上手いのである。

 

 

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