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『プリティ・プリンセス』 レビュー(感想)と考察

『プリティ・プリンセス』

ポスター画像出典:『ヤフー映画

 

 

まずこの手の映画を男の私が前のめりに『観よう』とはならない。女性向けの映画だ。女性からすれば楽しい要素が盛りだくさん。女性は誰もがシンデレラストーリーとして『白馬の王子様』を求めているが、現実の男性のほとんどは、それとはかけ離れた存在。だから、男性は半ばやけを起こすかのように、そっぽを向いてしまうのだ。

 

だが、興味のない男性も、これを聞くと興味が出るかもしれない。監督のゲイリーマーシャルは、『プリティシリーズ』と言っていいほど、プリティがつく映画を作っている。

 

プリティウーマン
プリティリーグ
プリティヘレン
プリティブライド
プリティプリンセス

 

やはり何と言っても『プリティウーマン』だろう。これを作った監督が作っていると聞けば、もしかしたらそれらの延長戦かなにかという感覚で、これらの映画を観賞しようと思うかもしれない。また彼の映画の

 

バレンタインデー Valentine’s Day (2010)
ニューイヤーズ・イヴ New Year’s Eve (2011)
マザーズ・デイ Mother’s Day (2016)

 

という記念日に特化した映画も中々面白いし、『プリティリーグ』は実は妹のベニーマーシャルが監督なのだが、彼も出演していて、これも中々面白い。若き日のマドンナも出演しているし、色々と見応えがある。

 

さて、そう前置きしたが、実はいざ見てみると男の私でも十分楽しめる内容だったのだ。それは続編の『プリティ・プリンセス2/ロイヤル・ウェディング』でも同じことだった。女性の恋愛相手は男なんだし、意外と女性向け映画というのは、実は男性向けなのではないかと頭に浮かぶことになるだろう。