ポスター画像出典:『Amazon』
一流俳優が、たまに妙な90分映画に出ていることがあるが、その一つがこれだ。恐らく、裏事情があってのこれなのだろう。例えば、人脈的なつながりで、出て欲しいと頼まれたとか、子供や親族の関係とか、出演料の関係、中には、政治的な関係で他国の映画に出ることもあるかもしれない。企業の社長たちとの人脈ができれば、簡単にビジネスの話になる。社長以下は自由に会社を動かせないが、社長は株主に牛耳られていない限り、自分で何でも自由にできる。どんなことでもビジネスにできるから、そういった様々な要素が関係しているのかなあ、と想像してしまうわけだ。つまり一流俳優だから、そういうB級レベルの映画に出ても出演料は多く貰えるし『楽に稼げる』から、そうなるのかもしれない。
真の映画ファンは、『名作だけに出演』してほしいと思うものだ。だからトムクルーズやレオナルド・ディカプリオといった超一流俳優たちは、作品を選んでいるように見える。ニコラスケイジなどはどうだ。逆に『選べない立場』にいるように見える。また、ドウェイン・ジョンソンのように体当たりでB級だろうが一流作品だろうが構わずでまくる人もいる。
個人的にはメルギブソンは一流俳優なので、作品は選んでほしいと期待してしまう。この映画は出る必要はなかった、彼じゃなくても良かったようにも見える。