ポスター画像出典:『Unext』
最後のシーンは見ものである。ただ、コリンファレルというのは常に『惜しい』。彼の映画は『アレキサンダー』以外は、ほぼ惜しい。何かが足りないということだ。なんか、おお化けしそうな気配を醸し出すのだが、大化けしない。そういう作品ばかりが目立っている。
賞もかろうじてゴールデングローブ賞を受賞しているが、『ヒットマンズ・レクイエム』という、3000本も観ている私でも見ていない映画だ。『デッドマン・ダウン』はよかったが、『トータルリコール』も、なぜかシュワちゃんのそれを超えなかった。この映画も、惜しい。何だか分からないが、あと一歩名作にならない。決して嫌いな俳優ではないので、彼が何とかもっと日の目を見る日が来ることを祈る。