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『ハンターキラー 潜航せよ』 レビュー(感想)と考察

『ハンターキラー 潜航せよ』

ポスター画像出典:『Amazon

 

ロシアという国は、常にアメリカ映画で危険視されることが多い。ソ連が崩壊してロシアになってもそれはあまり変わっていない。だが、2022年のウクライナ侵攻によって、その疑いは現実のものになった。

 

兼ねてから歴史の専門書には『ロシア、中国』の2国がアメリカ一強の時代をくつがえす可能性があると書かれていたが、その場合、アメリがそれを敵視するということは、ただ単にアメリカがその地位を保ちたいから、『ロシアが危険なんだ』と映画などで印象操作している可能性もあった。だが、やはりロシアは危険な国だったのだ。だからといってアメリカの言うことをうのみにする必要はなく、常に半信半疑でいいが、最高の映画を作るのはやはりアメリカだ。それは紛れもない事実。

 

さて、とにかくロシアとアメリカは色々と対立しがちである。仲良く肩を組んで握手はできそうもない。そんな初期設定があっての物語である。