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『ディボース・ショウ』 レビュー(感想)と考察

『ディボース・ショウ』

ポスター画像出典:『ヤフー映画

 

私はあまり差別なく映画を観ようと心掛けているのだが、どうしてもウディ・アレンとコーエン兄弟の映画はなぜかあまり好きになれない。

 

『ファーゴ』
『オー・ブラザー!』
『ノーカントリー』
『バーン・アフター・リーディング』
『シリアスマン』
『トゥルー・グリット』
『マクベス』

 

そのどれもが、不完全燃焼的なものを抱えて鑑賞を終えてしまう。こうなるともう『それが目的』ということになるだろう。『その方向に持っていくのが狙い』というか。『そういうコメディだよ』という。

 

韓国人が、日本の芸人のツッコミで頭を叩くことにドン引きし、日本側が『そういう文化やねん』と言うように、私と彼らとの間には謎のそういう壁を感じてしまう。だが、この作品の場合はそこまでその壁を感じなかった。