ポスター画像出典:『Amazon』
監督のテリーギリアムというのは、確かに『12モンキーズ』は傑作だが、後の作品は正直(え?)という感想を抱いて終わるのが本音だ。『フィッシャー・キング』はいいのだが、
『バンデットQ』
『未来世紀ブラジル』
『Dr.パルナサスの鏡』
『テリー・ギリアムのドン・キホーテ』
そしてこの『ゼロの未来』も、正直あまり好きではない。『ラスベガスをやっつけろ』は実話だからいいが、後の映画は全部フィクションで、『12モンキーズ』を超える領域にまで達していない。その映画もフィクション要素が軸になっているが、あれはブラッドピットの怪演も手伝って、素直に『名作』と言える力を持っている。だが、これらの映画を見てその映画くらいの期待を持つと、幻滅するだろう。