ポスター画像出典:『Amazon』
リーアム・ニーソンとピアース・ブロスナンの名優二人の共演が見れるというだけで満足、という人はこれで十分だろう。だが、興行的に大赤字という事実を見ても分かるように、『何かが足りない』という気配を常に覚えることになる。
ただ、最後のシーンは中々哀愁があった。その結末をクライマックスと考えるとかなり『渋い』作品だから、万人受けとはならないのだろう。興味がなく、ポップコーンを片手に食べるような主体性の人からすれば、『旬が過ぎたおっさんの渋い話を見せられている』という形になってしまうだろう。映画好きとファンが喜ぶ作品である。