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『シリアナ』 レビュー(感想)と考察

『シリアナ』

ポスター画像出典:『ヤフー映画

 

 

中東の架空の国・シリアナを舞台に、中東諸国やアメリカ、中国などの石油利権をめぐる陰謀を描いた群像劇。実際にあったようなリアリティがあるが、事実、CIA工作員であったロバート・ベアの告発本『CIAは何をしていた?(原題:See No Evil)』を元に制作された。出演と製作総指揮を務めたジョージ・クルーニーがアカデミー助演男優賞、ゴールデングローブ賞助演男優賞を受賞しただけあって、確かに重くシリアスな内容ではあるが、妙に説得力のある社会派映画である。シリアスだから『シリアナ・シリアス』という語呂で覚えていた。