ポスター画像出典:『Amazon』
アルパチーノ演じる若き弁護士が、腐敗した法曹界の真実を問おうとする法廷ドラマ。この手のドラマはよくあるので、必ずそれと比較することになる。その中では、まあそこまで見入るほどのものではないだろう。
第52回アカデミー賞では主演男優賞と脚本賞の候補となっているので、1979年の公開当時としてはいい切込みだったかもしれない。それで言うと『カッコーの巣の上で』すら、他の溢れる名作と比較してしまい、価値が廃れてしまうきらいにある。だが、当時のそれはインパクト抜群だったはずだ。(こんな映画があるなんて!)