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『エクスポーズ 暗闇の迷宮』 レビュー(感想)と考察

『エクスポーズ 暗闇の迷宮』

 

この映画は識者にしか分からないが、私が今説明するから大丈夫だ。まず製作陣がほとんど無名で、キアヌリーブスと監督の間でトラブルがあったり、色々と裏に問題を抱える作品となっている。

 

が、そんなことは私には一切関係ない。世界での売り上げも最近の映画にしてはあり得ないほど低い2000万円レベルということも、私には一切関係ない。映画の売り上げは私に1円も入ってこないから、元々それはどうでもよかった話だ。

 

問題は映画の内容だ。映画の内容がよく、そこに教訓性が高ければ、鑑賞者は多少のお金を払ってそれを観ても『投資』になる。それ以外は『浪費』だ。我々鑑賞者は、映画を『投資』レベルに引き上げ、初めて供給者と『Win-Win』の関係を築ける。

 

これは動画配信サービスの評価が★2.5なのだが、それはただ『宗教、精神』についての理解の範囲が狭いだけだ。

 

 

最初は、オカルト的な方向なのかとなる。だが違うのだ。これは中々奥が深い。彼女が妙に信心深いっていうところに少し引っかかってはいた。メキシコとキリスト教の関係性をアルマスの勢いと共にアピールしたいのかとも疑った。

 

でも違ったのだ。それが『ヒント』だったのだ。

 

もしこれが『ジャンヌ・ダルク』とどう関連性があるかを説明できる人は、中々勉強している人だ。勉強というか、内省。人生を立ち止まって、深く深く熟慮した経験がある人だ。

 

電力王、松永安左エ門は言った。

 

裏事情や描写など枝葉末節だ。重要なのは根幹であり、登場人物と同じ心境になるまで潜って考えた時、その気持ちとシンクロした自分の心が、どう叫ぶかなのだ。

 

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