ポスター画像出典:『ヤフー映画』
ボクシングはやはり、私がプロでこそないが、ジムに2年通って、その後もロードワークを5年以上続けていたこともあり、本物の映像じゃなければあまり大きな感動は得られない。『ロッキー』ですべてを出し尽くしているのだ。『シンデレラマン』は実話だし、その他にも実話映画がたくさんあるからそれは見応えがあるが、実話でもない、本物でもない場合、やはり見る価値が少し下がるのが現実だ。
だが、そこはジェイクギレンホールという実力派である。『ナイトクローラー』を筆頭として、至る所でその狂気性を見せてきた彼が、この『メッキが通用しない』完全実力系のスポーツ映画で、どこまでプロ根性を見せられるか、というところが一つの見どころとなっている。