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『インベージョン』 レビュー(感想)と考察

『インベージョン』

 

 

途中まで『ニコールキッドマンのエイリアン・感染映画』というかなり軽い層の方向だと解釈してた。だが凄い。表層はそうだが、メッセージ性が凄い。啓蒙染みている。この作品一つだけでは確固たる証拠にはならないが、『じゃあ反論できるのか』となると誰一人反論できない。

 

恐らく表層が『よく見かける映画』だからほとんどの人はそこに分別するだろう。でも実際にはその他の感染、ゾンビ、エイリアン映画とはメッセージ性の重さが違う。

 

これは細胞学、心理学、脳科学、歴史、哲学、宗教と様々な本を読んだ人ほど強烈に刺さる。

 

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何しろ私は『このテーマ』で記事を書いていて、そしてそれは自分にとっての『最終結論』に近い膨大な知識と事実を積み重ねたものだった。

 

 

これと一致しているのだ。この90分の映画で出してる結論が。これは深い。表層に惑わされるな。

 

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※最後にネタバレの一言

 

見たくない人は見ない方がいい。この映画の最後に流れるこのコメントがこの映画のすべての肝である。

『争い無くなると、人間ではなくなる。』