『おやすみなさいを言いたくて』
ポスター画像出典:『Amazon』
かつて報道写真家として活躍した経験を持つノルウェーの映画監督E・ポッペが、自らの実体験をもとに製作した映画。ノルウェー、アイルランド、スウェーデンといった北欧映画だから、どこかニッチでB級かんも漂うが、展開される人間ドラマは世界共通で共感できる要素が多い。
とにかく実話ベースなのだから説得力がある。また、最も重要なのは彼女がそうまでして伝えたかった世界の現実があるということだ。この映画が少しでも人の関心を集められれば、それが最も望ましいことだろう。世界の平和を『本気で』祈り、その実現の為に『覚悟して』行動する人間を、人は、止めることはできない。