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『インターン・シップ』 レビュー(感想)と考察

『インターン・シップ』

 

オーウェン・ウィルソンの大ファンという人は、確かに映画ファンの中にはいるのだが、多くの枠の中ではそういない。大体が、ジョニー・デップ、トムクルーズ、ブラッドピット、リバーフェニックス、キアヌリーブス、ロバートダウニーJr.などなど、第一線で活躍していたり、美男美女が支持される場合が多い。

 

いつも口が半開きで、合っているのかどうかわからないロン毛を見ると、かつてのギャル男全盛期時代を思い出す。キムタク以外の大体が、『エセ・ロン毛イケメン』だったわけだが、彼からもどこかほんのり、そうした気配を覚えてしまう。

 

だが実は、彼の映画を観て(つまらない)と思った事はあまりなく、むしろ(面白い)と思う映画の方が多い。『エネミーライン』のようなシリアスな映画も面白いし、今回のようなコメディ作品も面白い。

 

何なら、みんなが評価を低くつけているようなハワイの映画でも、私は面白いと感じた。それは、彼に実力があるからとしか言いようがない。彼が主演を務める映画が多いのは、彼が隠れた実力派だからだろう。

 

調べてみると、映画の中では能天気なプレイボーイを演じることが多いが、実際には生真面目で誠実な性質であり、夜遊びに関しては、一般的なイメージに反してかなり否定的だという。そうした真面目な彼の性格が、作品の完成度の影響しているのだろう。セルゲイブリンが出てくる、と言って驚く人は、Googleに詳しい人である。

 

 

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