『エボリューション』
ポスター画像出典:『ヤフー映画』
インパクトのある『ゴーストバスターズ』のようなジャケットだから、内容はシリアスであっても、どこかおかしい。そういう映画である。しかし単純に、46億年分の進化を1ヶ月で成しとげる恐るべき成長力を持つ細胞生物が隕石からやってきた、というのはあり得なくもないシナリオなので、どこか妙な説得力もある。
『宇宙について知っておくべき100のこと: インフォグラフィックスで学ぶ楽しいサイエンス』にはこうある。
地球上のあらゆる生命は、宇宙から来たのかもしれない。地球上の最初の生物は、およそ36億年前に現れた。ちょうどそのころ、地球は小惑星からの『重爆撃』にさらされていたんだ。極限性微生物として知られる、ある種の生き物は、大気がない小惑星でも生き延びることができる。宇宙の至ところに生命が存在し、小惑星を通じて広がる、という理論をパンスペルミア説という。