『アメリカン・ドリーマー 理想の代償』
ポスター画像出典:『ヤフー映画』
赤字作品で、それもうなづける内容。だが、オスカーアイザックとジェシカチャスティンは二流映画ではない。シナリオに全体が飲まれてしまった映画である。
まず、実話じゃないところが大きすぎるネックだ。1981年だとかなんだとかいって、設定が細かいのに実話じゃない。もしこれが実話だったのなら見応えがあるのだが、実話じゃないのに攻めが中途半端だから(一体何を見ているんだ俺は)の感覚になる。まず、どんな人に見てもらいたくて、何を思ってもらいたいかがわからない映画はそういう着地になる。