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『アナライズ・ミー』 レビュー(感想)と考察

『アナライズ・ミー』

ポスター画像出典:『ヤフー映画

 

 

デニーロはマフィアの役が本当によく似合う。だがそれだけでは役が偏るわけだ。そこをビリークリスタルあたりのコメディスターが、デニーロが持つ元々面白い要素を存分に引き出してくれるわけだ。そのおかげでデニーロがずっと真面目な顔をしているだけで、常にどこか笑ってしまう空気が出来上がり、映画を最後まで軽快に楽しむことができる。

 

こういう映画は『世界規格』であり、何の教訓も得られないとして嫌がり、王道映画だけを観る人からすればB級にもなりがちなこの映画は、世界で200億円近い売り上げを上げていて莫大な利益をもたらしている。

 

続編の『アナライズ・ユー』は50億円程度に下がるが、それでもこれだけの売り上げを上げられる映画は数えるほどしかなく、大ヒット映画として数えられる作品となっている。