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『2012』 レビュー(感想)と考察

『2012』

ポスター画像出典:『Amazon

 

古代マヤ人が2012年の冬至ごろに訪れると予想した人類滅亡に関する幾つかの仮説を元に製作された。マヤ人のそれというのはノストラダムスのそれとはレベルが違い、説得力が高い。

 

例えば、『宇宙について知っておくべき100のこと: インフォグラフィックスで学ぶ楽しいサイエンス』にはこうある。

1000年以上前に中央アメリカに住んでいた古代マヤ人は、天文学の達人だった。彼らは、太陽や月、恒星や惑星の周期的な運動を、ほぼ99.9%以上の精度で予測することができたんだ。マヤ人は、地球の365日の周期のはじまりと、金星の584日の周期のはじまりとが、8年ごとに一致することを発見した。

 

このマニアックではない万人に分かりやすくイラストでまとめられた宇宙の本には、マヤ人についてこうある。『99.9%』以上の精度で天文のことについて把握していたという驚異の事実があるのだ。また、『ノアの箱舟』の考え方も考えさせられるものがある。人間は一度はこの状態をイメージしておく必要がある。『誰が乗り、誰が降りる』か。人類の歴史として極めて重要なシーンとなる。

 

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