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『1941』 レビュー(感想)と考察

『1941』

 

 

スピルバーグ作品で、(BTTF)の監督であるロバートゼメキスが脚本をしていて、三船敏郎というビッグネームを従えて作成したというのに、お粗末な内容となっている。だが、歴史としては事実が影響しているのでそれを違った形で考えられるのは面白い。私は実話と知らずして幻滅しながら観たが、実話ならまだ全然面白い。実話ベースだが。

 

当時、フランクリン・ルーズベルト大統領は真珠湾でアメリカ太平洋艦隊が壊滅した事により日本陸軍の西海岸上陸が時間の問題だと考えており、米軍でも真珠湾攻撃以降、西海岸への日本艦隊接近、爆撃、上陸といった誤報が相次いでいたという。そうしたアメリカ人の日本軍に対する恐怖がが引き起こした『ロサンゼルスの戦い』という奇妙な事件が引き起こされる。

 

コロナが蔓延した時も意味不明な噂は常にあったし、地震で虎が逃げた写真が出回るなどのデマゴギーも広がったが、いつの世も人は『得体の知れないもの』に対する恐怖は拭えないものである。

 

 

 

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