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『500ページの夢の束』 レビュー(感想)と考察

『500ページの夢の束』

ポスター画像出典:『ヤフー映画

 

大勢が共感できる内容ではなく、中には(何を見せられてるんだ)と思う人もいるだろうが、狭くてもぎゃくに、彼女のことがよく分かるという人は確実にいるだろう。サヴァン症候群もそうだが、自閉症というのはある特定のことだけ頭一つ秀でていて、その他のことができないケースが多い。だが実は天才というのは往々にして『一つのことに特化したスペシャリスト』が多く、だとしたら彼女たちのような人々を『病人』と扱うのは、妙な違和感がある。

 

また、彼女が『勇気を振り絞ってしたこと』をしっかりと表現しているあたり、天才子役として活躍したダコタ・ファニングの実力が光る。