ポスター画像出典:『ヤフー映画』
こういう映画だが意外と売り上げは高く世界で200億円近い興行収入を得ている作品である。普遍的なのだろう。世界どこでも男女の話は共通だから、ある人にとっては浅薄な印象があっても、浅瀬では子供すら遊べるというわけだ。
また、意外とシリアスを好む人であっても見応えはあると言っていい。よくいる男女と言えど、『されど人間』だ。よくいるからこそ『むしろこれが人間の実態なんだ』という現実を突き付けられる。
勉強を積むと、『男女差別があってはならない』という昨今の世界情勢とは違う次元で、『完全に区別されるべき存在』という事実が見えてくる。だからこそ人間はこれからも未来永劫、
『だから女は!』『なんで男ってそうなの?』
と言い続けるだろう。その差異ゆえにドラマは複雑になるが、だからこそそこに見応えが生まれるのである。