ポスター画像出典:『Amazon』
実話のスポーツ伝記映画。ガンを克服し、ツール・ド・フランスで7年連続総合優勝の偉業を達成したが、その後、長年にわたるドーピングが発覚し、自転車競技界から永久追放されたランス・アームストロング。
彼の栄光と転落の人生を、イギリスのサンデー・タイムズ記者デヴィッド・ウォルシュによるノンフィクションを原作に映画化したものである。悪役でよく見るベン・フォスターが主演だから、どこまでの完成度か疑いながら見るのだが、やはり実話ということもあって見応えが十分にある。
フィクションなら何をしても不思議ではないが、ノンフィクションなら麻薬を使うシーンが描かれるだけで鑑賞者の平常心は揺り動かされる。それくらいノンフィクションというのは別次元で人の注目をつかむのだ。