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『悪魔を憐れむ歌』 レビュー(感想)と考察

『悪魔を憐れむ歌』

ポスター画像出典:『ヤフー映画

 

 

オカルト的な話でもデンゼル・ワシントンの手にかかればこのリアリティと緊張感だ。まったく、彼の映画がいずれ見られなくなるというのは惜しいの一言である。だが今確認すると批評家の一致した見解は「基本設定は面白い。しかし残念ながら、古い素材の再利用に過ぎず、それほどスリリングではない。」ということ。私とは真逆の事を言っている。

 

いや違う。『元々そのレベルのシナリオなのに、デンゼル・ワシントンがレベルを引き上げた』のだ。私はそういう印象を得て、驚いた。だからこの作品を厳選された『観るべき映画』としてジャンル分けした。