ポスター画像出典:『Amazon』
壮大な人間ドラマと聞いて、『愛と』というタイトルがつくとかなり重苦しく構えてしまうし、『精霊』となるとオカルト嫌いな私は抵抗を覚える。この時点でこの映画の第一印象は悪かった。だが、メリルストリープの『愛と哀しみの果て』は面白かったし、なんだかんだいって彼女の作品は見応えのあるものばかりなので、忍耐強く見ていくことに。
やはり、超能力を持った女性役をメリルストリープが演じるのだが、それがどこまで自然に物語に溶け込むかが大きなカギとなる。そういう、少し冷めた目で見る私の目には、しかしなかなかどうして自然な人間ドラマが展開されていくのが映った。
そして最後には『面白かった映画』のしるしである蛍光ペンをメモに引いたのだった。