ポスター画像出典:『Amazon』
主人公は実在のギャンブラー、ナット・アレムをモデルにしていて、どこまでが実話かは分からないが、かなりリアルな話が出てくるから結構面白い。学費をオンラインカジノのアフィリエイトで稼ぐ主人公が、誰かのポカで紹介業をやめなければならなくなる。この辺りの展開は、Facebook創始者の話『ソーシャル・ネットワーク』を観てもわかるが、このくらいの『危うさ』はネットビジネスでは常にあることで、それがリアルだ。
また、アフィリエイトやオンラインカジノといったインターネットの『稼げるが妙にグレーに見えるビジネス』で、しかし確かに一握りの人間だけ大成功を収めている人間がいる。私もネットビジネスに携わってきたから遠い話でなく、こういう人生を生きた可能性もゼロではないので中々面白かった。ディカプリオが製作にいるのも面白いエンタメ的な展開に関係あるかもしれない。