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『モンタナの風に抱かれて』 レビュー(感想)と考察

『モンタナの風に抱かれて』

ポスター画像出典:『Amazon

 

 

豪華キャストの力もあるかもしれないが、wikipediaの詳細が短いのとは裏腹に、素晴らしい作品である。やはり、私が良いと思った映画を調べてみると、ロバートレッドフォードが監督をしていることが多いのだ。

 

  • 普通の人々
  • シビル・アクション
  • モーターサイクル・ダイアリーズ
  • 大いなる陰謀

 

と、彼の映画と知らずして観て、どれも同じように感慨を覚えた。彼の映画には共通点がある。それは『静かな熱意』だ。ヒーロー映画のようにエネルギーを簡単に外に放出するスッキリ映画も魅力の一つだが、彼が描く『人間』のように、内在するエネルギーのコントロールにもがきながら、それを最終的にどう放出していくかという葛藤ドラマも、非常に見応えがある。

 

私は不倫自体があまり好きではないので、こういう展開はツボだ。不倫は嫌いだが、結婚中に人に好意を覚えてしまうことなら共感できる。それが人間だからだ。結婚というのは、ただ人生で先に出逢った人と行ったものだから、後になってからもっといい出会いがあるのはうなづける。

 

 

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